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2014年10月16日木曜日

観音寺市 銭形砂絵


急遽、日帰りドライブ旅行に行くことになった。 下の息子が連れて行ってくれるとの事。 一昨日、10月14日のことであった。 台風(18号)一過の快晴(うそ、曇天)日よりであった。 勿論ワイフの差し金である。 母親との朝食後、夕食分を朝に差し入れてから、大急ぎで用意をして自宅を出発。 私は、置いていかれるのは嫌だし、ドライブは好きなので、一緒に連れて行ってもらう。 おまけみたいなものであるが、有難いことである。 

行先は、淡路ー香川方面ということで、行先は決まっていなかった。高速をビャーと走るのは、楽しい。 ということで、その旅行記である。 

車中、観音寺市 銭形砂絵 を見に行こうと提案したら、あっさり認められてしまった。 
以前 サンドアート II で紹介したが、是非行って見たかったのである。 理由は、「お金に不自由しない」 ためである。 (注:観音寺市であって、観音寺ではない。)

神戸観音寺市 間を、神戸淡路鳴門自動車道高松自動車道を通って往復、というコースを取った。 地図上の赤線のコースです。


明石大橋の写真はパスして、鳴門大橋からの眺めである。 鳴門観潮である。 車中から見えるほどの大きな渦が巻いていた。


 
途中停車した、津田の松原SAである。


ここの、土産物コーナーは充実している。 何と、 豆菓子で有名な豆吉本舗が入っていたのである。 色んな豆菓子が置いてある。


我々は、 わさびグリン豆&そら豆 を購入。 390円でちと高いが、豆菓子としてはすこぶる付きで美味である。


店内には、ご当地ゆるキャラ うどん脳 のでかぐるみが置いてあった。3000円である。勿論買わない。
 
香川県といえば、恋するうどん県である。
 
笑います。 
 
うどんがゆるキャラになるのは、当然のことである。
 

饂飩が大好きで、饂飩ばかり食べてたらある朝、目覚めると「うどん脳」になってたツル!
 
府中湖PAである。 ここからは、府中湖はみえない。
高い塔に登ると見えるのだろうが、生憎閉鎖中である。
  

 
西イチグルメという立て旗が見えるであろうか?
現在このような、イベントが西日本の各PA、SAで行われている。
 

なんと、驚くことはないが、この府中湖PAの 瀬戸のたこたこ丼がエントリー一番なんである。食べたかったが、予定が 讃岐うどん なので、涙を飲んでパスした。

 
 
ちなみに、府中湖はこれである。
府中湖
 
さぬき豊中で高速高松道を下車。観音寺市に向かう。 
 
その途中の名も知れぬ(知らぬだけ) うどん屋 である。
 

そこで、ばら寿司、かけうどん、中華風かけうどん(冷麺風)を注文。



 
見た目はそこそこだが、これら3品とも、実にうまかったのである。しかも安い。
量が多くて、小サイズが通常のサイズと思ってよい。満腹。
 
ここが、観音寺および神恵院の山門である。
両寺院とも、同じ場所にあるので区別がつきにくいのである。
 
念のために書くと、 四国八十八ケ所霊場のうち 

68番 神恵院(じんねいん)   69番 観音寺(かんのんじ)

である。
 


山門の仁王様を写真に撮ってみた。



石段を上ると
 

境内にでる。 順番は、逆だが 観音寺から紹介。 Wikipedia より引用。


観音寺(かんおんじ)

香川県観音寺市にある真言宗大覚寺派の寺院。四国八十八箇所霊場の第六十九番札所。山号は七宝山。六十八番札所神恵院(じんねいん)と同じ境内にある。 

観音寺
Shippozan Kanonji 04.JPG
本堂(国の重要文化財)
所在地香川県観音寺市八幡町一丁目2番7号
位置北緯34度8分4.2秒東経133度38分51.1秒座標: 北緯34度8分4.2秒 東経133度38分51.1秒
山号七宝山
宗派真言宗大覚寺派
本尊聖観音
創建年(伝)大宝3年(703年)
開基(伝)日証上人
正式名七宝山 観音寺
札所等四国八十八箇所69番
文化財本堂、木造涅槃仏像ほか(国の重要文化財)
木造大日如来坐像(伝・聖観音)・薬師如来坐像・釈迦如来坐像・絹本著色両界曼荼羅図(県文化財)

これは、観音寺の本堂である。 国の重要文化財。



観音寺の大師堂

同じく邪魔なジジイの写っていない大師堂。 家内安全を願いお賽銭をあげた。



石段をのぼると


そこには、鐘つき堂がある。 ともすれば鐘をつきたくなる息子がいる。

 

その鐘のアップ。

この鐘楼は、どちらの寺院の所有かはちとわからん。 境内のクスノキ。 根元のコブがすごい。

 


 
ここで、神恵院(じんねいん)の説明。 同じく Wiki よりの引用。

神恵院(じんねいん)

