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2015年9月11日金曜日

焼肉の大同門

今回は、グルメ記事。まだ子供達が全員自宅にいた頃だから、25年以上前になるが、その頃の家族一番の楽しみというのは焼肉を食べることであった。何せ息子達は食べ盛りである。どこへ食べに行くかというとそれは決まっていて、六甲道大同門であった。値段は手頃だし、下味の付け方は名人芸だし、キムチやナムルが他店と比較にならぬ程美味しかったのだ。ロースやタン、ハラミが実に美味く、大ジョッキでビールを飲み、口腹の喜びを堪能するほど味わったのである。しかし、10年以上前に店は閉められた。その後も別の焼肉屋さんが入ったが、格段に味が落ちる。そして、あまり焼肉屋には行かなくなったのである。

ところがである、三男が西神中央に焼肉の大同門の店があると調べてきた。これは、是非とも食べに行かねばならぬ。それで、息子の車で西神中央へと向かったのである。ワイフとの3人組である。

その時、車中から写した風景写真。見栄えの良さそうなのを2枚ほどアップする。

黄昏写真で、私の心境にピッタリ。


 
向かいに見えるのが西神ニュータウンの建物群。


市営地下鉄の西神中央駅前に到着。 



駅前にあるのが、西神オリエンタルホテルである。

 
その入り口。 立派なホテルだが、利用客は減っているのでないかね。
 
 

同じく駅前のそごう百貨店。ここの駐車場に車を置いた。


駅前の飲食街にあるこの店である。 焼肉の 大同門


さて、お待ちかねの料理紹介。

ナムルの盛り合わせ
 


タン まづは塩焼きで食した。

キムチの盛り合わせ  以前は、これが実に美味かったのだが、それ程でもない。私の舌が変化したのだろうか? 老化ゆえ考えられんことはない。

 
 
左側の皿がロース、右側の皿が ハラミと上カルビ。全ての品目は美味かったが、もみだれの味に微妙な違和感がある。ハラミは期待外れの味であった。



上の小皿が上ロース、下の皿がタレしこみのタン 。さすがに上ロースは、極上の味を保っている。美味い。タンのほうは、身が薄すぎていささか固い。かっての肉厚大ぶりのタンはどこに行ってしまったのだろう。


まあ、ごはん系も必要ということで、石焼ビビンバとクッパも注文。


どこの焼肉屋さんにもある標準的な味でした。

この大同門のメニューは以前とさして変化はない。定食風のコースが増えていたが、一品料理は同じである。しかし、盛り付けは違っていた。キムチやナムルの盛り合わせは、もっと大きな器に盛られていたような気がする。分量も減っているような・・・。気がするだけです。

まあ、そこそこ美味しいのだが、味はかっての味とは異なっていたのである。タレも馴染みのある甘みに欠ける。彼は昔の彼ならずであった。

所で、お喋りワイフが聞き出したのだが、大同門創業者である六甲店のマスターは亡くなったそうである。でっぷり太って黒めがねをかけたキダタロー似の方であった。70代でなかったろうか。

キダタロー

お肉を運んでくれた従業員の女性とも(ワイフが)知り合いとなり、道で出会ったときによく立ち話などをしていたが(ワイフが)、その方もついぞ見かけなくなった。現在は別の焼き肉店を経営しているそうである。私にはどうでも良い事だが、時代は移り変わるのである。

食事をおえて、夕ぐれの西神ニュータウン散策。
 


珍らしく、スズメが植木に集団で止まっていたので写真を撮ってみた。


この写真ではスズメは見えんが、拡大してやるとそこかしこにいるのである。

かくして車に乗り込み六甲へと帰っていったのである。 これでおしまい。

1 件のコメント:

  1. 六甲の大同門の記事、拝見いたしました。自分も1984年から1995年の地震の時まで六甲道に住んでいて、たまに家族で行った思い出の場所でした。大変懐かしく嬉しかったです。ありがとうございました。

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