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2017年6月21日水曜日

神戸兵庫区 祥福寺

今回は定番の神戸案内シリーズの寺院仏閣編である。例によって写真取材はしたものの、面倒になって記事化するのを放っておいた寺院である。神社と違ってお寺さんのほうは、熱心に調べようという気が起らない。しかし神戸の名所は一通り知っておきたいという強い願望があるので、Wikiに掲載されているような著名寺院は記事にする積りである。

と、無意味な断りをいれてから兵庫区にある祥福寺の写真紹介である。以前五宮神社を取材に行ったときに、お隣にあるこの寺院もついでに参拝したのであった。実を言えばおまけの取材である。神戸兵庫区 五宮神社

五宮神社から祥福寺の境内にある宝塔が見えている。




祥福寺の外観  山門への急な石段がある。その両手に自然石による石垣が組まれ、樹木が配されている。見事な造形である。



山門  祥福僧堂 という看板が掲げられている。


お寺の掲示板の横に石仏が祀られていました。


禅寺です。灘区にも祥龍寺という禅寺があって、私は学生のころこのお寺で禅の修行をしたことがあります。

先程も書いたようにこのお寺はWikipediaに掲載されている。(それで記事にしようという気になった。) その基礎データをWikiより引用する。


祥福寺 (神戸市)

祥福寺
Shoufuku-ji.jpg
所在地兵庫県神戸市兵庫区五宮町22-17
北緯34度41分36.9秒
東経135度10分11.8秒
山号天門山
宗派臨済宗妙心寺派
本尊釈迦如来
開山大法正眼国師
開基雲巌祖端禅師
札所等福原西国三十三箇所 第18番札所


祥福寺(しょうふくじ)

兵庫県神戸市兵庫区五宮町にある臨済宗の仏教寺院。

歴史:
  • 貞享2年(1685年)12月、もと僧正眼が営んでいた平野五宮神社のほとりの小庵に、雲巌和尚によって創建され、盤珪禅師を招いて開山とし、禅寺の道場となった。
  • 享保年間(1716年~1735年)廬山妙覚和尚が入山。
  • 明治元年(1868年)正月、神戸警備のために来た長州藩兵数百名がこの寺にたむろして、兵庫、神戸を護衛した。
  • 明治5年(1872年)、大坂高津の少林寺より匡通和尚が法脈を継ぎ、現在地に伽藍を建て、寺門いよいよ栄えて、妙心寺派屈指の道場となった。
    寺は景勝地を占め、光村弥兵衛が寄進の宝塔が緑の山腹に景観美を添えている。

綺麗に整備された厳かな感じのあるお寺でした。

境内に入ると、本堂下に中庭があり石碑がならんでいる。

石碑 高僧の教えを刻んでいる。

印果を刻した石碑



本堂



背景に大倉山を従え中々の景観である。景勝の禅寺である。



現在座禅の接心会を行っていて、立ち入りは遠慮して下さいとのことで、境内はとても静かであった。

それでは境内の拝観である。

鐘楼

飛天観音菩薩


十三重の石塔

僧堂
 石灯籠

本堂奥に宝塔が見えているが、立ち入りは禁止されている。


どこかに宝塔の完全画像がないかと探したのだが見つからない。そもそもこのお寺のホームページがない。禅の修行を唯一として、宣伝などには考えていないのであろう。善きかな!

山門に至る石段横にあった石像  ヒンズー教の神様みたいだね。


これでおしまい。

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