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2015年10月17日土曜日

姫路 松原八幡神宮

今回は、灘のけんか祭の舞台である松原八幡神宮の紹介。お祭り取材のついでの神社紹介記事になる。おまけのようなものであるが、お祭りと関連した調査記事も書きたい。

そもそも灘のけんか祭とは、松原八幡神宮秋季例祭の俗称である。前回Wikiで引用したように、姫路市兵庫県重要無形民俗文化財に指定されている。

灘のけんか祭りのホームページ の記事ではこう記述されている。


灘のけんか祭り」は、また「灘まつり」とか、「妻鹿のけんか祭り」とも呼ばれ、古めかしい神輿をぶつけ合う特殊な神事によって、天下の奇祭だとか、全国の数ある「けんか祭り」の中でも最大規模の祭りであるといわれ、すでに戦前から播磨を代表する祭りとして知られていた。戦後は、この神輿練りのほか、絢爛たる屋台を盛大に練り競う勇壮豪華な屋台練りが人気を呼び、国内はもとより海外にまでその名を知られるようになった。

灘まつり」の祭礼地域は、兵庫県姫路市の南東部海岸地域のうち、現在の地名でいえば、東山(旧東山村)・八家(旧八家村)・木場(旧木場村)・白浜町(旧宇佐崎村・旧中村・旧松原村)・飾磨区妻鹿(旧妻鹿村)を合わせた地域で、一般に灘地域とか灘地区などと呼ばれている。


 
この旧七村が、松原八幡神社の氏子地区になるわけである。そして、お祭りでは旧各村から屋台が繰り出されるようになっている。
 







 
 
不十分な記事だが、Wikipediaから引用する。
 
松原八幡神社
松原八幡神社 拝殿
所在地兵庫県姫路市白浜町甲399
位置北緯34度47分7.8秒
東経134度42分22.4秒
主祭神品陀和気命、息長足姫命、比咩大神
社格県社
創建(伝)天平宝字7年(763年)
例祭10月14日・15日(秋季例大祭)
随神門(2008年9月4日)
 
 
松原八幡神社(まつばらはちまんじんじゃ)
 
兵庫県姫路市にある神社(八幡宮)。 旧社格は県社。秋季例大祭は灘のけんか祭りの通称で知られる。
 
祭神:
  • 中殿 品陀和気命(ほんだわけのみこと) (応神天皇

  • 左殿 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと) (神功皇后
歌川豊国画

  • 右殿 比咩大神(ひめおおかみ) (比咩三神


由緒:

社伝によると、天平宝字7年(763年)4月11日、妻鹿の漁師が「八幡大菩薩」と書かれた霊木を拾い上げ、その霊木を祀ったことを起源とし、宇佐神宮の勧請としている。
平安時代には松原荘石清水八幡宮の社領となり、その別宮となっていた。
弘安10年(1287年)春、遊行途中の一遍が参詣し、時衆たちに「別願和讃」を示した(『一遍聖絵』)。



「一遍聖絵」第7巻 四条釈迦堂

一遍上人時宗については、兵庫 真光寺 を見てほしい。

それでは、写真紹介を始める。

大鳥居

 
松原八幡神社の由緒書き。



拡大すれば読めます。


楼門(随神門)- 延宝7年(1679年)建立 姫路市指定有形文化財である。

 
桜門の裏側
 

拝殿

狛犬二基



右殿、左殿、中殿に別れ衛る。中殿へは、横手から入る。



焼失しては復興してきた社殿だが、現在の社殿は大正13年に建てられたものを平成7年に復興したものだそうです。

境内はかなり広い。神輿や屋台の競い合いをするに足る広さである。

社務所



ブロンズの神馬
 


本殿


 

手水舎



絵馬殿


絵馬殿の由来を記すパネル板。


絵馬殿には、このような絵馬などの額が掲示されている。
 

 

特に、けんか祭の屋台で使われる各村の太鼓のバチが展示されている。





神楽殿



神輿庫



神具を保管する庫と思えるが、名称は不明。




この八幡神社には、摂社・末社がかなり沢山ある。 



皆に一様に似た社の造りになっていて、全ての名称は分からなかったが、順次紹介する。


倶釣社

 


妻鹿の先人「倶釣」を祭っている「倶釣社」。この漁師「倶釣」が御神体となる霊木を松原の海中から拾い上げ、 松原八幡神社の創祀に大きく関わったとされている。
 

 
若宮社
 


 
宮白大明神
 

 
宮白稲荷社
 
 
お狐様二基
 

名称不明の社


 
高良社


日清日露戦没者慰霊堂

厳島社

春日社

若宮社

 
名称不明

 

 
神明社

住吉社

 
日躰社



左から、弁財天社・八坂社・地主社・天満社・恵美酒社。
  

もう一つの手水舎



脇門
 
 

ご神木のイチョウの木。
 
 
神社の紹介はこれでおしまい。
 
末社の名前を同定するのに、えらく時間がかかってしまった。
それでも全て分かった訳ではない。難しいものですね。
 

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