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2018年5月12日土曜日

ナポリ旅行記 XLVI ナポリ歴史地区 (5)

王宮博物館見学の最終回である。前回贅を尽くした調度品を幾つも見てきた。今回もその続きだが、絵画装飾テーブルに注目して見学を行いたい。

広間 天井部分装飾  芸も無く天井ばかり写していて申し訳ないが、各部屋の天井の装飾が違っているのでつい写してしまう。 


大広間  特大の絨毯が中央に敷かれている。
長椅子や壁鏡、壁に掛けられた多くの絵画が部屋の重厚さを演出している。


壁に架かるの絵画


飽きずに撮影したシャンデリア装飾扉


壁面に飾られた絵画の数々  静物画が集められている。


海産物を描いた絵画  


洋梨、チーズ、パンや肉などの食材を描いた絵画


つい食べ物の絵画に目が向いてしまう。

次室天井部分  この部屋の天井には何の装飾も無い。壁を隔てるコリント式の飾柱に注目すべきでしょうか。


丸テーブル  テーブル表面が色目の異なる大理石で渦を巻くように装飾されている。見事な造りです。


木製の六角テーブル 脚は大きな乳房(と翼)を持つスピンクスが支えている。テーブル上の古時計も頭部の2つの小球が時と共に動くようになっているらしく面白い工夫がなされている。 


そして次室へ。まづ天井の写真。こちらも装飾は少なくシャンデリアもいささか貧弱。


奥の間  低い衝立で仕切られている。何に使用されていたのかは不明。


次室  天井部分 天窓のようになっていて採光できる。今までの部屋と比較すると安普請の感が否めない。


壁に掛けられているタペストリー 


タペストリーと彫金で装飾された


飾り扉 

次室に展示されていた椅子となにやら用途不明の装置。板がパタパタ回転するようだが扇風機ではあるまいね。ご存じの方がいましたらお教えください。


飽きずに天井の写真。 この部屋からまた豪華な部屋に逆戻りしている。


次室

壁一面に飾られた絵画円形三脚テーブル  テーブル脚にはやはりスピンクスがいる。こちらは獅子頭である。


天井部分は黄金をバックとして大理石の薄いレース紋様の板が張り付けられている。手の込んだ装飾です。


絵画  詳しい事は分かっていないが宗教画ではなく風俗画のようである。


そして各部屋の見学をおえて廊下にでる。アーチ型の天井はやはり大理石製。


そして最後は王宮内礼拝堂である。


祭壇  色大理石ラピスラズリなど青い宝石を散りばめた豪華な祭壇です。


祭壇ドーム天井部分  聖人や天使が六角の小窓風に描かれている。


礼拝堂壁に置かれているジオラマ  数多くの人形を用いて当時の庶民の生活を表現している。


そのうちの 家族像  赤子を抱きかかえている妻が印象的でした。


キリストの磔刑図  背景はキリスト人形で作られていて飛び出し絵画になっている。


懺悔室  ここで自らの罪を懺悔して悔い改めねばならない。


己が罪の贖われたことを神に感謝する。これでおしまい。

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