しかもそのデザインは、横尾忠則に由来する。今回は、その事に触発されての記事である。
私は、ラッピング列車には少なからぬ思い入れがある。関連記事も幾つか書いている。
ラッピング列車と電車 I ラッピング列車と電車 II ラッピング列車と電車 III
天理市探訪 I 天理教神殿 銀の馬車道
横尾忠則も大好きで、やはり関連記事を2編書いている。
横尾忠則美術館 大涅槃展 横尾忠則現代美術館
それなのに、横尾忠則のラッピング列車は知らなかったのである。片手落ちもいい所である。それで遅ればせながら、そのラッピング列車を紹介したい。
しかし、現在ではその列車はもう走っていないのだ。2012年10月24日の兵庫県広報の記事より:
「ありがとう。JR加古川線ラッピング電車」 メモリアルイベントのお知らせ
JR加古川線の電化完成を記念して平成16年12月から順次運行を開始した、西脇市出身の美術家・横尾忠則氏デザインのラッピング電車4編成については、車両検査に伴い平成23年度から順次運行を終了してきましたが、最後の1編成「走れ!Y字路」が、11月に運行を終了します。
もう自分では写せないので、その画像を見つけ出すことしかできぬ。
1. 横尾忠則ラッピング電車 「見る見る速い」
2. 横尾忠則ラッピング電車 「銀河の旅」
3. 横尾忠則ラッピング電車 「滝の音、電車の音」
4. 横尾忠則ラッピング電車 「Y字路」
さらに過去には加古川線では全国公募によるイラスト列車が走っていた。1998年に誕生し、共に2003年には消滅した。これらももう見ることはできぬ。
「せいりゅう号」
「きょうりゅう号」
新しくとも、採算に合わぬものは消えて行くのである。悲しいことである。
これでおしまい。
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