前期(10/10ー11/9)/ 後期(11/11-12/6)
サイズは、大判(39㎝×53㎝)で、錦絵の揃物である。
大変見ごたえのある作品群でした。見た記憶のある作品もあったが、実物を間近でみるのは違った印象がある。照明が落とされているので色調は暗いが、細部の筆遣いというか、摺りの様子を見るのは興味深い。よく言われているように、大胆な構図には吃驚させられる。また色のついた細部と白抜きの部分とのバランスが絶妙である。
この「名所江戸百景」の鑑賞だけでも十二分の価値がある。お勧めの展覧会ゆえ、時間のある方は是非ご観覧ください。
歌川広重については、こんな記事を書いたことがある。 歌川広重 即興かげぼしづくし
撮影は禁止されているが、心配はいらない。Wikipedia様が大判振る舞いで、全作品を提示してくれている。 名所江戸百景
『名所江戸百景』(めいしょえどひゃっけい)
目録
浮世絵師の歌川広重が安政3年(1856年)2月から同5年(1858年)10月にかけて制作した連作浮世絵名所絵である。
広重最晩年の作品であり、その死の直前まで制作が続けられた代表作。最終的には完成せず、二代広重の補筆が加わって、「一立斎広重 一世一代 江戸百景」として刊行された。版元は魚屋栄吉。江戸末期の名所図会の集大成ともいえる内容で、幕末から明治にかけての図案家梅素亭玄魚の目録1枚と、118枚の図絵から成る。
目ぼしい作品を、私の好みでアップする。
実に優れた作品ばかりですね。 一応全作品をWikiで見させて頂いた。画像のサイズは小さいとはいえ、満足した。Wiki様は偉い!
ということでIIは、これでおしまい。
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