9月16~18日の四国松山、尾道、福山の旅行で、えひめ とべ動物園 を見学した。
ワイフは、20歳代のころから動物園フリークで全国の動物園の過半数を制覇している。
私は、その趣味に付き合っているだけだが、それでも相当数の動物園を訪問している。
海外も、カナダ、マレーシア、カナリー島、チェコ等の動物園を訪れている。
それらの訪問記もいづれ書きたいと思っているが、今回はこのとべ動物園の見学記である。
例によって、Wikipedia により、愛知県立とべ動物園の解説。
愛媛県立とべ動物園
愛媛県立とべ動物園 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 総合運動公園とべ動物園 |
前身 | 愛媛県立道後動物園 |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 愛媛県 |
管理運営 | 公益財団法人愛媛県動物園協会(指定管理者) |
開園 | 1988年 |
所在地 | 〒791-2117愛媛県伊予郡砥部町上原町240 |
愛媛県立とべ動物園(えひめけんりつとべどうぶつえん)
愛媛県伊予郡砥部町にある愛媛県立の動物園。愛媛県総合運動公園内に位置している。
動物園の沿革を調べると、とべ動物園公式ホームページ に、
とべ動物園の前身は、昭和28年に設立された道後動物園です。
より多くの動物がより自然生態に適した環境の中で生活できるようにと、昭和63年4月、静かな丘陵地の県総合運動公園内に移転し、とべ動物園が誕生しました。
とあった。 そうなのだ。昔、道後温泉にあった動物園が引っ越して新しくできた動物園だったのだ。
動物園正門に至る道筋の斜面に とべZOO と植木を刈り込んであった。
動物園の入場パンフです。 表紙です。2枚の画像に分けている。
裏面が、園内の案内図になっている。
入場料は、消費税率アップにより、2014年4月1日より
大人(個人):460円、大人(団体):370円、大型車の駐車料金:780円へと変更されている。
新たな試みとして、 夜の動物園 というのがある。 面白そうなので、特記する。
今年もまた、夜の動物園が開催されます。
8月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土)、30日(土)の5日間と、10月4日(土)、18日(土)、25日(土)の3日間、計8日間の予定です。
園内は動物が見えるような照明と幻想的なイルミネーションを設置しています。
昼間とは違う動物の動きも見えると思います。
入口にパンフレットがありますから、時間を調整していろいろなイベントに参加してくださいね。
レストラン、売店、遊園地も営業しますのでご利用ください。
さて、これが愛媛県総合運動公園の案内図である。
この動物園の通路には、動物の足跡を模したアルミ板を道路に埋め込んで、その歩く様子を描いている。 例えばこれは、インドゾウである。
この日、動物園は一部改装工事中であった。 これが正門。
正門を入ると、こんな景色が広がる。
これが、園内の案内図である。モデルコースが色別に描かれている。
園内は、大きくストリート別に分かれている。
ストリート別
- スネークハウス
- ウォーターストリート
- アメリカストリート
- アフリカストリート
- ゾウストリート
- モンキータウン
- オーストラリアストリート
- アジアストリート
- リトルワールド
- ベアストリート
動物園の公式ページにおいて、各ストリートをクリックすると、そのストリートにいる動物の写真が出てくる。
この とべ動物園公式ホームページ は、実に優れものである。 というより、この動物園自体のもつコンセプトが秀逸である。 同類の動物を1か所に集めるのではなく、地域が動物自体で分類して見せようという発想である。 例えば、ウォーターストリート をクリックすると、このような画像つきのリストが現れる。
「ウォーターストリート」の一覧です。
- アイガモ
- オウサマペンギン
- オオヅル
- カナダガン
- カルガモ
- キューバフラミンゴ
- コガタフラミンゴ
- ゴイサギ
- シュバシコウ
- ショウジョウトキ
- チリーフラミンゴ
- フンボルトペンギン
- ヨーロッパフラミンゴ
さらには、それぞれの動物をクリックすると、その詳しい説明が出てくるのだ。
まさしく、バーチャル動物辞典である。 素晴らしい!
