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2018年4月8日日曜日

ナポリ旅行記 XXXIV ナポリ国立考古学博物館 (1)

今回からナポリ国立考古学博物館の見学を始める。見どころ満載の博物館です。まづ基礎データをWikipediaから引用しよう。イタリア語版からのgoogle翻訳を適当に要約修正しました。

ナポリ国立考古学博物館、ナポリ

ナポリ国立考古学博物館
Museo Archeologico Nazionale di Napoli Museo Archeologico Nazionale di Napoli
Natmuseumnaples.jpg
Façade of the museum博物館の正面
Established設立 1777 1777
Locationロケーション Piazza Museo 19, Naples Italy ナポリ イタリア 、Piazza Museo 19
Typeタイプ archaeology 考古学
Collectionsコレクション Romans , Greeks , Egyptians ローマ人 、 ギリシャ人 、 エジプト人
Visitors訪問者 452.431 (2016)  
Directorディレクター Paolo Giulieriniパオロ・ジュリーエリーニ
Public transit access公共交通アクセス Fermata Museoフェルマータム博物館
( Metropolitana linea 1 )
Fermata Piazza Cavour ( Metropolitana linea 2 )フェルマーータ・カヴール 
Websiteウェブサイト
Official website


ナポリ国立考古学博物館 ( イタリア : Museo Archeologico Nazionale di Napoli

古代ローマ遺跡の重要なイタリア考古学博物館です。 そのコレクションには、 ギリシャ 、 ローマ 、 ルネサンスの時代の作品、特にポンペイ 、 スタビア 、 エルコラーノローマ遺跡が含まれている。

建築と歴史:

建物は1585年に騎兵隊の兵舎として建てられた。1616年から1777年まではナポリ大学の所属となる。 18世紀にナポリ公国の王となったブルボン家のカルロ王が母のエリザベートから相続したファルネーゼ家の財宝を展示するようになったのが博物館の始まりとされる。19世紀に博物館となった後、館内は多くの改築や改装がなされた。
ヴェスビオ火山の噴火で埋もれたローマ帝国時代のポンペイエルコラーノなどの町の発掘が進むと、その出土品も展示されるようになった。


収集品:

博物館には、ギリシャローマの古美術品が豊富に揃っている。
重要な所蔵品としてはファルネーゼ家のコレクション ( ファルネーゼカップ 、サルモニクスメノウで作られたプトレマイオスのボウルと「宝の宝」の中で最も有名なものを含む)がある。その中には
古代ギリシャ彫刻の傑作を模刻した大理石像などがある。
またポンペイエルコラーノなどの町からの出土品が展示されている。ローマ時代の生活用品や当時の住居を飾っていた彫刻・フレスコ画・モザイク画が展示されている。

入館料は一般が12ユーロで、18歳から25歳までのEU市民は6ユーロ、18歳未満は無料です。

5つ折りの日本語パンフがあったのでそれをアップする。

博物館は地上階、1階、2階、地下階となっている。

パンフ表

展示物の概略が各階ごとに記載されている。




裏面 各階の展示物の主要展示品が写真で示されている。



 
展示物の撮影は全く私の好みでなされたので有名でないものも多くあり、また有名なもので撮影していない品もある。展示物を詳しく知りたい方は博物館の Website  ナポリ国立考古学博物館 をご覧ください。

それでは博物館の見学を始める。

1階の入り口にあるブロンズの馬頭像  前回博物館前の階段にチョークで描かれた馬頭ですね。





1階アトリウム

壁際の人形 非常に精緻な造りです。

教皇と王の家族  ブルボン家のカルロ王一家と教皇(かな?)


天使と楽隊



アトリウム奥の大理石像 2階に通じる階段横に左右二体ある。農耕の神らしいが詳細は不明。

手元に「地球の歩き方」以外に資料がないのでそれに掲載されていない展示物についてはは調べておりません。どなたかご存じの方がおられましたらお教え下さい。




獅子像


何といっても見たかったのはポンペイエルコラーノの遺跡から発掘されたモザイク絵画である。それで直ちに2階のモザイク室に向かった。

モザイク室入り口


これからは数々のモザイク絵画の鑑賞である。タイトルは見たまま思い付きで与えたものです。




兵士と哲人


猛犬に注意 


闘鶏

闘鶏の調教師


アポロン像 邸宅の祭壇にあったもので非常に細かいモザイク絵画になっている。


海王の凱旋


捕虜の取り調べ





水盤に集まる鳩


メメントモリ(死を思え) 髑髏の飾り


海の幸 山の幸

かの有名な 「イッソスの戦い」のモザイク画で、こちらは本物である。


ポンペイ遺跡ファウノの家にそのレプリカがありましたね。
ナポリ旅行記 X ポンペイ遺跡(7)


その全体画


復元されたレプリカ


部分 アレクサンダー大王

部分 ダリウス三世

キメラ(胴体はトラ、頭はライオン、尻尾はヘビ)に乗る天使


嘆き



動物モザイク絵図


海の恵み I


海の恵み II 上と似た構図ですが 蛸vs伊勢海老 の戦いがはっきりと描かれている。イカ、サメ、タイ、エビだけでなくスズキ、ホウボウ、エイやウツボもいますね。



貴婦人像  



顔のモザイク ブザイクと命名したい。



楽しみ方指南  右下方に猥褻なのがでてきましたね。


次回は猥褻なのを中心にして展示物を紹介したい。今回はこれでおしまい。

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