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2017年5月23日火曜日

神戸中央区 二宮神社

ひきつづき生田裔神八社の紹介シリーズで、今回は二宮神社である。

二宮神社は、繁華街からは外れているがビルの立ち並ぶ区域の谷間にある。JR三宮駅を降りて、線路沿いを7,8分歩いたところにある。

大鳥居  参道は石畳で鮮やかな造りの拝殿に向かって一直線にのびている。奥にANAクラウンプラザホテルが見える。


鳥居扁額  黒地に金字で 二宮神社 とある。


参道から大鳥居を望む


例によってWikipediaから基礎データを取得する。

二宮神社 (神戸市)

  
二宮神社
二宮神社(神戸市)
所在地兵庫県神戸市中央区二宮町3丁目1-12
位置北緯34度41分56.4秒
東経135度11分48.3秒
座標: 北緯34度41分56.4秒 東経135度11分48.3秒
主祭神天忍穂耳尊、応神天皇
社格旧村社


二宮神社(にのみやじんじゃ)

兵庫県神戸市中央区二宮町にある神社。生田神社の八柱の裔神を祀った一宮から八宮までの神社(生田裔神八社)の中の二柱目に当たり、天忍穂耳尊(アメノオシホミミ)ならびに応神天皇を祀っている。

歴史:

二宮神社の創立時期はあまりにも古く定かではないが、摂政元年(西暦201年)に神功皇后生田神社を建立する際にお参りになられたと伝えられている。

 また、貞観年中(
西暦859~877年)に生田神社のある砂山(いさごやま・新神戸駅の裏山)が大水害にみまわれ、現在の地に御社を築く間、二宮神社で神さまをお祀りしたと伝えられ、境内には御神体を奉安したとされる「御幸石」が現存する。

二宮神社(稲荷神社の部分)は、江戸時代の末に、京都の伏見稲荷大社の神様をお祀りしたことに始まる。
神社が建立された当時、
二宮神社の門前には大きな花街があり、たくさんの料理屋や茶屋が軒を連ね、笛や太鼓、三味線の音が朝から夜更けまで鳴り響いていたが、大東亜戦争により、大いに賑わった花街は、ここに幕を閉じた。

 明治時代には、旧葺合区内にある神社のすべて二宮神社に合祀され、総鎮守となったが、現在では、地域の発展とともに再び神社が建立され、神々も元の神社へとお遷りになった。

以上二宮神社のホームページから引用した。 二宮神社

敷地の広さの割に2つの大きな脇社をもつ、賑やかで艶やかな神社です。かって門前が花街であった影響かもしれない。


ご祭神:

正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命 (まさかつあかつかちはやび・あめのおしほみみのみこと)

正式名は長ったらしいが、通常 天之忍穂耳命 とされる。天照大御神の長男とされる。



応神天皇  15代天皇であり、確実に実在が確かめられる最初の天皇とされている。

今回はこの画像である。



由緒舎社碑 社碑は立派である。 葺屋荘 総鎮守 二宮神社 とある。

大君の しめぬる國の 外までも  
                    道にぞなびく  御世の閑けさ


常夜燈由緒舎  由緒板のほうは墨が薄くなり読みづらい。


それでは境内を参拝しよう。

RC製の手水舎  久しぶりに手洗いのできる手水舎でした。


拝殿


キンキラの真新しく鮮やかな拝殿・本殿です。 平日ですが参拝の方は結構いました。

拝殿中  不思議なことに扁額が見当たらない。



側面からの拝殿本殿



狛犬二基



御幸石

これが生田神社の御神体を奉安したとされる御幸石。 何の変哲もなさそうな平べったい御影石である。



句碑

初詣外つ国の木の鉾立つも  

山口誓子



柏手の音の さやかに 〇〇〇(いのる?)日々  三笑子  

草書は素養がないので全く読めない。情けないです。



境内では、稲荷神社椋白龍社を共に祀っている。 その方向指示板。



朱鳥居  多くの参拝客が来るようで、おみくじと願掛け 絵馬がズラリと並んでいた。


稲荷神社のお守りをするお狐様2匹



奥の朱鳥居扁額には、併記で  稲荷神社 椋白龍社 とある。
  

稲荷神社拝殿  

拝殿横の短い参道には石のオブジェのような碑が並んでいる。


おイネ狐祠  良縁と子宝の護り神である。



もう一つの入り口である鬼門に立つ石鳥居   その奥が椋白龍社稲荷神社拝殿


天在諸神 の石碑

椋白龍社手水鉢

椋白龍社拝殿   昭和30年に創建された。


創建の由縁

この神社をお祀りするきっかけは、二宮神社の鬼門を守る白蛇が夢に現れ
社を建て祀ってくれれば天界に昇り、
龍となり人々の願いを叶えよう
」といっているとの話が
相次いで神社に寄せられ、時を同じくして

参拝者より椋の木に白蛇がいたという声が寄せられました。

 そして、遂には手水舎改修工事の際、宮司をはじめ工事関係者の目前にも

白蛇が現れたことから、これは夢に従うべきとして、
椋の木の袂に社を築きました。

由緒板



ご祭神の白龍大神  画像は見当たらず。



上の画像はこの社ではなく、網敷天神社白龍大神


拝殿中  ご神鏡がお祀りしてある。


鬼門を守る白蛇が飾られている。 その白蛇グッズも並んでいる。


これでおしまい。

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