例えば、これはヨーロッパフラミンゴだが、
ここをクリックすると、つぎのような説明がでてくる。
ヨーロッパフラミンゴ
ウォーターストリート
- 分類
- フラミンゴ目(フラミンゴのなかま)
フラミンゴ科
- 英名
- Greater Flamingo
- 学名
- Phoenicopterus ruber roseus
という訳である。 動物愛好家は、ぜひこの とべ動物園公式ホームページ で好きな動物を勉強してください。
私としては、動物の生態写真を撮るのが楽しいと言う事で、ランダムに撮りたい動物を撮るのであった。
フンボルトペンギン
ウォーターストリート
- 分類
- ペンギン目(ペンギンのなかま)
ペンギン科
- 英名
- Humboldt Penguin
- 学名
- Spheniscus humboldti
・アメリカストリートのラマ
ラマ
アメリカストリート
- 分類
- 偶蹄目(ウシのなかま)
ラクダ科
- 英名
- Lama
- 学名
- Lama glama
生息地はアンデス高地の標高2300~4000mの草原ややぶ地です。
アンデスの住民生活の大切な家畜で肉や皮を利用するのはもちろん、険しい山道での荷物の運搬用としても欠かせない存在です。
・アメリカストリートのアメリカバク
アメリカバク
アメリカストリート
- 分類
- 奇蹄目(ウマのなかま)
バク科
- 英名
- South American(Brazillian)Tapir
- 学名
- Tapirus terrestris
泳ぎはうまく、潜ることもできます。体長は180センチから250センチ、尾長5センチから10センチ、体重225キロから300キロです。
南アメリカに分布し水場の近い林や草原で生息しています。
面白いが、こんなことをして遊んでいるとキリがない。 以下私の好みの動物のみピックアップする。
・アメリカストリートのオオサイチョウ
オオサイチョウ
アメリカストリート
- 分類
- ブッポウソウ目(オオサイチョウのなかま)
サイチョウ科
- 英名
- Great Indian Hornbill
- 学名
- Buceros bicornis
繁殖の大きな特徴としてメスが樹洞の巣穴に閉じこもり巣の入口を土や糞で塗り固め、クチバシが通るだけのすきまからオスの給餌を受けてヒナを育てます。
・アメリカストリートのジャガー
ジャガー
アメリカストリート
- 分類
- 食肉目(クマやネコやイタチのなかま)
ネコ科
- 英名
- Jaguar
- 学名
- Panthera onca
森林の水辺や沼沢地を好んで棲んでいますが、サバンナや荒地にも現れ、木登りや泳ぎが上手です。
体長は112~185cm、尾長は45~75cm、体重は45~100kgあります。繁殖期は決まっておらず、メスは93日から110日の妊娠期間を経て1仔から4仔を出産します。
ちょっと一休みで、クマの形をした石像。
ライオン舎です。立派な所に住ませてもらっている。
・アフリカストリート、サイ・カバ舎のカバ。
人気ものですね。
アフリカストリート
- 分類
- 偶蹄目(ウシのなかま)
カバ科
- 英名
- Hippopotamus
- 学名
- Hippopotamus amphibius
・アフリカストリート、サイ・カバ舎のクロサイ。
クロサイ
アフリカストリート
- 分類
- 奇蹄目(ウマのなかま)
サイ科
- 英名
- Black Rhinoceros
- 学名
- Diceros bicornis
成獣では体重が1.2トンから1.8トンほどになり、寿命は、野生では40年前後と言われています。サイは視力が弱く、30mも離れると物の識別ができないといわれ、その代わりに聴覚と嗅覚がよく発達しています。クロサイの口の先端はシロサイと異なり尖った形をしていて、上くちびるの先は自由に動かすことができ、木の枝や葉などを食べるのに適した形をしています。基本的には単独生活を送っていますが、一時的にしばしば小さな群をつくることもあり、特にメスと若者ではその傾向が強いようです。
このような、墓標があった。この動物園で亡くなった動物も沢山いたのであろう。
ゾウ舎の写真。
