ページビューの合計

2018年2月17日土曜日

神戸東灘区 岡本八幡神社

今回は前回にひきつづき神戸の神社シリーズで岡本八幡神社の紹介である。

稲荷神社から阪急岡本駅に戻る道すがら小路の角にひっそりと佇んでいた地蔵堂。堂の中には何体かの石のお地蔵様が祀られている。特別な日でもないのにお花が供えられていました。


岡本駅からすこし西にある天上川横のゆるやかな坂を登って15分くらいの所にある。地図は前々回の中野八幡宮の記事中にあります。神戸東灘区 中野八幡宮

天上川の側、こんもりとした小さな森の中にある。

社碑の代わりに岡本八幡神社と書かれた大きな標識が立っている。


石鳥居 ずんぐりむっくりの鳥居だが脚の部分が修復され、元々あった部分と接合されたようである。


由緒舎 木々のなかに埋まりつつある。

境内へとつづく参道(石段)

ここで兵庫県神社庁などの記事を参考にして当神社の基礎情報を記載する。


ご祭神:

応神天皇 



神功皇后



由緒:

当神社の創祀年月を知るべき資料はない。

源頼朝が鎌倉に幕府を開いた頃に、岡本は村としての姿を整えたようで、源家の勢にあやかろうと、源氏の氏神八幡神を村の高台に祀ったものと推測される。 (伝承の類)

当神社の地名の旧字は八幡林であった。社地の東を流れる川の谷は八幡谷と呼ばれている。
八幡神を祀った故のことかもしれない。


神社の西側は、斜面すべて梅林で寛政10年(1798)刊行された『摂津名所図会』には茶店あり床几あり、実に多数の人々が梅見を楽しんでいるようすが描かれている。

今年の摂津本山梅まつりは2月25日(日)です。ポスターを撮影してきました。取材にいく予定です。



それでは境内の参拝をはじめる。

石段を登り切ったところにある常夜燈


手水舎  水差しの竹は本物で神水も流れていました。使わせて頂き手を清めさせてもらいました。


常夜燈  ぼってりとした感じで年代を感じさせます。現在も現役のようです。

拝殿  小さいですが朱塗り青銅葺の立派な佇まいです。RC製と思えるが全く気にならない。

冷え込んできて雪が降り出しました。雪中の参拝です。


社殿左側面



右側面



神額  金字楷書でくっきりと 八幡神社 とある。


心ばかりのお賽銭(通常10円)を入れ、鈴をならし二礼二拍一礼をして家内安全を願ったのでした。いつもしていることだけどね。

神額の奥には  の金字が掲げられている。八幡神社のトレードマークらしいが見たのは恐らく(健忘症でよく忘れる)初めてです。

狛犬二基 吽形像親子獅子である。子獅子母獅子に寄り添っていて、子を守る母の愛情が感じられる。


阿形像  凛々しく蹴鞠を手にして神社を護っている。


絵馬舎  何とこの社の絵馬おしゃもじなのであった。竈神に由来する厄払いのおしゃもじでした。


社殿後方 社殿境内より一段と高い所にあり周辺に礫大の石が敷かれている。


本殿屋根

常夜燈お百度石  常夜燈には神使と菊の浮き彫りがある。



知恵百度柱 この柱を百度お参りしてなでてやると智慧が増進します。私には無駄である。



境内の佇まい

雪は止んだようです。 これでおしまい。




0 件のコメント:

コメントを投稿