と、無意味な断りをいれてから兵庫区にある祥福寺の写真紹介である。以前五宮神社を取材に行ったときに、お隣にあるこの寺院もついでに参拝したのであった。実を言えばおまけの取材である。神戸兵庫区 五宮神社
五宮神社から祥福寺の境内にある宝塔が見えている。
祥福寺の外観 山門への急な石段がある。その両手に自然石による石垣が組まれ、樹木が配されている。見事な造形である。
山門 祥福僧堂 という看板が掲げられている。
お寺の掲示板の横に石仏が祀られていました。
禅寺です。灘区にも祥龍寺という禅寺があって、私は学生のころこのお寺で禅の修行をしたことがあります。
先程も書いたようにこのお寺はWikipediaに掲載されている。(それで記事にしようという気になった。) その基礎データをWikiより引用する。
祥福寺 (神戸市)
祥福寺 | |
---|---|
所在地 | 兵庫県神戸市兵庫区五宮町22-17 北緯34度41分36.9秒 東経135度10分11.8秒 |
山号 | 天門山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 釈迦如来 |
開山 | 大法正眼国師 |
開基 | 雲巌祖端禅師 |
札所等 | 福原西国三十三箇所 第18番札所 |
祥福寺(しょうふくじ)
兵庫県神戸市兵庫区五宮町にある臨済宗の仏教寺院。
歴史:
- 貞享2年(1685年)12月、もと僧正眼が営んでいた平野五宮神社のほとりの小庵に、雲巌和尚によって創建され、盤珪禅師を招いて開山とし、禅寺の道場となった。
- 享保年間(1716年~1735年)廬山妙覚和尚が入山。
- 明治元年(1868年)正月、神戸警備のために来た長州藩兵数百名がこの寺にたむろして、兵庫、神戸を護衛した。
- 明治5年(1872年)、大坂高津の少林寺より匡通和尚が法脈を継ぎ、現在地に伽藍を建て、寺門いよいよ栄えて、妙心寺派屈指の道場となった。
寺は景勝地を占め、光村弥兵衛が寄進の宝塔が緑の山腹に景観美を添えている。
綺麗に整備された厳かな感じのあるお寺でした。
境内に入ると、本堂下に中庭があり石碑がならんでいる。
石碑 高僧の教えを刻んでいる。
印果を刻した石碑
本堂
背景に大倉山を従え中々の景観である。景勝の禅寺である。
現在座禅の接心会を行っていて、立ち入りは遠慮して下さいとのことで、境内はとても静かであった。
それでは境内の拝観である。
鐘楼
飛天観音菩薩
十三重の石塔
僧堂
石灯籠
本堂奥に宝塔が見えているが、立ち入りは禁止されている。
どこかに宝塔の完全画像がないかと探したのだが見つからない。そもそもこのお寺のホームページがない。禅の修行を唯一として、宣伝などには考えていないのであろう。善きかな!
山門に至る石段横にあった石像 ヒンズー教の神様みたいだね。
これでおしまい。
0 件のコメント:
コメントを投稿