・アフリカストリートのサーバルキャット
サーバルキャット
アフリカストリート
- 分類
- 食肉目(クマやネコやイタチのなかま)
ネコ科
- 英名
- Serval
- 学名
- Felis serval
顔は小さく、耳は先が丸くてかなり大きく、左右の耳の間はかなり狭くなっています。耳の先の後ろ側が黒いのも特徴の一つで、スリムで四肢の長さも長く、さっそうとした感じがするネコです。
また、サーバルキャットには、頬や額に小さな黒い班が見られ、全身にはっきりとした黒い斑点があり、尾は短いネコ科の中でも美しい動物です。
サーバルキャットは背の高い草木のある草原や、川辺近くの葦の茂み、草むらなどを好んで生息していて、主に夜間に活動します。しかし、朝夕の日差しが強くないときには、昼間もよく活動します。
一見大人しそうにも見えますが、性質は荒く時にはイヌも倒してしまうくらいです。
一般に決まった繁殖期はなく、妊娠期間10~11週程で、1産で2頭~3頭を出産します。生まれたばかりの子どもは体重250g程で、3~5ヵ月程の授乳期間で、育児は雌が行い、雄は1年程で独立するが、雌はその後もしばらくは母親の元に留まる事も有ります。
サーバルキャットは、他の多くのネコ科の動物と同様、普段は単独で生活します。
全然説明の簡略なぞ、行ってないではないか! すまぬ。ついつい面白くてコピペしながら読んでしまうのだ。
タイガーヒル、トラ舎のトラである。
王者の品格がある。
・オーストラリアストリートのパプアヒクイドリ
パプアヒクイドリ
オーストラリアストリート
- 分類
- ヒクイドリ目(ヒクイドリのなかま)
ヒクイドリ科
- 英名
- Northern Cassowary
- 学名
- Casuarius unappendiculatus
・オーストラリアストリートのワラビー
サル舎改築のため、ボンネットモンキーがこんな狭い檻のなかにとじ込められていた。
かわいそうに、でもしばらくの我慢だよ。
オランウータン舎も改装中で、オラン君はおらんなんだ。
新しいサル舎で、二ホンザルが優雅に遊んでいた。
・アジアストリートのマレーバク
マレーバク
アジアストリート
- 分類
- 奇蹄目(ウマのなかま)
バク科
- 英名
- Malayan Tapir
- 学名
- Tapirus indicus
・リトルワールドのレッサーパンダ これもこの動物園の人気者。
レッサーパンダ
リトルワールド
- 分類
- 食肉目(クマやネコやイタチのなかま)
アライグマ科
- 英名
- Lesser Panda
- 学名
- Ailurus fulgens styani
動画つきですぞ。
レッサーパンダの赤ちゃん
スネークハウスに入ったのである。
内部は、このように仕切られており、色んな種類のヘビやカメ、トカゲ、イグアナなどがいた。
「スネークハウス」の一覧。
- アオダイショウ
- アフリカニシキヘビ
- アミメニシキヘビ
- アルダブラゾウガメ
- イリエワニ
- インドホシガメ
- エロンガータリクガメ
- オオコノハズク
- カミツキガメ
- キアシガメ
- ギリシャリクガメ
- クサガメ
- グリーンイグアナ
- ケヅメリクガメ
- シマヘビ
- ショウガラゴ
- ジムグリ
- ジャワハコガメ
- スッポン
- セマルハコガメ
- ニホンイシガメ
- ニホンカナヘビ
- ニホントカゲ
- ヒイロニシキヘビ
- ビルマニシキヘビ
- フクロウ
- ボアコンストリクター
- ボールニシキヘビ
- マタマタ
- マレーガビアル
- マレーハコガメ
- ミシシッピーアカミミガメ
- ミシシッピーワニ
- ムササビ
- メガネカイマン
これで、一応全てのストリートと動物関連施設を見学した。 また、この動物園には、こども動物センター、ふれあい広場があり、子供たちと動物とがじかに触れ合って遊べるようになっている。
規模は小さいが、優れものの動物園である。
園外の景色である。風光明媚な場所に、この動物園は作られている。
これで、今回の動物園シリーズはおしまい。
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