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2015年9月22日火曜日

加古川線沿線遊歩

JR加古川駅から支線の加古川線が出ていて、一度乗ってみたいとは思っていた。高砂の万灯祭を見に行くついでに、寄ってみようと決心したのだ。地図でみると加古川線は、山陽本線福知山線を結んでいる。時間内で、行けそうな所まで行ってみようという事にした。それで次発の電光案内板を見て、厄神にいくことに決めた。

駅構内に乗り換え口がある。加古川線ではICカードが使えないので、ここで清算してあらたに目的駅までの紙切符を購入することになる。またICカード専用の機械が設置されており、目的駅を指定すれば切符が出てくる様になっている。


プラットに入ってみたが、山陽本線同様完全電化されている。今や気動車は運行していない。それでは全くローカル線ではないと思ったが、完全電化されてから10年と少ししか経っていないのだ。
Wikipediaの記事によると、2001年10月には、加古川線電化をおこなうことがJR西日本から発表され、2004年12月19日には全線が電化されたとある。


このワンマンカーで厄神駅まで運行している。クモハ125 11号。


その内部。 現在は、加古川の会社や学校に通う、通勤、通学列車になっていて、朝夕は乗客が多い。

ここで、Wikipediaによる加古川線の解説を行う。
   
JR logo (west).svg加古川線
厄神駅 - 市場駅間の加古川橋梁を渡る列車
厄神駅 - 市場駅間の加古川橋梁を渡る列車
概要
起終点起点:加古川駅
終点:谷川駅
駅数21駅
路線記号I
運営
開業1913年4月1日 (1913-04-01)
全通1924年12月27日
所有者播州鉄道→播丹鉄道→
National Railway Symbol of Japan.png鉄道省→運輸通信省→運輸省→Japanese National Railway logo.svg日本国有鉄道→
JR logo (west).svg西日本旅客鉄道
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線総延長48.5 km (30.1 mi)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
電化直流1,500 V 架空電車線方式
運行速度最高85 km/h (53 mph)
 
 
加古川線(かこがわせん)
 
兵庫県加古川市の加古川駅から丹波市山南町の谷川駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。
 
駅一覧:
 
 
駅名駅間営業キロ累計営業キロ接続路線線路所在地
加古川駅-0.0西日本旅客鉄道:A 山陽本線(JR神戸線)加古川市
日岡駅2.52.5 
神野駅2.34.8 
厄神駅2.67.4 
市場駅4.111.5 小野市
小野町駅2.213.7 
粟生駅2.916.6北条鉄道:北条線
神戸電鉄:粟生線
河合西駅2.619.2 
青野ケ原駅2.121.3 
社町駅2.924.2 加東市
滝野駅3.127.3 
滝駅1.128.4 
西脇市駅2.831.2 西脇市
新西脇駅1.132.3 
比延駅2.334.6 
日本へそ公園駅1.536.1 
黒田庄駅2.438.5 
本黒田駅3.542.0 
船町口駅1.843.8 
久下村駅2.546.3 丹波市
谷川駅2.248.5西日本旅客鉄道:G 福知山線
 
 
 
平均通過人員(2013年度)
  • 加古川駅 - 谷川駅間(全区間)2,701人/日
  • 加古川駅 - 厄神駅間 7,520人/日
  • 厄神駅 - 谷川駅間 1,834人/日

加古川駅 - 厄神駅間は、営業的に何とかやっていけるが、それ以外は完全な赤字路線である。

現在の運行状況

全線を通して運転される列車は下りの1日1本のみで、厄神駅・西脇市駅で運転系統が分かれている。
全列車が全線でワンマン運転を行っている。全列車ともドアは半自動となっている。
日中時間帯は加古川駅 - 厄神駅間と加古川駅 - 西脇市駅間の列車が交互に運転されており、1時間あたり加古川駅 - 厄神駅間で2本、厄神駅 - 西脇市駅間で1本運転されている。
加古川駅 - 粟生駅間の区間運転列車も平日の朝夕に4往復設定されている。
西脇市駅 - 谷川駅間は1日9往復(土曜・休日は8往復)が運転されており、ほかの区間より運転本数が少なく3時間ほど運転がない時間帯がある。

全線乗ろうとすれば、一日がかりである。行けるところまで行こうと思ったが、精々西脇市までで、帰りの便があぶないかもしれぬ。それで厄神駅で折り返すことにした。

最初の駅の日岡。ここまでは民家や鉄筋住宅の並ぶ街並み。畑も所処に見える。


次駅の神野

神野駅のプラット。

ここから田園風景がつづく。


写真奥に見える、線路上に陸橋が渡されているのが厄神駅


5分程で厄神駅に到着。


ここから西脇市に行くには、つぎの電車を待たねばならない。


厄神駅のプラット

線路上に架けられている陸橋部分に駅入り口がある。有人駅で、駅員さんが1名いる。切符はその駅員さんに手渡す。陸橋部分の窓からの景色。

周辺に商業施設は見当たらない。駅名から言って近くに厄神さんがあるに違いないと思い地元のおじさんに聞いてみた。八幡神社があるという事であった。歩いて40分位という事だったが、実際は1時間近くかかってしまった。お蔭でまたもや膝が痛くなった。

その往復の遊歩で写した田園景色の数々を紹介しよう。

駅をでて4,5分歩いたところにあった、鳥居、常夜灯、石の社愛宕宮とある。


周りは公園になっている。恐らく、かっての神社の境内だと思われる。隅っこに追いやられてしまっている。


田圃のそこかしこに群生している彼岸花。


このような田圃や畑がつづいている。稲も充分実っている。ここら一帯は豊作であろう。


墓地 近い将来は入るだろう故に見過ごしにはできぬ。


 
公園にあった、巻貝の形をした滑り台。突如出食わすと少々びっくりする。


ここは、八幡地区と呼ばれるが、この一帯の県営圃場の整備記念碑。上の写真で見たように、田圃は綺麗に区画整備されている。

事業目的は、

農地の区画整理を中心に用排水路・道路等を総合的に整備するとともに、農地の集団化により区画を整形し生産性の高い農地を造成することを目的とします。

とあって、次世代の農家の利便性を考えている。耕作面積の小さい水田は統合されている。現在
殆どの水田横に自動車が駐車できるようになっている。ここまで整備するには、並み大抵でない苦労があったと思われる。

加古川市立 八幡小学校


小さな公園に咲いていた黄色いコスモスの花。


殆ど草で覆われている川に架かる橋を渡る。

そして数分道路沿いを歩いたところに、 厄神 八幡神社がある。 


八幡神社に通じる道路。ここからが境内になる。


 八幡神社は、規模の大きな神社である。その記事は次回詳しく書く予定である。

神社見学を終えてから厄神駅にもどる道すがらの景色。

小川の横にあった、堤防の堰。これで田圃の水量を調節する。懐かしい。子供のころ住んでいた家の近くの川にもこれがあった。



白鷺が何羽も見受けられる。畑や水田でカエルや小魚を食べているらしい。

種子を取るためであろうか、鶏頭の花が咲いていた。


かくして厄神駅に着き、来たときと同じ車両に乗って加古川駅まで戻ったのである。列車は折り返し運転らしい。 


今回は、これでおしまい。

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