今回は大阪府大キャンパスの紹介である。
10年くらい前には、工学部におられたH先生主催の研究集会などでしばしば府大に行っていた。しかしH先生の退官記念シンポジウムの時以来行ったことはない。H先生には親しくして頂き現役中は大変お世話になった。お元気で過ごされているだろうか。
丁度その頃に新しい学舎が次々建造し始めたように記憶している。今回久しぶりに府大にやってきて、その頃に比べてキャンパスは広くなって新しい建物も増えて随分様変わりしているように思われた。
事務の方からキャンパスマップと事務棟の平面図のファイルを頂いていたので迷うことはないだろうと思ったが、念のため早めに自宅をでた。
8時34分の26系統の神戸市バスに乗り、阪急六甲駅まで行く。阪急で梅田まででて、大阪市営地下鉄の御堂筋線に乗り換える。そして終点のなかもず駅で下車する。
御堂筋線 路線図
なかもず駅 駅に到着したのが10時26分なので2時間弱かかったことになる。
阪急、大阪市営地下鉄ともに結構な混み様でした。
この5番出口をでて徒歩13分のところに府大の中百舌鳥門がある。
その出口角に真新しい木造の祠があった。こんな祠を見ると写さずにはいられない。
中百舌鳥駅前 地蔵尊 の祠である。 石の地蔵尊が奉られている。
大阪府大 中百舌鳥門 左側の斬新な建物がA13号棟
キャンパスマップ
垂れ幕が張られていて学会の広告かと思いきや、よしもとお笑いライブ2017の宣伝でした。府大のUホール白鷺で行われるようです。やっぱり地元大阪らしいですね。
三田で開かれたライブのポスターです。関西のあちこちで開催されているようです。
なかもずキャンパス自然観察コースマップ キャンパスはとにかく広いです。平面的にドワーと広がっている。神戸大のキャンパスは山中なので起伏があるのだが、こちらは平地でまっ平である。自転車通学には楽ですが徒歩で通うには大変そうだ。
自然観察コースが設定されているが、府大池コースをとれば何と徒歩40分である。
このようにはるか遠方までキャンパスの通路がつづく。
趣味の学内モニュメント探しである。
1番目は 錨のモニュメント 実際に使われていた錨と思われる。
2番目は プロペラのモニュメント サイズから言うとそんなに大きな船舶ではなさそう。
A15棟に掛る第69回白鷺祭の垂れ幕 学生祭ですね。
事務棟のB3棟に向かって進んでいく。
府大池があるのでその見学を始めた。何せ事務棟での面会約束の12時までには1時間近くある。府大池コースを巡ってやろうと思ったのです。
府大池前の駐輪場
そこから眺めた府大池 葦のようなのが繁茂していて水面を覆い隠している。
池を取り巻く小路
ガリレオの小径を通るとそこから府大池の全貌を見渡すことができる。
小路に沿って一回りする。
こちら側には水草が繁茂していますね。ガリレオと聞いてミステリー作家の東野圭吾の小説の主人公ガリレオこと湯川学を思い出します。東野圭吾は府大工学部出身の理系作家です。私もファンで殆どの作品を読んでいます。『容疑者Xの献身』で直木賞を取りましたね。それ以前から「鳥人計画」など読んでいましたが、受賞後の活躍ぶりは凄いの一言ですね。 ウラムの螺旋
ガリレオの小径は湯川学に因んで名づけられたそうです。
まだ時間があるので講義棟のA5棟を確認する。
A5棟はコの字型になっていて、こちら側の学舎でした。
この部屋A5-103号室 これでもう忘れないでしょう。
教室の確認をおえてから再びキャンパス散策を再開する。
第3番目の 巨大御影石モニュメント 積み上げるの大変だっただろうね。
蘇鉄 モニュメントじゃないけど目印になる。
グラウンド これまた広大である。
その側の体育館 C2棟である。
そして事務棟のB3棟で事務員の方々に出勤簿や業務連絡等諸手続きについて教えて頂いた。事務棟で印鑑を押すのだが、ここから講義棟まではかなり離れている。
この府大池の畔にあるベンチで買ってきたお弁当を食べて昼食とした。
そして時間となったのでA5-103号室に向かった。講義室では学生たちが食事中でした。
準備だけは充分にしてきたので講義は滞ることなく予定通りに進んだ。初講義なのでどうなるかと思ったが一安心でした。しかし学生さんから喋るのが早すぎるとクレームをつけられてしまった。阪大ではそういう事はなかったので、反省して次回からはいつものペースで話していこうと思っております。 これでおしまい。
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