何とか画像をアップできるようになったので、天満宮の境内外社編をつづける。
八幡社 ご祭神は応神天皇。 玉垣で囲われた小さな境内をもつ。
石鳥居
由緒舎
社殿 扁額には 八幡宮 とある。
小振りではあるが狛犬二基も鎮座している。いささか頭がでかい。
松尾社 ご祭神は大山咋神。 この社も八幡社とよく似た造りになっていて、鳥居、お賽銭箱、狛犬、常夜燈、など神社の必須アイテムは揃えてある。
石鳥居
由緒舎
社殿 扁額には松尾社とある。
狛犬二基 八幡社のとは表情が異なる。こちらの方が2頭身だが表情は凛々しい。
霊符社
天之御中主神を祀っている。 この外社は瓦葺きの立派な拝殿をもつ。
石鳥居
狛犬二基 サイズは八幡社、松尾社より大きくなっている。こちらの狛犬は前掛けをして貰っている。
由緒舎
拝殿 扁額には 霊符社 とある。 拝殿の後方に本殿の社がある。
吉備社 ご祭神は 吉備真備公である。この社も必須アイテムは全て揃っている。
吉備真備公だが、歴史で習って名前だけ知っている。しかしどのような人物であったかは全く忘れている。昨今の健忘ぶりからすれば憶えている訳がない。それで自分のための脚注。
吉備 真備(きび の まきび)
日本の奈良時代の学者・公卿。
その生涯は、Wiki 吉備真備 に解説されている。元遣唐使で波乱万丈の一生を過ごした学者出身の政治家(大臣)でした。
皇国二十四功の1枚
石鳥居
由緒舎
社殿
社殿前狛犬二基 松尾社の狛犬とほぼ同型である。
針塚
稲荷奥の宮 白米稲荷社の奥の宮である。ご祭神は稲荷大神。白米稲荷社は前回紹介した。
朱鳥居
由緒舎
ご神牛を祀る社 亀吉・鶴姫大明神社か?
天満宮 常夜燈 尾州 名古屋 杉屋佐太郎 と奉献者の名がある。
稲荷鳥居の連なり
社殿
守り神の 狛狐二基
筆塚
句碑
船渡御へ 見せて浪速の 土性骨 北山河
天神祭の船渡御 を詠った句です。
天神祭 船渡御 2016
エピソード:
1973年のオイルショックによって天神祭の船渡御が中止になった時、大阪商工会議所会頭だった故・佐伯勇さんは大阪天満宮を訪れて声を張り上げた。「大阪人として天神祭ができないとは何やねん!」と。
さらに境内の句碑〈船渡御へ 見せて浪速の 土性骨(どしょっぽね)〉に目を向けて「これやで、宮司さん。わしが思っているのは」と訴え、この句をタオルに織り込んで経済界に配り、船渡御の復活を支えたそうだ。
十二社 吉備聖霊、早良親王、藤夫人、伊予親王、火雷神、火産霊神、埴山比売神、天吉葛神、川菜神、藤原廣満霊、橘逸勢霊、文太夫霊を祀る。
由緒舎
かくの如くずらりと十二社が並ぶ。神社の長屋ですね。
老松神社
祭り神は 住吉大神と神功皇后
由緒舎
由緒舎
社殿
社碑 真新しい黒御影石製です。
蛭子門近くにある境内外社
右側が白太夫社で左側が老松社紅梅殿
白太夫社 由緒舎 ご祭神は 波會春彦。 菅原道真の従者であった外宮祀官とされる。
社殿
社殿
社殿前 石灯籠
白米稲荷社の朱鳥居をくぐった向かい側に石鳥居があり、その奥が池に囲まれた祖霊社の境内になっている。
石鳥居
星合池 星合橋の側に天神橋のプレートが立てられている。
祖霊社の拝殿 大阪天満宮神官・神職および氏子・崇敬者の祖霊を祀っている。
神額
拝殿扉
由緒舎
高座招魂社 2017年10月18日にできたてのほやほやの社である。祖霊社の境内にある。
上方落語の継承と発展に貢献した先人を顕彰する境内社である。招魂社は、戦後、上方落語の復興に尽力した六代目笑福亭松鶴ら「四天王」をはじめ、同協会が発足した1957年以降に死去した落語家を祭っている。
社碑
社殿
祖霊社境内
境内社の宇賀社
川崎東照宮の神輿蔵 軒瓦に葵の紋が見える。
由緒板
もともと川崎東照宮は徳川家康が没した翌年、元和2年(1616年)に当時の大阪城主、松平忠明の命により、大阪の庶民の権現崇拝を広めるため建立された。現在の造幣局のあたりに位置していたとの記録がある。幕末には長州藩の本営となり、その後明治6年(1873年)に廃社、遺構の一部が大阪天満宮に移築された。
星合池(別名:亀ノ池)全景
境内外社が多いのには驚きました。紹介に手間取りましたが見どころの多い神社でした。これでおしまい。
0 件のコメント:
コメントを投稿