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2018年4月16日月曜日

応用数理C講義 III 

講義の3回目を始める。原稿は3章熱方程式からだが実際の講義では2章の後半から始める。講義の番号と実際の講義回数目とは一致しません。










前回と同様に講義原稿で出てきた方程式や理論の名前に因む学者の肖像をアップしておきたい。今回何といっても有名なのはフーリエですね。数学者・物理学者として歴史的に名の残る大物です。(人間的には権力志向の学者らしからぬ人物ではあります。Wiki参照)




ジャン・バティスト・ジョゼフ・フーリエ男爵(Jean Baptiste Joseph Fourier, Baron de、1768年3月21日 - 1830年5月16日)


フランスの数学者・物理学者。

固体内での熱伝導に関する研究から熱伝導方程式フーリエの方程式)を導き、これを解くためにフーリエ解析と呼ばれる理論を展開した。フーリエ解析は複雑な周期関数をより簡単に記述することができるため、音や光といった波動の研究に広く用いられ、現在調和解析という数学の一分野を形成している。

このほか、方程式論や方程式の数値解法の研究があるほか、次元解析の創始者と見なされることもある。また統計局に勤務した経験から、確率論や誤差論の研究も行った。

フィックの法則で知られるフィックは学者としては変わった経歴をもっています。





アドルフ・オイゲン・フィック(Adolf Eugen Fick, 1829年9月3日 - 1901年8月21日)

ドイツの生理学者、物理学者、医師である。1855年膜を通過する気体の拡散についてフィックの法則を導いた。

マールブルク大学物理を学んだが、すぐに生理学に転向した。1851年乱視の研究で学位を得る。チューリッヒ大学解剖学の教授になった。1867年からヴュルツブルク大学生理学の教授になった。


大数学者のディリクレノイマンルベーグについては次回以降で紹介します。

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