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2017年10月15日日曜日

伊豆 修善寺温泉散策 II

ひきつづき伊豆修善寺温泉散策の後篇である。指月殿を参拝してからさらに歩を進め竹林の小径へと向かった。

石畳の散策路を歩く日傘をさした着物姿の三女性。 様になっていますね。


この散策路の両脇には蕎麦屋、ラーメン店、茶店などが並んでいる。全て昔ながらの店舗である。


竹林らしきものが見えない。どうやら行き過ぎたようで、もと来た道に引き返すとすぐに竹林の小径への脇道が見つかった。

竹林の小径

桂川に沿う遊歩道の左右に竹林があり手入れされた見事な竹が立ち並んでいる。


竹並木  夜間には灯りが入る。

遊歩道の先には竹製の円形ベンチがあり、周辺の竹を観賞したり空の雲を眺めたりできる。

暫しの休憩の後、小径を戻り


桂橋に着く。 腰痛の割には元気そうな爺さんがいる。


桂川沿いの新井旅館  木造で国の登録文化財の宿です。 修善寺にはその他500年以上の歴史をもつ老舗旅館もある。



桂川旅情

光線の具合で白っぽく写っているが、実際は目に鮮やかな木々の緑と桂川の澄んだ水流そして桂橋の赤で絵になる風景である。


この先を少し進むとポケットパークがある。そこにあるお休み処で地元グルメのワサビアイスを購入。 これである。 ワサビの風味がイケル。


河原湯 足湯であるがその昔は共同浴場として親しまれていた。

独鈷(とっこ)の湯


桂川で病父を洗う少年に心を打たれた弘法大師が独鈷で川の石を打ち霊湯を湧き出させたたと伝えられている。 温泉療法を少年に伝授したのである。


その石碑と化した独鈷  

筥湯(はこゆ)



以下 伊豆市観光協会の広報ページからの引用。

『筥湯』とはその昔、鎌倉幕府二代将軍源頼家が入浴していたという伝説の温泉です。

前回引用したように、頼家はこの筥湯に入浴中暗殺された。

伊豆最古の温泉場として栄えてきた修善寺には、かつて河原沿いに7つの外湯があり、それぞれが浴客で賑わっていました。しかし昭和20年代には『独鈷(とっこ)の湯』だけとなり、往時を偲ばせるのみとなってしまいました。
そこで再びお客さんに外湯めぐりをしてもらい、大いに温泉を楽しんでいただこうと、高さ12mの仰空楼(望楼)を併設する外湯『筥湯(はこゆ)』がオープンしました。


新しい湯屋である。入湯料は350円で温泉にしては格安である。時間の関係で入浴はできず。

仰空楼(ぎょうくうろう)と筥湯入り口


仰空楼(ぎょうくうろう) は修善寺の温泉場が見渡せる展望台である。これも登らずじまいであった。

駆け足であったがこれで伊豆観光は終了し、最後の観光地である三嶋大社へと向かった。これでおしまい。

2015年7月25日土曜日

鳴門香川訪問記 II   白鳥温泉

白鳥温泉(しろとりおんせん)に着いたのは、午後8時半近くであった。温泉は9時に閉まるので、実質30分位しかない。それで慌てて、大浴場に向かったのである。

ここで、恒例のSuper Sentoならぬ、温泉シリーズの始まり。

大浴場は、普通の銭湯の広さ。神戸六甲の温泉銭湯と変わりはない。 神戸六甲の灘温泉
しかし、施設は格段に落ちる。

脱衣場



浴槽は2つあって、1つは本物の温泉(単純硫黄冷鉱泉)で沸かしている。この浴槽である。ヌルとした感触である。ツルぬるの湯と呼ばれているそうだ。



もう一つは、より小さ目の泡風呂である。こちらは温泉でなく白湯である。



それと3人入れば一杯になる小さなサウナ、一人しか入れない冷水槽がある。

ここで、施設データ:

所在地   香川県東かがわ市入野山465

TEL     0879-27-2236
FAX      0879-27-2302
営業時間    10:00~21:00
定休           無休(施設点検のため休館する場合あり)
駐車           約100台
ご利用料金
●入浴料 / 大人(中学生以上70歳未満)400円、シルバー(70歳以上)200円、小人(3歳以上)200円、、身障者200
 
温泉データ      源泉名 / 白鳥町福祉センター温泉  泉質 / 単純硫黄冷鉱泉

実のところ、Super Sento 馴れしている私にとっては、この温泉は不満であった。源泉かけ流しがない上に、温泉槽が1つだけですもんね。何より露天風呂がない。

ということだが、私が入った時は5,6人いた。宿泊客らしき人はいなくて、全て地元の人であった。

私より年上の方ばかりであったが、後で若い小柄な外国人が1人入ってきた。この方はここで働いている人らしく、地元の小父さんと会話をしていた。小父さんは給料のことを、英語でボーナスと思っていたらしく、しきりにボーナス出たかと聞いていた。また親切にも、おせっかいかもしれんが、色々とその外人の世話を焼いていた。その外人は上手でない日本語で対応しておりました。国際親善の1つですね。

この小父さんは、小柄で痩せているが、実にきびきびと活動的なのだ。髪の毛は真っ黒だが、顔はしわが深く刻まれている。風呂上がりに一緒にいた別の小父さんに聞くと73歳だという。


