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2015年11月27日金曜日

奈良県立美術館 浮世絵版画 美の大世界 II

浮世絵版画 美の大世界展 での圧巻は、歌川広重の「名所江戸百景」の展示である。全118図が前期・後期に分けて展示されている。私が鑑賞したのは、前期の作品で、現在は後期になっている。

前期(10/10ー11/9)/ 後期(11/11-12/6)

サイズは、大判(39㎝×53㎝)で、錦絵の揃物である。

大変見ごたえのある作品群でした。見た記憶のある作品もあったが、実物を間近でみるのは違った印象がある。照明が落とされているので色調は暗いが、細部の筆遣いというか、摺りの様子を見るのは興味深い。よく言われているように、大胆な構図には吃驚させられる。また色のついた細部と白抜きの部分とのバランスが絶妙である。

この「名所江戸百景」の鑑賞だけでも十二分の価値がある。お勧めの展覧会ゆえ、時間のある方は是非ご観覧ください。

歌川広重については、こんな記事を書いたことがある。 歌川広重 即興かげぼしづくし

撮影は禁止されているが、心配はいらない。Wikipedia様が大判振る舞いで、全作品を提示してくれている。 名所江戸百景

『名所江戸百景』(めいしょえどひゃっけい)

目録


浮世絵師の歌川広重が安政3年(1856年)2月から同5年(1858年)10月にかけて制作した連作浮世絵名所絵である。

広重最晩年の作品であり、その死の直前まで制作が続けられた代表作。最終的には完成せず、二代広重の補筆が加わって、「一立斎広重 一世一代 江戸百景」として刊行された。版元は魚屋栄吉。江戸末期の名所図会の集大成ともいえる内容で、幕末から明治にかけての図案家梅素亭玄魚の目録1枚と、118枚の図絵から成る。

目ぼしい作品を、私の好みでアップする。





 
 








 



実に優れた作品ばかりですね。 一応全作品をWikiで見させて頂いた。画像のサイズは小さいとはいえ、満足した。Wiki様は偉い! 

ということでIIは、これでおしまい。

2015年10月3日土曜日

歌川広重 即興かげぼしづくし

影絵遊びは、江戸時代後期に大きな流行を見せた。歌川広重は、連作「即興かげぼしづくし」で、障子を利用したその宴会芸を、ユーモアたっぷりに描いている。今回は、その画像を紹介したい。

歌川広重は、東海道五十三次で有名な安藤広重のことです。Wikipediaより引用:

歌川 広重

広重の死絵(3代豊国筆、安政5年(1858年))
生誕1797年??月??日
日本の旗 日本 江戸八代洲河岸
死没1858年10月12日
日本の旗 日本 江戸
国籍日本の旗 日本
著名な実績浮世絵
代表作『東海道五十三次』『六十余州名所図会』『江戸名所百景』
この人に影響を
与えた芸術家
歌川豊広、葛飾北斎
この人に影響を
受けた芸術家
小林清親、印象派等の西洋芸術


歌川 広重(うたがわ ひろしげ)
寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日)

江戸時代末期の浮世絵師。本名は安藤重右衛門。江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となった。かつては安藤広重(あんどう ひろしげ)とも呼ばれたが、安藤は本姓、広重は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適切で、広重自身もそう名乗ったことはない。ゴッホやモネなどの画家に影響を与え、世界的に著名な画家である。


根上りの松 梅に鶯
 
 
うさぎ 鉢植えの福寿草
 
 
こんろにきびせう  かんちろり
 
 
石灯籠  鷹にとまり木
 
 
岩に雁  ねこ
 
入り船  茶わん台
 
 
ふじの山  らんかんぎぼし
 
 
まつたけ
 
 
影絵もそうだが、演者の顔つきが面白いですね。
手持ちの画集 VISUAL DECEPTION ではもっと沢山あるのだが、
ネット上で見つけられるのはこの位である。
 

 
写りが悪くて相済まぬ。 なお 完全版は、仙台市博物館に所蔵されている。
 
これでおしまい。