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2015年3月5日木曜日

オーパーツ 場違いな工芸品 I

以前、水晶髑髏の記事を書いたのだが、そこで次の文章をWikipediaから引用した。 
 
水晶髑髏とアンモナイト髑髏

当時の技術水準から考えてあまりにも精巧に造られているとも思えるためにオーパーツとして取り上げられるが、本当に出土品であるかどうかについて懐疑的な説がある。

オーパーツは、それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品を指す。
 
今回はそのオーパーツの紹介記事。意味や由来については、Wikiではこのように説明されている。

英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語で、つまり「場違いな工芸品」という意味である。

米国の動物学者で超常現象研究家のアイヴァン・T・サンダースンの造語で、同国の作家、レニ・ノーバーゲンの著書を通じて一般に広まった。サンダースンは発掘品の類のみを指す言葉だとして、伝世品の類はオープスOOPTH; out of place thingの略)と呼ぶことを提唱していた。

ただし、ノーバーゲンは伝世品も併せてこう呼んでおり、現在では伝世品も区別せずにオーパーツと呼ぶことが多い。

実を言えば、水晶髑髏の記事を書いたときに始めてこの言葉を知りました。前から知っていたような文章を書いてすまぬ。 それらオーパーツの例もそれほど、知っていたわけでない。というよりも、知っている物のほうが少ない。
どうでも良い事だが、チェックしてみると、ストーンヘンジ、カッパードギア、マチュ・ピチュ、与那国島の海底遺跡、ナスカの地上絵、恐竜の岩絵、ポンペイ遺跡のモザイク画、そして水晶髑髏くらいである。

Wikiには、    オーパーツ一覧 という記事があり、つぎの様に列挙してある。 実際に山程あるのだ。



・水晶髑髏
 
・コロンビアの黄金スペースシャトル
 
・コスタリカの石球
 
・ピーリー・レイースの地図
 
・デリーの鉄柱(アショカ・ピラー)
 
・アンティキティラ島の機械
 
・恐竜土偶
 ・カブレラ・ストーン
 
・古代エジプトのグライダー
 
・アビドス神殿の壁画
 
・ハトホル神殿の壁画(デンデラの電球 en:Dendera light)
 
・ヴィマナ
 
・トルコの古代ロケット
 
・バグダッド電池
 
・古代中国のアルミニウム製ベルトバックル
 
・秦の始皇帝の兵馬俑坑出土のクロムメッキの剣
 
・アッシリアの水晶レンズ
 
・コソの点火プラグ
 
・ピラミッド・アイ・タブレット
 
・黄金ブルドーザー
 
・南アフリカの金属球(en:Klerksdorp sphere)
 
・古代の鉄製ハンマー(ロンドン遺物)
 
・カンブリア紀の金属ボルト
 
・更新世のスプリング
 
・聖徳太子の地球儀
 
・バールベックの巨石
 
・ポンペイ遺跡のモザイク画
 
・パレストリーナのナイルモザイク画
 
・ガレリアのモナリザ
 
・ヴォイニッチ手稿
 
・トリンギット族のラトル
 
・タ・プロームの恐竜レリーフ
 
・エル=バウル記念碑27号「球戯者の石碑」
 
・恐竜の岩絵
 
・ミッキーマウス壁画
 
・パレンケ王の石棺の浮き彫り(en:K'inich Janaab' Pakal)
 
・中国の衛星撮影地図
 
・褐炭の頭蓋骨(フライベルグ・スカル)
 
 
工芸品以外のオーパーツ
 
 ・ペルーの古代アンデスの頭蓋骨手術
 
・ナスカの地上絵
 
・モヘンジョダロ近くのガラスになった町
 
・マチュ・ピチュ
 
・沖縄県与那国島の海底遺跡
 
・ストーンヘンジ
 
・カッパドキア
 
・ナン・マトールの遺跡
 
・人間と恐竜の足跡
 
・踏まれた三葉虫の化石
 
・バンディアガラの断崖
 
・弾丸のようなものが貫通した頭蓋骨
 
・白亜紀の人間の指の化石
 
・エルフェルテ遺跡のUFO石
 
と、このようにコピペするのが嫌になるくらい存在している。しかし、この記事にはごく一部しかその画像はない。そこで、暇にあかせて(本当は暇じゃないのだが、勉強するのが嫌で)画像を探し出してお目にかけようというのが魂胆である。

まあお遊びなので、無理せずに何回かに分けて紹介する。


遺物・工芸品

水晶髑髏
 
ルバアントゥン(ベリーズ)やアステカの遺跡で発見されたとされる水晶の髑髏(どくろ)。




アステカの水晶髑髏
これについては、水晶髑髏とアンモナイト髑髏 で詳しく書いた。


コロンビアの黄金スペースシャトル 
飛行機(デルタ翼機)そっくりの形状をした、黄金で作られた工芸品。ただし、ハゼやナマズなどの魚類を模しているという説もある。
コロンビアの首都ボゴタにある、国立銀行付属黄金博物館に展示されている。大きさは幅5センチ、高さ1センチほど、手に乗る大きさでペンダントなどの装飾品であったと思われる。