別人ですが、この方(甲田光雄医学博士)のような感じでした。髪の毛はもっとフサフサでした。
 
甲田 光雄(こうだ みつお)

1924年(大正13年)8月1日 - 2008年(平成20年)8月12日)は、日本の医師、医学博士。元日本綜合医学会会長。甲田医院院長。 (by Wikipedia)

70過ぎたら毎日身体を動かさんとあかんと大声で言っておりました。元気自慢ですね。職種は分からんが、現役で毎日働いているのだろう。本来人間は、そのように生きないといけないのでしょうね。私は不自然な生き方をしているのを再確認した次第。ハゲとデブがいや増しているしね。

頭も身体もゴシゴシ洗い、身も心も美しくなったはずだが、心の方はどうやら不十分であったようである。私は取り立てて悪い事はしていないが、無意味な事しかしていない。愚かな自分を自覚してチクチクと良心が痛むのだ。

その小父さんは、140円のアイスクリームを買い、実に美味そうに食べておりました。心に疚しいことなど、何1つもなく生きている。一方私は200円の発泡酒を買って、いじけて飲むのであった。

そして、部屋に帰り10時には寝てしまった。

この旅館のパンフ。 鄙びた温泉宿と言っても差し支えないと思う。


キャッチコピー

春は桜 夏は蛍 秋には紅葉 冬は雪景色 と
識折々の景色が皆様をお迎えします

確かにお花見の時期は綺麗かもしれないね。今の時期は青葉である。蛍はいない。


湯 食 泊 の写真だが、実情よりも綺麗に写されている。ぼたん鍋が写っている。綺麗に並べられてあり、美味そうですね。(昔食べたことがあるが、その時は大して美味しくないと思った。)

ホームページの写真

白鳥温泉は、黒川温泉郷の1つである。熊本にも黒川温泉郷があるが、別物。


温泉説明:

香川黒川温泉と白鳥温泉は渓流黒川を挟んで立地している。
黒川温泉(一軒宿)の「元湯黒川温泉」(温泉旅館)は創業明治17年の歴史を誇るが、白鳥温泉は黒川温泉の源泉エリアで新たにボーリングした源泉より引湯して約20年前に開業した公共(現市営)の温泉入浴施設です。従って泉質はほとんど変わらない。      

と書かれていたが、調べて見ると現在は株式会社創裕の経営になっているらしい。元の白鳥温泉のホームページは閉鎖されているも同然。 白鳥温泉 
経営が難しいのでしょうね。私が確認した限りでは、従業員は3名のみ。

ここが私の泊まった部屋。6畳一間で、室内にトイレ、洗面場は無し。おまけにTVは写らない。布団は自分でひかねばならぬ。部屋自体は綺麗である。 学生時代の合宿を思いさせる。


部屋から外の眺め。部屋の前に川が流れている。向かいに見えるのは旅館。


 
朝風呂は、6時半から8時半まで。宿泊者のみで、当然入りました。今度は若い人と2人だけ。

その後、7時半に朝食を取る。 これだが、決まりきっている定番メニューである。
 


旅館内見学。 宴会場があって、地元の方は無料で利用できる。


その壁には、黒川慕情の歌詞が掛けられていた。 黒川温泉郷を歌った歌謡曲だが、全然知らん曲です。


二、  ・・・・・
    ねえ あなた・・・・
    雨にぬれてた あのあじさいの 
    色は変われど 心は変わらない
    ・・・・・

陳腐だが、失恋のときは身にしみるのでしょう。

またこのような日本画も掲げられている。 作者は、春峰とあるが定かではない。



1890年に造られた置時計で、全国に3台しかないそうである。


 
しばらくすると、幸いな事に雨があがってきた。ならば、朝食も済ませたので、朝の散歩である。

白鳥温泉の標識というかお庭。

 

本館

別館  私の部屋はこちらにあった。

四国のみち 阿讃山麓のへんろみちコースの案内板。讃岐路ですね。


白鳥温泉横を流れる黒川。


対岸にある旅館。その奥に見えるのは、定かではないが翼山らしい。 



樫の木湯

昔、傷ついた猿が、川原でこの湯につかって、傷をいやしているのを見て、この湯の効能が高い事を知ったといわれています。
だから、四国をまわるお遍路さんに、善根宿をする家では、この冷泉をニナイでかついで来て、風呂を立ててもてなしたたということです。
黒川温泉、白鳥温泉などは、この樫の木湯から発展したもので、リューマチ。冷え性、皮膚病など、万病に効くとされています。
 
 山中の温泉では、しばしばある伝説だね。猿でなければ鹿とかね。
 
 
この川原でないかとされている。
 

石碑  原典を探したが見当たらず。 


黒川温泉郷まち作り事業が行われ、白鳥温泉と黒川の周辺が整備されている。


 
 温泉橋の下が整備され、歩道になっている。この黒川を蛍が飛び交う。

 
その整備された様子
 

 

 

黒川の上流に向かって歩く。歩道脇の時期の過ぎた色の変わったアジサイの花。

 
芝生広場

このような舗装された道がつづき、テニスコートやゲートボール場に至る。


 
 駐車場近くに、このような祠があった。しゃもじの上に小石を乗せてある。おまじないなのかね。

 
かくして、朝の散歩も終了したのである。チェックアウトを済ませ、後はFさんの到来を待つばかりである。
 
鳴門香川訪問記 III につづく。