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2014年12月11日木曜日

カンボジア旅行記 I


老人には、未来がない。ただ出来るのは、過去を振り返ることだけである。

何度書いたか忘れてしまったが、過去の出来事を書く際のいつものセリフである。 それで、今回は、今年の事とはいえ忘却の彼方になりつつある、カンボジア旅行記をここに記すのである。

と言っても詳しい旅行日誌を書くつもりはない。旅行で撮ってきた写真を中心にして、幾つか思い出や感想を書くだけである。 

私、ワイフ、下の息子2人というメンバーでお正月休みの海外旅行に行った。利用した旅行社は、ユーラシア旅行社で、旅行日程表によると、

旅行名:充実のアンコール遺跡巡り 5日間  1月2日~6日 

であった。かねがねワイフが是非行って見たいと言っておったのだ。それに、私や息子がくっついて行ったのある。 ツワーであるが、個人旅行に近い。現地のガイドさんが、ドライバーと共に我々グループだけを、観光地に案内してくれるわけである。

写真旅行記を早速始めよう。

1月2日

いつものようにMKタクシーのリムジンバスで関空に向かう。予定通り出発の2時間前に着く。
利用する飛行機は、KE724。従って、インチョン空港経由である。

関空内の風景です。いつもと変わらずだね。



飛行後1時間45分で、ソウルに着。 インチョン空港内の景色です。

パフォーマンスとして、韓国女性の横笛の演奏があった。


待合ゲートですね。つぎのソウル発シェムリアップ行まで、5時間半待ち。
空港内は日本と変わらぬが、インチョン空港のほうが関空や成田よりでかい。いつも思う事だが、日本のハブ空港は小さすぎる。これからは、日本も観光で食っていかねばならぬのに、これは由々しきことである。


この時、インチョン空港では、まだ拡張工事をやっていたようだ。


こんな女性4人のクラッシック音楽演奏もやってましたね。空港内の景色です。



向こうに見えるのが、空港管制塔だろうね。


インチョン空港からKE663に乗り込んで、5時間半のフライトでカンボジア・シェムリアップ空港に着。飛行機を降り、税関に向かうところ。深夜でした。
 


税関では、このようなナーガ(ヘビ)像が展示されていた。


 夜のシェムリアップ空港である。

写真を撮っている爺さんがいる。夜のエキゾチックな空港風景を写していたのだろう。


 
 
 空港に迎えにきてくれたガイドさんに、車でホテルに連れていってもらう。ホテル名は、ソマデヴィイアンコールホテル&スパであった。

実物は、こんなに立派なホテルではない。
  

1月3日



アンコール遺跡群は、世界遺産である。カンボジアは、この観光産業で食っていると言って過言ではない。 それで海外の旅行者から、法外の観光税をふんだくるのである。と言っても、我々からすると大したことはない。見学のためには、アンコールパスUS$40を購入しなければならない。顔写真入りのパスである。デジカメと連動させて、インクジェットで印刷したやつです。

朝食後、この観光局でアンコールパスを購入する。 観光には、良いシーズンだけあって沢山の人でした。


まづ訪れたのは、バンデアイ・スレイである。腹のでた、いつもの爺さんがいる。これは無視して、土の色が赤いのに注目してほしい。砂埃の立ちやすい、赤土なのだ。 肥沃な地とは言い難い。

 ここ、バンデアイ・スレイには、バラ色の砂岩に彫りこまれた精緻なレリーフが残っている。
 その幾つかを見ていこう。
 
 
 
 
ついで、プリア・コー寺院バコンロレイ祠堂 などを見学したのだが、どれがどれなのか今となっては、さっぱりわからん。 適当にその時の写真をアップする。見ごたえは、確かにあったのだ。 思い出したが、ここも空気が悪い。東南アジアはどこでもそうだが、この空気は中国から流れてくるのである。


 
 
 
このような、内線負傷者の音楽隊もいました。写真は、カンボジア国王夫妻のものと思える。
(後注:ここで、民族音楽テープをUS10$で買ったが、帰国後聞いてみると、中身は空であった。
寄付する積りがないなら、買わないほうが無難である。)

 
 
 
 
 聖なる牛のはず。

 
そういえば、珍らしいことにブーゲンブリアの花も咲いていましたね。
 
 
カンボジア風の邸宅。
 
 
ナーガの石像です。後ろからで見えないが、8頭のヘビ。
 
 
 お昼は、NEW BAYON RESTAURANT で、カンボジア名物料理アモックとカンボジア流サバのグリルを食した。それと忘れてはならない、地元ビールのアンコールね。

 

味については、覚えてないな。美味しかったんだろう。 それにしても、アジのグリルは残骸しか写っていない。ワイフを除き食い意地の張った者ばかりである。

   昼食後、メインのアンコールワット寺院の見学。
 寺院のまえには河が流れ、大きな石橋がかかっている。橋の欄干には、やはりナーガの石像。
 
この国では、粋なおじさんである。ライダーです。

 こんな風に橋を渡って寺院に向かう。
 橋から河を眺める。


  寺院内の景色をランダムに見ていこう。

 
 
 


 



 
 
 
 

つぎは、廻廊内に祀られている石仏。
 
 
 
 
 
 
廻廊の風景。


そして廻廊の女神のレリーフ。 ブログの今のタイトル画像ですね。




クメール軍やビシュヌ神のレリーフ。

 
 
 
再びワット内の風景。



 

 
 
 
そして、夕暮れのアンコールワット風景。
 



 
 
かくして1日目の観光は終わる。そして、夕食は、コロニアル建築のレストランであった。
壁にイモリが沢山へばりついていたのを覚えている。
 
メニューは、焼き鳥と鶏のグリルでした。
 
 
 
味は、忘れてしまったが、見たところうまそうだね。美味だったのであろう。

またもや長い記事になった。でも鮮やかな写真を沢山アップしたので、許してもらえるだろう。

そして、次回の カンボジア旅行記 II へつづく。


 
 

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