朝10時ころに自宅を出発し、神戸市バスでJR六甲道へ。10時46分の快速に乗り大阪11時08分着。大阪で大和路快速に乗り換え奈良駅へ。ここで再び桜井線に乗り換え天理駅に12時22分に到着。自宅から2時間以上かかるのである。車なら1時間と少しだが、在来線を利用するとなると思いの他時間がかかる。
久しぶりの電車の旅も面白い。車窓からハリポタのラッピング電車が見えたので、写してみた。
調べてみると、「ハリーポッター号」と言う名で森ノ宮電車区で走っているそうだ。アップしてみる。
他の車輛には、ハリーポッターやロン、ハーマイオニーなどの登場人物が描かれている。
この車両は調べてみると、「万葉の四季彩」と名づけられている。桜井線と和歌山線を走っているそうである。こう見ると全国津々浦々でラッピング電車が走っているのがわかる。
アップすると、こうなる。奈良の春らしい色取りである。
その他にも、「万葉の四季」(W2とW7編成バージョンの2種)、「旅万葉」がある。
天理駅から見た駅周辺の景色。平日ということもあり、閑散としている。
ここが天理駅。近鉄の天理駅も併設されている。
駅には、「ガンバレ 天理高等学校」の垂れ幕がある。甲子園出場とある。
ここがバス停。病院行きのバスの本数が少なく、タクシーを利用する。700円少々でした。
長男の嫁のご両親が天理市に住んででおり、この病院に行くのは2度目なのだが、最初にこの病院(本館)の造りを見てびっくりしたのである。外観はお館風の造りで、とても病院には見えなかった。さらに隣には、ほぼ同じ外観の天理教校学園高校の学舎がある。また付近には、母屋とか詰所と呼ばれる宿泊施設が100以上もあり、やはりお館風の造りである。
これが天理教校学園高校。私も勘違いしていたのだが、高校野球の強豪である天理高等学校とは異なる。同じ天理教傘下の高校であるが、共学・全寮制の高校である。授業には、天理教の教典・実技に関するカリキュラムがある。
見上げるような学舎である。
これが学園の正門。
御殿のようである。高校の学舎とは思えない。
ここがその隣の敷地にある、よろず相談所病院本館である。
これが病院の玄関。この病院で、私の孫が生まれたのだ。
もっとも、中にはいると通常の病院の近代的設備を持っている。医療システムは、都市の大病院と何ら変わりはない。外見だけが物々しい。
調べてみると、このタイプの建造物は「おやさとやかた」と呼ばれる天理教を象徴する建築物という事がわかる。象徴であるが故に、様々な施設がこの様式を則っているわけである。
後で写真で示すが、天理教本部の神殿・教祖殿を中心に取り囲むように周囲約3.5キロに渡ってこの建築がまるで城塞のように建てられている。
このような特徴的な建物群である。
これは、少しタイプが違うが学寮で、やはりお館風の屋根つきです。
これは、第35母屋うしごめ。ちょっとモダーンになっています。
これから教会の広大な本部を紹介したい。その前に、Wikipediaより基礎知識。
天理教の紋(中山家の家紋、梅鉢を象ったもの)
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教会本部。正面が南礼拝場、右手が東礼拝場、左手が西礼拝場
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設立年 | 1838年 |
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種類 | 宗教法人 |
本部 | 日本 奈良県天理市三島町271 |
公用語 | 日本語 |
設立者 | 中山みき |
天理教のホームページは、ここ 天理教。
江戸時代に興った中山みきの創設した新宗教です。
これが、本部に向かう参道です。
この記事の目的は、建物や本部敷地の写真を見て、感心することだけです。天理教の教えについては、全くの範囲外です。念のため、申し添えておく。
これが、教会本部の礼拝所。
左側の建物は改装工事中でした。
この礼拝所をアップした写真。 奈良時代のお寺と余り違いは見受けられない、厳かな佇まいです。
本部構内で見受けられた建物の写真。 建物の名称を特定するのは、問題がありそうなので、その立派なお姿のみをアップする。全て境内から写した写真です。
四方から見て全て同じ外見になるように、本部神殿の東西南北の方向に礼拝所が造営されています。その造りは見事なものです。
礼拝所は信者でなくとも自由にはいれるが、内部は撮影禁止である。実際は、信者の方の着ている黒い法被をつけていないと、違和感があり入りづらい。
ようこそ おかえり
が天理教信者へのお迎えの言葉です。天理市の人口は、2014年12月1日の時点では、67,682人
であるが、信者は約8000人だそうだ。全国では、220万人。そのため、行事のある時期には、20万人以上の信者が天理市に集まるそうだ。道理で、母屋などの宿泊施設が沢山あるわけだ。
息子を手術室まで見送り、手術の行われる間、私は付近にある天理教神殿と山の辺の道を散策した。その報告がこの記事。
山の辺の道にある、石上神社(いそのかみじんぐう)に詣でてお祈りしたかいがあり、手術は成功した。 しかし、時間的にいうと、お賽銭をあげたその時点で手術は終わっていたのである。予定の時間より1時間も早く手術は終了。たった10円だが、無駄にしたのかもしれぬ。 その上病室も変わり、ワイフに戻るのが遅すぎると怒られた。 息子は元気であった。 よかった。 午後6時ころには、働いている嫁も来てくれたので、迎えに来てくれた末の息子の車で神戸に帰った。
次回は、その石上神社の訪問記。
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