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2015年10月13日火曜日

神戸ビエンナーレ2015 II

少し間延びしてしまったが、神戸ビエンナーレ2015紹介の2回目。野外で展示されている、しつらいアート国際展の展示作品を番号順に紹介する。作品は、メイン会場であるメリケンパークカモメリア会場のあちこちに散らばっており、コンプリートを目指すのは結構時間がかかる。地図で確かめながら、見廻るのだが見落としたりする。でも有難いのは、野外展示であるゆえ無料だということである。

作品の展示場所の地図。



幸いな事に、全10作品のリストとその写真は、このページにある。しつらいアート国際展 さらには、作者や作品についての解説もあるので、詳しいことを知りたい方はこのページを参照されたい。

そのコンセプト。

しつらいアート国際展

ウォーターフロントのロケーションを活かし、自由な発想で「しつらい」という日本の伝統的な空間手法を活用した作品を募集しました。
3月23日(月)に一次審査会が行われ、応募総数40作品から入賞10作品を選定しました。
 
このシリーズでは、実際の作品を原則作者名なしで写真紹介しようと思っている。気儘に見て楽しもうというのが目論見であり、色んな角度から写してみた。実際にある作品は、上のページにある画像といささか異なっている。そこが面白いと思って下されば嬉しい。
 
それでは、しつらいアート国際展 の紹介を始めよう。

1.SHRINE



スピーカーを積み上げて鳥居のような造形を構成している。神社好きの私には大変好ましい作品。
テント会場の入り口にもなっている。良いアイデアである。ついでに厳かな音楽を流せばいいのに、と思ったのは私だけであろうか。


2. Hai, Chiizu, Kobe!     神戸ビエンナーレ大賞
 
何というか、通り抜けのできるお家の壁である。
 


3. 帆/立方体/傾いた茶室



このような場所でお茶をたしなむのは、至難の技である。
 
 

 
4.  虹を集める日

グライダー模型と思ってしまった私には、芸術心がない。

 
オリジナルの画像がこれなので、展示とはあまり似ていない。

 
 
5. TET/TRA
 
誰しもテトラポットを連想するが、題目にはどんな意味が込められているのだろう。

 
 

6.  歴史の風景~Hello Goodbye~
 


画像では絵画のようだったが、実際の作品は石造りのモニュメントであった。意外に見過ごしてしまう。船がブイにつながれている様子を表現している。黒御影石のブイが磨き抜かれてあり、つるつる。ハゲ頭のようである。と、この様な印象をいだいてはならない。この3つの石は、華やかな現代、さらには未曾有の震災と様々な歴史を経験してきた神戸の文化の歴史と記憶を呼び起こすものなのだ。難しいがそんな風に思わねばならぬ。

 
 

7. 空輪(からわ)
 

 
この作品を見つけるのが一苦労であった。
展示場所も違っているし、3輪あるはずが1輪しか見当たらない。
 

 

LANケーブルの被覆材であるPPファイバーが輪っかの中に並べてあるようだが、
湿気が充満していて見えない。
 
本来の作品はこれである。全然別物ですね。
 
 
 
8. 我、知らず。その好奇心   審査員特別賞
 

この作品は面白い。扉ばっかりで小屋が作られており、中に入ってみたいと好奇心がうずく。


入ってみると、こんなテトラが置かれているだけで大したことはないのだけどね。


 

 

9. 無実な事実。  

何が無実なのかはわからない。それにオリジナルとは似ても似つかぬ。しかし、これも印象的な作品である。私好み。中はトンネルになっているが、入れません。入れるようにすれば、子供が喜ぶでしょうね。
 

 
オリジナル画像 巨大笛ですね。
 
 
 
 

10.  壁と影 ~時空を飛び越える~  準大賞
 
この作品だけ、展示案内板の撮影を忘れてしまったのだ。
 
神戸各地の風景の影を鉄板に転写し切り抜いた7枚の作品からなる。
 
 保久良神社   そういえばこの神社はまだ紹介していない。そのうち取材する予定。

どこだっけ? 裏側(もしくは表側)から写したので、わからない。次回調べ直します。(後注:再訪して六甲山と確認。 六甲山ー摩耶山散歩 I  六甲山ー摩耶山散歩 II  )

神戸空港  何度も行ってるが記事にしたことはない。今後の課題である。

メリケンパーク  今回の記事の舞台だが、近日中に記事にまとめる予定。



神戸ポートタワー  みなと神戸海上花火大会


五色塚古墳  五色塚古墳


明石海峡大橋  舞子公園
 
これでおしまい。

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