香川県観音寺市にある真言宗大覚寺派の寺院。四国八十八箇所霊場の第六十八番札所。
   
神恵院
Jinnein 02.JPG
本堂
所在地香川県観音寺市八幡町一丁目2番7号
位置北緯34度8分2.35秒東経133度38分50.4秒 座標: 北緯34度8分2.35秒 東経133度38分50.4秒
山号琴弾山
宗派真言宗大覚寺派
本尊阿弥陀如来
創建年大宝3年(703年)
開基日証上人
正式名琴弾山 神恵院
札所等四国八十八箇所68番

同じ敷地内に観音寺神恵院があり、なぜこのようなややこしいことになったかというと、次の理由である。
 
空海(弘法大師)が阿弥陀如来を描き本尊として安置し、琴弾山神恵院(じんねいん)として第68番札所に定めた。
以来明治初期までは神宮寺として琴弾八幡宮第68番札所であった。しかし明治政府による神仏分離令により琴弾八幡宮琴弾神社神恵院とに分離されることになり、神恵院は麓にある観音寺境内に移され、阿弥陀如来図も移転に伴い観音寺境内の西金堂に移された。

もともとは、琴弾八幡宮であり、分離された神恵院観音寺境内に移されたのである。 観音寺は、母屋を乗っ取られたおかげで、西国六十九番霊場に昇格したわけである。

そうすると気になるのは、琴弾八幡宮である。 ここである。 Wikipedia より引用。

琴弾八幡宮
Kotohiki-hachiman haiden.jpeg
所在地香川県観音寺市八幡町一丁目1番1号
位置北緯34度7分58.73秒
東経133度38分47.69秒
座標: 北緯34度7分58.73秒 東経133度38分47.69秒
主祭神応神天皇
神功皇后
玉依姫命
社格県社
創建大宝3年(703年)
本殿の様式入母屋造
札所等新四国曼荼羅霊場23番
さぬき十五社14番
旧 四国八十八箇所68番
例祭10月第3土日曜日
我々は、そんな経緯はつゆ知らず、車で琴弾八幡宮を素通りしてしまったのである。
残念なことであった。

さて、こちらが神恵院の大師堂である。 変な話だが、十王堂の右半分である。

 
Wiki によると、神恵院大師堂は台風で失われたので、十王堂の右半分が大師堂になっている
 
神恵院本堂は、なんと鉄筋コンクリート製である。びっくりである。 これが入り口。
 

本堂。 若い女性の巡礼者が、般若波羅蜜多心経 を唱えておりました。


 
やはり、コンクリ製の薬師堂である。
 

観音寺の庭園の眺めです。

 
霊場見学を終わって、目的の 銭形砂絵 である。 寺院の裏手から、琴弾(ことひき)公園の山頂まで歩いて登ると、展望台がある。 ここから巨大な寛永通宝がみえる。

前も引用したが、Wikipedia によると

銭形砂絵(ぜにがたすなえ)

香川県観音寺市にある寛永通宝を模した巨大な砂絵である。
縦122メートル、横90メートル、周囲345メートルの楕円形をしており、琴弾公園山頂の展望台からみると真円に見える。

である。 これである。


向かいに見えるは、伊吹島である。 讃岐うどんのだし汁につかう伊吹いりこで有名である。


 
砂絵の中には入れない。 Vertial でなく、実際に見てきたという証拠写真である。


これで、私は 「(銭形を見たものは)お金に不自由しない」 のである。 よかった。
 
ここで、ご当地観音寺市のゆるキャラ 銭形くんを紹介する。 こいつです。
着ぐるみ


ということである。 寺院には、沢山の巡礼者がお参りしておりました。


是非見ておきたいと思っていた、銭形平治に因む 世界のコイン館 は休館日でした。
というか、休日しか開けないってどういうことだ? 答は、おそらく人手不足。


以前は、月曜休館日であったようだ。 観音寺市観光協会のパンフをゲットした。 それによると、このような展示がなされているらしい。



 
私も外国コインは沢山所有しているので、薀蓄話を書きたかったがつぎの機会にまわす。

伊吹島のガイドパンフ。



伊吹島に行きたかったが、便数が少なく、さらには海上タクシーを呼ぶのも面倒ということでパス。海も荒れていたし、賢明な選択かもしれんと納得する。

かわりに、久々の Super Sento である。 湯屋 琴弾廻廊 である。
この記事は、廻廊だけに次回に廻そう。

 
この湯屋で、身も心も美しくなって帰途につくのである。
 
1時間半ほど高松道を走り、淡路島に入る。ここは、鳴門大橋。
 

南淡路ウインドファームが山頂に見える。


以下高速からの眺め。夕日が美しい。



 
それで、夕食を取るため南淡路PAで高速を降りる。 
ワイフがかねてから行きたがっていた、ピザ屋石窯ピザ丸で焼き立てピザを食べるためである。
 

ここでのグルメ記事も次回にまわす。

美味しくピザを食ったのち、再び高速にはいり一路神戸へとむかう。
岩屋の淡路SAでの観覧車です。 


夜の明石大橋。

 


 
 トンネルを抜ければ、神戸である。

かくして、9時前には自宅に帰りつく事ができた。息子は勿論だが、私もいささか疲れた。
 
ということで、今回はおしまい。ごきげんよう。
 
 

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