このエレベーターである。定員は6~7名位。一度に乗れる人数は限られているのでピストン運転している。
長身の制服男性がチケットチェックと案内をしている。感じの良いイケメン青年でした。
リックなど手荷物は、ここでロッカーに入れておかないといけない。
鐘楼の頂上に昇る訳ではないが、途中の渡し階段の所で降ろされる。
まづ目に飛び込んできたのがこの大きな飾り。正にガウディらしいですね。これは、外壁に設けられている尖がった三角大窓の上部先端部分にある装飾エレメントである。
この場所には足場が組まれていて、リフトの骨組みもあり、現在も工事中なのだと実感させられる。
鐘楼にかかる石橋での記念撮影。私の後ろに見えるのが鐘楼の小窓。
身廊と側廊の外壁の頂頭部分にある装飾エレメントは、ガウディの考案によるもので、2つのグループに分けられる。 下の写真上部にある三角屋根のボンボリみたいなやつです。
1つは、キリスト教の精霊のシンボルで、果物で表現される。もう一つは、イエスの聖体を表すシンボルで、麦の穂や葡萄の房やカリスなどで表現される。
これは、葡萄か何かの果物を表した精霊のシンボルである。
最初に見たのは、麦の穂を表したイエスの聖体を表すシンボルであった。
生誕のファサードにある愛徳の門の小尖塔の頂部にある生命の木。
糸杉の頂部を三位一体のシンボルで飾っている。先端の赤い部分はギリシャ文字のタウを表している。中央に見えるのは、大理石の鳩。
下から見た写真はこれ。
そして螺旋階段により外の景色や教会の建造物を見乍ら降りて行く訳である。
鐘楼の中からの内部を撮った写真だが、うまく写ってないね。
バルセロナ市街の景色
眼下には生誕のファサード前広場の池
その拡大写真
遠くに見える弾丸のような建物は、アグバールタワーである。
アップで写してみた。
こんな建物です。外壁は炎と水をモチーフとして、赤と青のカラーパネルで覆われている。近くで見ることは叶わず。
果物の装飾エレメント。
その奥の外壁部分
三角大窓 これもガウディらしい意匠ですね。
鐘楼の壁面
三角大窓を横から写したもの。
螺旋階段 こんな階段をクルクルと下って行く訳である。
階段の踊り場にて。ステンドグラスによる青い光が壁面に反射している。
階段から教会内を望む。
階段部屋
これで鐘楼ツアーはおしまいで、ひきつづき地下博物館の紹介を行う。ここには、ガウディの残したサグラダ・ファミリアのスケッチや模型、アトリエ、その他の関連資料が展示されている。
地下博物館の入り口。壁に教会やガウディ関連の写真が掛けられている。
生誕のファサードの模型 実際に建築されたものとは細部で異なっているようだ。ガウディは設計図でなく、膨大な量の模型を作って教会の設計を検討した。彼はプランを変更させながら建築を進めるタイプで、最初からの完全な設計図などはなかったとされる。
教会におけるガウディによる様々な意匠についての写真。
これは何でしょうね? 祭壇の飾りみたいだが、よくわからない。懺悔の小部屋ではないよね。調べてみたが、該当しそうなものはない。
側廊の三角大窓の模型
教会内部の天井を支える柱の模型
実物はこれ。
ガウディのデザインによる椅子や蝋燭立て
サグラダ・ファミリアのスケッチ ガウディの描いたスケッチではない。
こちらが、ガウディの残したたった1枚のスケッチ。
ジョセフ・マリア・ボカベーリャの肖像写真。 サグラダ・ファミリア教会の創設者である。バルセロナで書店を営む慈善家で熱心なカトリック教徒。
有名な逆さ吊り模型である。 ガウディがアーチの構造を研究するために考案したもので、重りを吊り下げて出来た形が安定した構造であるとする。この逆の形でアーチを建造する訳である。従って本来ならば、カテナリー(懸垂曲線)が現れるはずだが、ガウディの建築物には代わりに放物線が多用されている。
コロニア・グエル教会地下聖堂の写真
受難のファサードの模型
青銅の長筒。 何なのかは不明。
職人達の作業部屋
彫刻家ジョゼップ•マリア•スビラックスによるガウディ像
地下博物館の紹介はこれでおしまい。
出口は売店の先にあるので、全ての見物客は売店を通らねばならない。何かお土産を買わないといけない。私は、サグラダ・ファミリアの日本語版解説書を購入した。それを読みながらこの記事を書いていた訳です。
ワイフは息子用に記念のTシャツなどを購入していた。
0 件のコメント:
コメントを投稿