老人には、未来がない。ただ出来るのは、過去を振り返ることだけである。
何度書いたか忘れてしまったが、過去の出来事を書く際のいつものセリフである。 それで、今回は、今年の事とはいえ忘却の彼方になりつつある、カンボジア旅行記をここに記すのである。
と言っても詳しい旅行日誌を書くつもりはない。旅行で撮ってきた写真を中心にして、幾つか思い出や感想を書くだけである。
私、ワイフ、下の息子2人というメンバーでお正月休みの海外旅行に行った。利用した旅行社は、ユーラシア旅行社で、旅行日程表によると、
旅行名:充実のアンコール遺跡巡り 5日間 1月2日~6日
であった。かねがねワイフが是非行って見たいと言っておったのだ。それに、私や息子がくっついて行ったのある。 ツワーであるが、個人旅行に近い。現地のガイドさんが、ドライバーと共に我々グループだけを、観光地に案内してくれるわけである。
写真旅行記を早速始めよう。
1月2日
いつものようにMKタクシーのリムジンバスで関空に向かう。予定通り出発の2時間前に着く。利用する飛行機は、KE724。従って、インチョン空港経由である。
関空内の風景です。いつもと変わらずだね。
飛行後1時間45分で、ソウルに着。 インチョン空港内の景色です。
パフォーマンスとして、韓国女性の横笛の演奏があった。
待合ゲートですね。つぎのソウル発シェムリアップ行まで、5時間半待ち。
空港内は日本と変わらぬが、インチョン空港のほうが関空や成田よりでかい。いつも思う事だが、日本のハブ空港は小さすぎる。これからは、日本も観光で食っていかねばならぬのに、これは由々しきことである。
この時、インチョン空港では、まだ拡張工事をやっていたようだ。
こんな女性4人のクラッシック音楽演奏もやってましたね。空港内の景色です。
向こうに見えるのが、空港管制塔だろうね。
インチョン空港からKE663に乗り込んで、5時間半のフライトでカンボジア・シェムリアップ空港に着。飛行機を降り、税関に向かうところ。深夜でした。
税関では、このようなナーガ(ヘビ)像が展示されていた。
夜のシェムリアップ空港である。
写真を撮っている爺さんがいる。夜のエキゾチックな空港風景を写していたのだろう。
実物は、こんなに立派なホテルではない。
1月3日
アンコール遺跡群は、世界遺産である。カンボジアは、この観光産業で食っていると言って過言ではない。 それで海外の旅行者から、法外の観光税をふんだくるのである。と言っても、我々からすると大したことはない。見学のためには、アンコールパスUS$40を購入しなければならない。顔写真入りのパスである。デジカメと連動させて、インクジェットで印刷したやつです。
朝食後、この観光局でアンコールパスを購入する。 観光には、良いシーズンだけあって沢山の人でした。
まづ訪れたのは、バンデアイ・スレイである。腹のでた、いつもの爺さんがいる。これは無視して、土の色が赤いのに注目してほしい。砂埃の立ちやすい、赤土なのだ。 肥沃な地とは言い難い。
ここ、バンデアイ・スレイには、バラ色の砂岩に彫りこまれた精緻なレリーフが残っている。
その幾つかを見ていこう。
このような、内線負傷者の音楽隊もいました。写真は、カンボジア国王夫妻のものと思える。
(後注:ここで、民族音楽テープをUS10$で買ったが、帰国後聞いてみると、中身は空であった。寄付する積りがないなら、買わないほうが無難である。)
そういえば、珍らしいことにブーゲンブリアの花も咲いていましたね。
カンボジア風の邸宅。
ナーガの石像です。後ろからで見えないが、8頭のヘビ。
味については、覚えてないな。美味しかったんだろう。 それにしても、アジのグリルは残骸しか写っていない。ワイフを除き食い意地の張った者ばかりである。
昼食後、メインのアンコールワット寺院の見学。
寺院のまえには河が流れ、大きな石橋がかかっている。橋の欄干には、やはりナーガの石像。
この国では、粋なおじさんである。ライダーです。
こんな風に橋を渡って寺院に向かう。
橋から河を眺める。
寺院内の景色をランダムに見ていこう。
つぎは、廻廊内に祀られている石仏。
そして廻廊の女神のレリーフ。 ブログの今のタイトル画像ですね。
クメール軍やビシュヌ神のレリーフ。
再びワット内の風景。
そして、夕暮れのアンコールワット風景。
かくして1日目の観光は終わる。そして、夕食は、コロニアル建築のレストランであった。
壁にイモリが沢山へばりついていたのを覚えている。
メニューは、焼き鳥と鶏のグリルでした。
味は、忘れてしまったが、見たところうまそうだね。美味だったのであろう。
またもや長い記事になった。でも鮮やかな写真を沢山アップしたので、許してもらえるだろう。
そして、次回の カンボジア旅行記 II へつづく。
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