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2019年4月25日木曜日

兵庫県立 人と自然の博物館

今回は三田市フラワータウンにある 兵庫県立 人と自然の博物館 の紹介である。
1992年に設立された自然史系博物館である。通称 ひとはく の愛称で知られている。入館料は大人200円、大学生150円 高校生以下無料 70歳以上100円 である。100円で入れるところ受付で200円と言われ支払ったので、知らずに100円損をしたのでした。受付嬢から70歳以下に見られて嬉しかったので返金要求はしなかった。

パンフ
表面


裏面


ひとはくの公式ホームページはこちら。

兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)

この博物館には丹波市で発見された恐竜化石である 丹波竜 が展示されている。

それでは見学を始めよう。

エントランスホール



このガラス張りのドーム型のホールで団体受付を行っている。それを知らずに受付嬢に博物館はどこですかなどと間抜けな質問をした。ご親切に3階が入り口になっていると教えてくださった。



博物館横に ひとはく恐竜ラボ があるのでそちらもお時間があればご覧くださいとのことでした。


時間はたっぷりあるのでまづこちらのラボを見学した。

入り口 自由に見学できるようになっている。一棟の平屋で左半分は展示スペース、右半分は研究室になっていて、研究員のかたが熱心に作業をしていた。


お邪魔みたいなので内部の写真はとらず。

それでは本館の見学を始めよう。

パンフに示されているように博物館は4階建てになっていて1~3階部分が常設展示スペースになっている。地上部分と思われるのが4階部分で、階段を下って3階から入館する。

3階→2階→1階→4階 という順序で見学したが、紹介は順番通り1階からにする。

1階 



この階の展示テーマは2つあって 共生の森 と 地球・生命と大地 である。

共生の森



ボルネオ島の熱帯雨林を再現している。木に登っているオランウータンを発見。


地球・生命と大地  テーマそのものを表わした展示ですね。赤い地球の中を通路が抜ける。


骨格標本は アメリカマストドン である。


2階展示場



この階の展示は 水生生物の世界 ひとはく多様性フロア である。

私の興味を引いたのは岩石標本であった。



自然の見事な造形ですね。見飽きません。

巨大アンモナイトの化石


カスザメの化石 エイの祖先かと思ってしまった。


3階展示がこの博物館のメインの展示となる。
テーマは ナチュラリストの幻郷 丹波の恐竜化石 兵庫の自然史 人と自然 となっている。


丹波の恐竜化石 これが当博物館随一の展示だと思われる。

発掘現場

タンバティタニス丹波竜)の復元像


発掘された丹波の地に因んで名づけられていて何だか誇らしいですね。



丹波竜骨格の復元像

骨格化石のレプリカ


ビデオによる解説映像もある。


人と自然

滅びゆく野生生物種  人間のせいではく製や毛皮、装飾品になっちゃうんだね。


兵庫の自然史  熊にはまだ野生の状態では会ったことがない。


爬虫類の化石 メンサウルス   




ナチュラリストの幻郷 

ここには個人収集による多数の昆虫標本が展示されている。坂口浩平氏、稲原延夫氏などのコレクションである。



目についた昆虫標本をあげる。

モルフォ蝶  いつ見ても金属光沢がすごい。半端ない輝きです。


コノハムシなど擬態の昆虫がいる。


世界中の甲虫


これらはほんの一部です。昆虫マニアは一日中楽しめます。

神戸に出現したヒアリに関する展示

こんな奴です。

4階は ひとはくサロン で図書コーナー、情報コーナー、休憩コーナーがある。


情報コーナー



子供たちが面白がっていたのはこの巨大昆虫の展示。カマキリに触れてキャッキャ言っていました。私はその奥にある休憩コーナーで一休み。
 

これで見学はおわり、1階の出入り口は閉鎖されていたので3階入り口から退館する。

ひとはく正面への階段 


ひとはく正面 



その遠景


ひとはく前の深田公園芝生広場



野外ステージ  
三田ホロンピア」当時名残の野外ステージで現在では使われていないそうだ。



三田ホロンピアは、1988年に開催された21世紀公園都市博覧会です。  

当時の動画がアップされています。美智子妃殿下もお越しになられました。



三田市 ホロンピア'88 - YouTube

公園のモビール  ピラミッド上の風見鶏?


この階段を登る。腰痛持ちの年寄にはきつい。


登り切った所からの眺め。
野外ステージひとはくが一望できる。




これでおしまい。






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