ページビューの合計

2017年5月27日土曜日

池田市 亀の森住吉神社

毎週水曜日に阪大に通っている。昨年は講義を終えると直帰していたが、今年はわずかながら余裕があるので、その行きかえりに豊中キャンパスの写真を撮ったり総合学術博物館の見学などをしている。週一度の通勤が楽しくなるお遊びである。

阪大豊中キャンパスの桜
大阪大学総合学術博物館
HANDAI ロボットの世界

講義の2年目は阪急宝塚沿線の思い出の神社仏閣巡りをしていた。今年も晴の日には沿線周辺の神社仏閣巡りを復活したい。実際調べてみると幾つもの神社仏閣があるのだ。

清荒神清澄寺、 売布神社、 中山寺  服部天神 

それで今回は、阪急石橋駅近くの 亀の森 住吉神社 である。 石橋駅改札にある石橋駅周辺地図を見て、その存在を知った。 超有名ではないが、地元では良く知られている古い歴史をもつ神社でした。

石橋駅から歩いて15分ほどの所にある。

神社境内への出入り口は二カ所あり、道路沿いにあるこちらの出口から参拝をする。


社碑  出口のほうの社碑です。真新しく 亀の森住吉神社 とある。


明神鳥居  額束には住吉神社とある。 大阪には住吉神社って山ほどあります。祀り神が住吉三神海の神様です。大阪は運河がめぐらされ海運業が盛んだったためでしょうね。


常夜燈   社のように屋根つきです。 石製の灯篭も好きですが木製のも趣があって良いですね。



ここで、Wikipedia から神社の基礎情報をゲットする。


亀之森住吉神社

住吉神社
Sumiyosi Ikeda01.jpg
所在地大阪府池田市住吉2丁目3-18
位置北緯34度48分6.2秒
東経135度26分23.9秒
主祭神底筒男命・中筒男命・表筒男命
息長足姫命
創建伝宝亀元年(770年)
別名亀之森住吉神社
例祭10月20日



亀之森住吉神社(かめのもりすみよしじんじゃ)

大阪府池田市住吉に鎮座する神社。法人名は住吉神社

ご祭神:
上筒男ノ命  (うわつつのおのみこと)
中筒男ノ命  (なかつつのおのみこと)
底筒男ノ命  (そこつつのおのみこと)


三柱伊邪那伎大神が黄泉の国から戻ってきたときに、その穢れを祓うため川へ入って禊をした時に生まれた神である。 水に因んで海の神様とされる。



中央の三人組である。



息長足姫命 (おきながたらしひめのみこと)

神功皇后のことです。 今回はお札の肖像から。政府お抱え彫刻師キヨッソーネのデザインである。そう言えば表情が外国人っぽいですね。


歴史:

社記によれば、光仁天皇宝亀元年(770年)の鎮座である。後奈良天皇の大永6年(1526年)に社殿を造営する。正親町天皇の天正年間(1573年~1592年)の兵火で焼失する。麻田藩主青木氏の祈願所となり社領を寄進された。
  • 寛永年間(17世紀前葉) - 社殿を新築。
  • 明和3年(1764年) - 社殿を改造。
  • 明治5年(1872年) - 村社に列す。
  • 明治40年(1907年) - 神饌幣帛料供進社に指定される。
  • 明治40年(1907年) - 石橋の厳島神社、八幡神社、垣添の荒神社、麻田の皇大神社、天王山の八阪神社を合祀。
  • 明治41年(1908年) - 東市場の天神社を合祀。
  • 昭和47年(1972年) - 再建。
  • 平成9年(1997年) - 修復。
旧村社にすればかなりの規模を持つ有力神社といえる。神饌幣帛料供進社に指定されるという事情があったためと思われる。
それでは境内の参拝を始める。

手水舎  稲荷社手水舎のように朱塗りです。


掲示板曰

人に勝つより、 自分に勝て

名言ですが、それが至難の技です。

御大典記念碑とその植樹


まず参道脇にある境内社荒神社・恵美須神社 の紹介から始める。 

石の明神鳥居  額束には神社名はない。両神社の共通の鳥居と考えられる。
 

荒神社・恵美須神社拝殿  境内社としてはかなりの規模である。


拝殿前狛犬二基   ユーモラスな表情をしている。



参道に戻り、少し進むと広い境内になる。


社務所


社務所前の手水舎  こちらも朱塗りである。


ここで神社の正門にあたる大鳥居が見えたので、実際の取材順序とは逆になるが、こちらの参道からの境内写真を挙げていく。 出口から境内に入ったので説明がスムーズに進まないからです。

入り口の大鳥居


社碑  こちらが正門の社碑 


大鳥居奥に拝殿が見える。


大鳥居扁額  住吉神社と浮き彫りされているが、真っ黒なので見にくいですね。


石段横の常夜燈

鳥居前の石灯籠

鳥居を抜けて境内に入る所にも狛犬がいる。
木立ちに隠れて神社をお守する狛犬二基



拝殿  平成9年に修復されており、このように見事な姿を示している。


拝殿前 狛犬二基  由緒正しい狛犬である。真新しく非常に凛々しい表情をしている。



拝殿前 常夜灯

拝殿扁額

本殿脇


本殿屋根  本殿は撮影出来なかった。


拝殿横 宝物殿


由緒碑


境内の石灯籠二基


境内社天満宮

石の明神鳥居  額束には 天満宮 とある。

拝殿  


狛犬二基  こぶりでこちらは可愛い表情をしている。



拝殿前  ガラス戸の奥に祭壇が祀られている。


境内社稲荷神社

朱塗り明神鳥居  扁額には、正一位 稲荷大明神 とある。



千本鳥居  ここには千本もないけどね。 京都の伏見稲荷神社には実際に千本ある。


千本鳥居をくぐり抜けた先にある拝殿  賽銭箱はないのでお祈りのみ。
  

再建されたようで、この舎の中に木造の古い社が祀られている。2重社ですね。



同じく境内社なのだが、正式名称は不明。伊勢神宮と呼ぶには小さすぎて憚りがあるのかもしれぬ。 住吉神社のホームページ には、

天照皇大神をお祀りし、お伊勢さんの呼び名で親しまれています。

と記されている。


同じく名称不明の境内社  神社のホームページにも記載はない。


明治天皇陵である桃山御陵遥拝所

神武天皇陵遥拝所  橿原神宮に北接する地に神武天皇陵はあります。10年くらい前に行ったことがある。


これでおしまい。

0 件のコメント:

コメントを投稿