黄金スペースシャトル
 
コスタリカの石球
コスタリカにて複数個発見された花崗閃緑岩の石球。限りなく真球に近いとされている。
 


ピーリー・レイースの地図
 
当時未発見であった、南極大陸の海岸線が書き込まれているとされる地図。ただし、南アメリカ大陸の海岸線を紙面の都合で曲げて描いただけであると言う説が有力である。また、拡大すればラテン語で地名が書きこまれていることが読み取れる。


 
デリーの鉄柱(アショカ・ピラー)
およそ1500年の間、屋外で風雨に晒されていたにもかかわらず、ほとんど錆びていない。通称「錆びない鉄柱」。鉄柱は、使われた鉄鉱石や製法の関係からリンの含有量が多く、そのおかげで表面がコーティングされ錆を防いでいると考えられている。
 


錆びない鉄柱
 
 
アンティキティラ島の機械
 
ギリシャのアンティキティラ島近海で発見された青銅製の歯車の組み合わせによる差動歯車機構。材質、機構ともに高精度な加工が施されており、当時の技術水準が見直された。
問題は、これが地動説に基づいて制作された装置である点だが、地動説は16世紀のニコラウス・コペルニクスより遥か前、古代ギリシャのアリスタルコスが唱えており、当時既に存在していたことが確認されている。

 
 
恐竜土偶
 
恐竜そっくりの形の土偶。
主に、世界は唯一絶対神によって作られたとするキリスト教の聖書原理主義者によって恐竜と人類が共存した証拠であると主張されるが、そのモデルとなった恐竜の特徴は近年判明した恐竜のイメージと喰い違っている。

 
カブレラ・ストーン
 
ペルーで発見された医学の知識や、恐竜などが彫られた石のコレクション。
彫られた絵の中にはセダンの車が描かれた物があったりするし、彫り跡が鋭すぎて古いものではありえない事、捏造した犯人の告白などにより捏造であると判明している。
 


恐竜のカブレラ・ストーン

 
古代エジプトのグライダー
 
古代エジプトの墳墓から発掘された、15センチほどの木製品。
目とくちばしが付いており、実はただの小鳥の木製模型であることは写真を見れば一目瞭然である。



グライダー模型
 
 
アビドス神殿の壁画
 
ヘリコプター・潜水艦・戦闘機などに見える絵が描かれている。
実は、神殿に王名を彫り込んだヒエログリフに過ぎない。当時、王が代わると王をたたえる神殿の文字なども掘り直した。その掘り直しによって、一部の文字がくっついてしまっただけである。
 

 
 
ハトホル神殿の壁画(デンデラの電球 en:Dendera light)
 
フィラメントの入った電球らしき絵が描かれているが、実は壺から出て来る蛇の絵であり、近くで見ればちゃんと蛇の顔がついている。この絵にあわせて、「遺跡がススで汚れていないので、電気を使っていた」ともっともらしく主張されるが、発電機や電線が出土していない。


地下室にあるデンデラの電球のレリーフの1つ

ヴィマナ
インドの聖典『ヤジェル・ヴェーダ』や叙情詩『ラーマーヤナ』、『マハーバーラタ』に登場する飛行船。また、紀元前10世紀以前に書かれた『ヴァイマーニカ・シャストラ』にはその製造方法や操縦法が書かれている。
この『ヴァイマーニカ・シャストラ』は、ヴァラドヴァージャが書いた全8章からなる幻の大原典『ヤントラ・サルヴァスパ』を元に書かれたものであると主張されているが、20世紀中ごろの創作である可能性が高い。


ヴィマナ(船の形で描かれている)に乗ってアヨーディヤーに帰還したラーマ王子
 
トルコの古代ロケット
 
イスタンブルのトゥスパ遺跡から発掘されたロケットの彫像。

 
バグダッド電池
 
現在のイラク、バグダードで製造されたとされる土器の壺。中央に層状の炭素が巻かれた金属棒が入っており、葡萄果汁を満たすと電池になるとして話題になったが、発見時と同様にアスファルトで封印した状態では実質機能しない。実際には金属芯の巻物を保管する壺であったと見られる。

 
 
古代中国のアルミニウム製ベルトバックル
 
アルミニウムが単体として分離されたのは19世紀になってからというのが化学史の定説であるが、西晋(4世紀)の武将・周処の墓からアルミニウム製のベルトバックル(帯止め)が出土したとして話題になった。
しかし後の調査で、分析の結果帯止めそのものは、銀製であった。最初に分析された被検体の欠片は帯止めではなく一緒に出土した小さな欠片で、しかも近代に入って墓が盗掘を受けた際に混入したものであった。
う~む。このベルトバックルの画像が見つからない。パスする。

秦の始皇帝の兵馬俑坑出土のクロムメッキの剣
 
西欧においてクロムメッキが開発されたのは近代であるが、それより遙か以前の古代中国においてどのような方法でメッキされたかは不明である。



アッシリアの水晶レンズ
 
紀元前7世紀の古代アッシリアの墓から発見された水晶製の小片。
調査したレンズの専門家が、レンズと結論づけたことからこう呼ばれている。
象嵌材として作られた水晶片であるという見方もある。


コソの点火プラグ
 
発見者の主張によれば50万年前のものとされる石の中に埋まっていたとされる、点火プラグのような金属部品。X線写真による鑑定の結果、1920年代に製作された本物の点火プラグであることが確認された。なお現在のところこのプラグは行方不明となっており再鑑定は不可能な状況にある。


ここらで、飽きてきたので残りは次回まわし。 
 

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