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2018年4月2日月曜日

ナポリ旅行記 XXIX ポジターノ (1)

今回からはアマルフィ海岸の西端にある小さなレゾート地であるポジターノの紹介編である。9世紀から11世紀にかけてアマルフィ共和国の一部となり東西貿易で栄えたコムーネ(基礎自治体)である。現在の人口は約4000人。その当時の栄華が今も教会や街並みに残されている。

海から見たポジターノの街 山頂までへばりつくように建物が立ち並んでいる。




1月7日 (日曜)

朝8時45分にガイド兼運転手がホテルに来てポジターノまで運んでくれることになっている。夕食を抜いた事を理由にして朝食をお腹いっぱい食べてから、荷物を片付けてチェックアウトを済ませた。腹ごなしの散歩をしたかったがそんな時間の余裕はなしであった。

ホテル前の道路で暫く待っていると運転手のジョゼッピが到着した。ほぼ定刻でした。時間にルーズなイタリア人とは言え彼に関しては時間厳守です。

険しい山の断崖を縫うようにくねくねと走りポジターノへ向かう。

ドライブ途中の車窓風景写真

谷あいの集落  満潮時にはこの入江から海にボートを出すことが出来るようです。


このような断崖絶壁にも道がつけられていて道路際に幾つもの住居が建てられている。


道路沿いの景色


ミニムンダス  アマルフィ海岸の集落の至る所に作られているようだ。


教会  ドームのタイルが美しい。


山並み

現代彫刻 

車中から眺めた海岸線

陶器工場

道路をひた走る乗用車  そういえばかなりの混み様でした。国内外から多くの観光客が自家用車でおしよせるようです。


海岸道路

山岳絶景写真  下車して撮影したポジターノのビューポイントです。


約45分のドライブでポジターノに到着。

このガレージ MANDARA  で運転手は待機し、我々一行は約2時間のポジターノ観光を行うのでした。とはいうもののこの街の名所旧跡については殆ど何も知らないので行き当たりばったりの散策でしかない。


ここでの駐車料金はナポリ市内の倍くらい高くて阿漕な商売をやっているそうだ。実際は崖ばかりなので駐車スペースがそもそも少なすぎるのが理由です。

駐車場から坂を下っていくと街のメインストリートに出る。

1階が店舗になっている瀟洒な建物が並ぶ。


背後の街並み  石垣を築いては宅地を作り家を建築する。その何世紀もの営みの結果がこの街並みに現れている。

メインストリート  背後に岩山が聳え絵になる風景です。


時期外れのクリスマスツリー


ポタジーノの道路マップ  


デリカテッセン  野菜や果物その他お惣菜、さらには土産物などを販売しています。


まづはポジターノのランドマークであるサンタ・マリア・アッスンタ教会の見学である。

教会前広場からの山の頂を望む


サンタ・マリア・アッスンタ教会



鐘楼


今回はこれでおしまい。次回は教会内部の見学である。



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