JR神戸線 元町駅 徒歩10分のところにある。兵庫県庁を山側に上っていけばよい。
相楽園正門 総ケヤキ造りで、屋根瓦には小寺家の家紋が入っている。
まづWikipedia からの解説記事を引用する。
相楽園
相楽園 SORAKUEN GARDEN | |
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分類 | 池泉回遊式日本庭園 |
所在地 |
兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1
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面積 | 20,000m² |
設備・遊具 | 旧小寺家厩舎、旧ハッサム住宅、船屋形、相楽園会館、浣心亭 |
告示 | 1941年開園 |
相楽園(そうらくえん)
兵庫県神戸市中央区にある広さ20,000m²の都市公園・日本庭園。日本の文化財保護法に基づく登録記念物の最初の登録物件である。ツツジの名所として知られる。
概要:
三田藩士・小寺泰次郎が幕末から明治維新の混乱で困窮する三田藩の財政を立て直すべく、九鬼隆義、白洲退蔵(白洲次郎の祖父)らとともに神戸で事業を起こし実業家として成功を収め、小寺の私邸として建設されたもので、1885年頃から築造を始め1911年に完成させた広大な庭園と邸宅である。
当初「蘇鉄園」と呼ばれていたが1941年に神戸市が譲り受け、名称を中国易経にある「和悦相楽」より取った「相楽園」と変えて一般公開されるようになった。
庭園の形式は池泉回遊式を基本としているが、西洋文化の影響をうけて広場が設けられている。
戦前までは園内に小寺家本邸をはじめとする多数の建造物があった。しかし西洋風の旧小寺家厩舎(重要文化財)以外は全て1945年6月の神戸大空襲により焼失した。現存する大楠や蘇鉄林、大灯篭、塀、門などから失われた邸宅の雄大さをうかがうことができる。
第二次大戦後になって神戸市生田区(現・中央区)北野町から旧ハッサム住宅(重要文化財)が移築保存され、神戸市の迎賓館施設として相楽園会館、茶室「浣心亭」が建設され、さらに神戸市垂水区から船屋形(重要文化財)が移設されて現在の景観に至る。
入場料は、大人300円 小人150円である。
パンフ しまった。入場券を逆に置いてしまった。許されよ。
それでは見学を始めよう。
内側から見た正門
入ってすぐの所にある相楽園の案内地図
蘇鉄園 蘇鉄だけでなくツツジも散見される。
沢山の立派な蘇鉄が植わっている。
樹齢約300年の蘇鉄もある。
石の多重塔と白ツツジ
大灯篭 と 相楽園の名木 樟(くすのき)
相楽園の一本楠よ
かぐわしき緑の枝を
四方に張り
仲郷三郎
満開のツツジ
日本庭園入り口
約20,000m2の敷地の中にある庭園は、池泉回遊式日本庭園。飛石や石橋を渡り、流れや滝石組など深山幽谷の景を見ることができます。
保存のために移築された船屋形(重要文化財)や茶室浣心亭が庭園の景観と調和しています。
上空写真
庭園を見廻ろう。
筧 水が溜ると竹筒が回転して水を下に落とすやつです。音はしないようだ。
池の前にもツツジが植えられている。
石灯籠
茶室浣心亭
池の様子
池で優雅に泳ぐ鯉 餌を貰えるかと集まってきている。
船屋形 重要文化財である。
江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた『川御座船(かわござぶね)』の屋形部分だけが陸上げされたものです。建造年代は、1682~1704年の間と推定されます。昭和55年に保存のため移築されました。
木造2階建、切妻造桧皮葺(きりつまづくり ひわだぶき)で内部は1階2階とも3室に分かれていて、前方より「床机の間」「上段の間」「次の間」となっています。
木部は内外とも全てを春慶塗(しゅんけいぬり)と黒漆塗に塗分け、長押(なげし)や垂木(たるき)の先には金箔を施した飾り金具を打つなど非常に華麗で繊細な造りとなっています。
現存する川御座船としては、国内で唯一のものです。(昭和28年8月29日重文指定)
石燈篭 この灯篭は池うらの塀沿いに立っている。十二支の彫りが施されている。
池の周りの散策路
仏塔のようだが、これも灯篭である。
ツツジ 花の赤と葉っぱの緑が鮮やかである。
浣心亭屋根
浣心亭は茶室として使われているが、現在は閉鎖されている。
芝生広場遠景
芝生広場では茶席が設けられていて、柏餅を食べながらお茶を喫することができる。
広場横の一画にあるミニ石庭の石灯篭 因みに灯篭は園内に全部で27基ある。
私も茶席で風情を感じながら、かしわもちを冷たいお茶で頂いたのでした。柏餅は130円お茶は50円で飲み放題です。その他、ゆず饅頭、よもぎ饅頭、生菓子。赤飯なども広場の和菓子屋店で売っている。
売店 かしわ餅は売り切れたようです。
茶席からの眺め
お茶を飲み終えて日本庭園をでる。
ピンクのツツジの花
市民の木 ハクショウ
そして正面入り口に戻ってきた。ここから再び蘇鉄園を通り旧小寺家厩舎にむかう。厩舎と旧ハッサム住宅の見学は次回にまわす。 ツツジの花を堪能して頂けただろうか。今回はこれでおしまい。
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