湯屋 琴弾廻廊

実に久々の　Super Sento シリーズである。　調べたところ、　6月28日の記事　有馬街道温泉　スズランの湯　以来である。

ドライブ旅行中に見つけた　Super Sento　なので、飛び込みのようなものである。　きちんと調べていたわけではない。　なかなか立派な施設ではあったが、観光客対象ではなく地元民対象という感じであった。　実際入浴者は、殆どが地元民であったと思われる（この日は）。　

それで、後追い記事になるが、ここでのお風呂日記を始める。

この　Super Sento　のキャッチフレーズは、

　
瀬戸内海に沈む夕日と露天風呂が自慢の天然温泉

である。　


温泉の基本的データである。　湯質の分析は、見当たらず。

琴弾廻廊(ことひきかいろう)
香川県観音寺市、琴弾公園の近くにある日帰り温泉施設です。

入館料は、つぎの通り。　施設からすると、天然温泉ではあるし格安である。

大　人	650円
小　人	350円　(5才以上～12才未満)
回数券 11枚綴り	6,500円

タオル、バスタオルセット

は、200円で貸出可能なので、手ぶらでも入れる。

中に入ると、このように手前に売店、奥にレストランがある。　




このような廻廊を通って、湯殿に行く。



男湯ののれん。　女湯ののれんもあったが、写真に撮るとお縄になる。



そして、お風呂に入るのである。

以下、琴弾廻廊のホームページからの引用（コピペ）を含む。　宣伝なので、著作権にはひっかからないであろう。と、毎回こんな事ばかり、言っている。

温泉

• 
  1200年前の釜風呂を再現。京都の職人が腕を振るって作りました。古の都人の気分を。
  釜の中は摂氏45～48度の適度に乾燥した熱気風呂ですから、息苦しさもなく心臓と肉体に負担を与えず発汗します。
  ・奇数日…男性 / 偶数日…女性

この日は、女性の日であった。ワイフ曰、サウナよりは、ジワーと汗が噴き出してきて、身体がきれいになりそうとのこと。

• 
  目前の有明浜より地中を通してろ過された清澄な海水を利用しています。ミネラルが豊富で新陳代謝を活発にし、皮下脂肪の燃焼も期待できます。特に角質柔軟効果や保湿、保温性にも優れ、あせも、アトピー肌、肌荒れ、肌のかゆみ、水虫等に効果があります。

屋外の見晴らしの良い所にある。　海水のせいか、微妙にお湯にねばりがある。　枯葉が浮いていたのには、ちょっと気になった。

• 
  全身を包む軽やかな刺激が心地よく、お肌も活き活き、皮膚の油脂分も取り除きすべすべのお肌に。

私には、この泡風呂が一番気持ちが良かった。　細かい泡なので、肌にやさしい刺激を与える。

• 
  天然の檜にふき漆の柔らかい手触り、肌触り。日本で一番大きな漆風呂に湯が満ち、四季折々の海景色が目の前に広がります。

これも良い風呂である。　ごくごく僅かだが、檜の香りがする。ふき漆ということで、白い漆が檜に付着している。　子供がこの湯で、ジャブジャブ飛び込んで遊ぶので、ご老人は迷惑をしていた。笑いながら、子供には注意していたが。　私は老人であるが、そんなに気にはならなかった。

• 
  横になり、全身をゆったり。圧注バブルの強めの泡が疲れを癒します。

バブルジェット湯なのだが、戸外ということが良い。　湯は、この日はぬるめであった。

• 
  天から続く霧廻廊。
  舞うように落ちる霧状の温水にお肌もしっとり。

この日はお休み。

• 
  高温でほてった身体を風に晒して深呼吸。

普通のサウナだが、地元の方々が会話を熱心に交わしていた。世話話ですが、地球温暖化の話をしていた。　昔は池の氷が厚く張ったのに、最近は氷も張らない。　温暖化のせいで雪が積もらない、という話。　これは、科学的に検証された正しい結論です。念のため。　

風呂あがりの一休みには、ここである。

 

畳のお休み処です。
身体を横にして、まどろむもよし、お喋りもよし。



このような感じで、休んでいます。　写真では、ガラガラですが、その後年配のおばさま方達がどやどやと入ってきました。　昼寝しているおじさんもいました。



我々は、アイスクリーム、コーヒー牛乳、お茶などを買って、ここでしばらく憩をとりました。　
この部屋の向かいが、テラスになっていて、外の景色を楽しむことができる。

良い景色です。何と言っても、瀬戸内海国立公園の中ですからね。

向こうに小さく見えている島が、伊吹島です。

 

利用しなかったが、その他の施設も紹介する。　

お食事処です。

売店もあります。　アイスは、自家製であったのだ。

 素材にこだわった自家製のアイス、プリンをはじめ、瀬戸の珍味や自然素材のお菓子やおしゃれな小物など、数多くの商品を取りそろえております。

 

いいお湯でした。　時間的に、人が多くなく（といっても地元民多し）ゆっくりできたのが良かった。

という訳で、この琴弾廻廊の宣伝立て看を写しておしまいにする。
 

湯快・愉快とおすごしめされ