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2015年5月16日土曜日

生駒山 宝山寺

今回は、生駒山宝山寺の訪問記である。朝護孫子寺についで訪づれたお寺である。

信貴生駒スカイラインを一部通ったのだが、途中で一旦降りてから再び別ルートから宝山寺に向かった。阪奈道路を通ったのだと思われるが、ドライバーでないので正確なことはわからない。


車中から、巨大弘法大師像が見えた。調べてみると、龍眼寺というお寺にあるそうだ。生駒の荒神さんと呼ばれているお寺である。 


この像は、修業大師像とよばれている。

弘法大師曰

「虚空尽き衆生尽き涅槃尽きなば、我が願いもつきなん。」

大師様は寄り添い励まして守っておられます。同行二人。
大きなお大師様は私たちとともに修行しておられます。  龍眼寺ホームページ

生きて行くとは、死ぬまで修行を続けることなのである。

蛇足だと思うが、最澄とならぶ偉大な平安時代の僧侶で、真言宗の開祖ですね。肖像画が残されている。 (Wikipedia より引用。)

空海
宝亀5年 - 承和2年3月21日旧暦
774年 - 835年4月22日新暦))
Kukai2.jpg
空海の肖像
幼名真魚(まお)
俗名:佐伯
法名教海→如空→空海
法号遍照金剛(へんじょうこんごう)
諡号弘法大師(921年追贈)
尊称弘法大師、空海上人
生地讃岐国多度郡屏風浦
(現:香川県善通寺市)
没地高野山
宗派真言宗
寺院高野山金剛峯寺・東寺ほか多数
恵果
著作十住心論ほか多数
高野山奥の院

信貴生駒スカイライン入の聖展口料金所。2方向に別れていて、左側の道路に入ると宝山寺にいたる。


ここで、Wikipediaによる宝山寺の予備知識。

宝山寺
Hozanji Nara JPN 001.jpg
本堂と境内
所在地奈良県生駒市門前町1番1号
位置北緯34度41分3.7秒
東経135度41分12.2秒
座標: 北緯34度41分3.7秒 東経135度41分12.2秒
山号生駒山(いこまさん)
宗派真言律宗
寺格大本山
本尊不動明王
創建年延宝6年(1678年)
開基湛海
別称生駒聖天、生駒の聖天さん、生駒さん
札所等仏塔古寺十八尊 第15番
真言宗十八本山13番
大和十三仏霊場1番
近畿三十六不動尊29番
西国愛染十七霊場14番
役行者霊蹟札所
神仏霊場巡拝の道 第29番
大和北部八十八ヶ所霊場 第34番
文化財獅子閣、厨子入木造五大明王像ほか(重要文化財)
紙本墨画十巻抄10巻、観世世阿弥能楽伝書8点ほか(県文化財)

宝山寺(ほうざんじ)

奈良県生駒市門前町にある真言律宗大本山の寺院。生駒聖天(いこましょうてん)とも呼ばれる。山号は生駒山(いこまさん)。1678年に湛海律師によって開かれた。
本尊は不動明王。鎮守神として歓喜天(聖天)を聖天堂(天堂)に祀っている。


有名なのは、般若窟 である。これですね。



本堂の背後に切り立つ岩壁にある岩窟。右に見える岩窟がそうです。

さて写真によるお寺巡りを始めよう。 詳しくは、宝山寺公式ホームページ を参照されたい。

宝山寺の案内板。



お寺の入り口にある大鳥居。間違えて後ろ側から写してしまった。


こちらが、正面から見た鳥居。

両側に石灯籠のつづく、石畳の参道。


 

惣門の石碑。


真言律宗総本山 生駒山宝山寺の看板。


地蔵堂

鐘つき堂 大きな羊の絵馬が架かっていました。

多宝塔

朝日宝塔


本堂

青銅製の灯篭。

聖天堂

不動明王

焼香場にある歓喜天の額の掛かった鳥居。

 
歓喜天は、インド神のガネーシャですね。


拝殿

文珠堂

文珠菩薩を祀っている。

おん あらはしゃのう

観音堂

 

水神様の鳥居と祠。

弘法大師像

岸壁にある弥勒菩薩像

般若窟  役小角般若経を納めたと伝わる岩窟の祠。


参道のお地蔵様と如来様。

多宝塔

大師堂

大師堂から奥の院にかけては、お地蔵様のならぶ参道がつづいている。


奥の院は、本堂、大国堂、開山堂からなっている。境内は狭いが、ほかに開山廟と神社がある。



奥の院本堂


 
開山堂


奥の院には場違いのようだが、このような神社の鳥居もある。神仏混淆のせいだろうね。


奥の院本堂の裏手が大黒堂になっている。



大黒堂からの眺め。

開山廟



開山湛海律師像

 


手水舎

再び、参道の両側にならぶ石仏群。


途中、このような福徳大神の鳥居と祠があった。


最近、仏閣や仏像に油性の薬品をまく事件が起こっているが、その心なきものに対する戒めが、当山主からなされている。本当に腹立たしい事件ですね。犯人はまだ捕まっていない。




そして、雨の降るなかを阪奈トンネルを通って大阪、神戸へと帰ってきたのである。

 
これでおしまい。

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