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2015年6月19日金曜日

売布神社

思い出の神社仏閣巡りということで、売布神社をお詣りしてきた。今回はその報告。前回の清荒神につづく2回目である。 清荒神清澄寺
若いころ宝塚に住んでいたので行ったはずだが、どんな神社だったかは、全く憶えていない。というより興味自体が存在してなかった。年を取り老い先が短くなると、お寺や神社巡りをしてみようという気持ちになるのである。それで、写真を撮りつつ、家内安全を祈り、勉強がてらブログの記事にしている。私同様お年を召された読者で、暇なときにお詣りに行こうかと言う気になってくだされば、目的は達せられたことになる。 

と、言わでもの事を書いてから始める。

阪急宝塚線で売布神社駅下車。駅自体は変わっていないようだが、駅の南前は随分整備されていて綺麗になっている。多目的ビルが建っていて、雑貨店やコープなどがテナントとして入っている。


駅を出て山側にしばらく歩くと、ため池にでる。そこを左側に折れて、カソリック女子御受難修道会をすぎると、5,60mほどで売布神社の鳥居前にでる。


この鳥居をくぐって、境内に入っていく。


    その前に、Wikipediaにより予備知識を仕入れておく。
 
売布神社
MefuJinjya.JPG
所在地兵庫県宝塚市売布山手町1-1
位置北緯34度49分02秒
東経135度21分30秒
主祭神下照姫神
社格式内社(小)・郷社
創建推古天皇18年(605年)
本殿の様式流造
例祭10月19日
売布神社(めふじんじゃ)
 
兵庫県宝塚市にある神社である。式内社で、旧社格は郷社。旧川辺郡米谷村(まいたにむら)の産土神。 正式には旧字体を用い「賣布神社」と記す。
 
御祭神:
 
下照姫神(高比売神)を主祭神とし、天稚彦神を配祀する。
 
 
適切な画像とは思えぬが、下照姫神良い画像が見つからぬ。
 
矢を持っている神が、天稚彦神
 
 
一帯は物部氏一族の若湯坐連(わかゆえのむらじ)が拠点としていた地であり、本来の祭神は若湯坐連の祖である意富売布連(おおめふのむらじ)と見られる。
 
こちらの画像は見つからない。
 
歴史
 
推古天皇18年605年)の創建と伝える。下照姫神は当地の里人が飢えと寒さで困窮しているのを愁い、稲を植え麻を紡ぎ布を織ることを教え、その後豊かになった里人が下照姫神を祀ったという伝承が残る。 米谷村の由来もこの伝承にちなみ、米種(まいたね)売布谷(めふたに)が転訛したといわれている。
 
鳥居からずっと下ってゆくと、このような忠魂と刻まれた大きな石碑がある。
 

その横に灯篭が二基立っている。 中央に見えるのが鳥居であり、正式にはここから参道が始まる。


鳥居の横には小さな庭があり、梅雨時期になったせいか、紫陽花が色鮮やかに咲き誇っている。


鳥居を抜けると、赤い灯篭が参道の両脇に並び、急な石段の所までつづく。


2柱にしめ縄が架けられており、このしめ縄をくぐって身を清めてから本殿へ参る。


その途中の石段。結構急坂である。


本殿  この近くの神社としては珍らしく桧皮葺流造である。
文化13年(1816年)の建立だが、阪神淡路大震災で被災し、その後修復された。


狛犬

本殿横に石碑があったのだが、 由緒ある売布神社標石であった。


1736年に立てられており、宝塚市文化財に指定されている。


本殿の額


売布神社の由来

このように書かれている。Wikipediaに記載されていることと同じ。むしろ、こちらがオリジナル。

売布神社の由来
今から約1380余年前の推古天皇18年の御創建で御祭神は下照姫神(大国主神の姫君)とその夫君の大稚彦神をお祀りしています。 当地に来られた下照姫神は住民が飢えと寒さで困窮せるを見給いて稲を植え、麻を紡ぎ、布を織ることを教えられました。その後豊かな生活を送ることができた里人はその御神徳を慕い聡明で美しい姫神さまをお祀りしました。
現在では、衣・食・財の守護神としてまた恋愛結婚成就の神様として崇敬されています。
延喜式内社として近郊に知られ、宝塚市内唯一の旧・郷社であります。
拝殿前の社号標石「売布神社」一基と社叢4100平方米は宝塚市文化財に指定されています。
平成八年 元旦
社務所 



神社内の末社を挙げる。

豊玉神社  屋根は瓦葺。




その横にあるのは、神武天皇遥拝所



 
 稲荷社  額には、稲荷大神とあるだけで、具体的な祭神はわからない。


龍のブロンズ像も安置されている。誰かがペットボトルでお水のお供え。


市杵島比売命(弁才天)の鳥居

その極小のお社。

神社の周辺にはこのような竹林が広がっている。なかなかの景観である。これら、4,100m²の社叢が宝塚市文化財に指定されている。


この神社だけを見るとこれだけで、むしろあっけない。お隣の駅にある中山寺を拝観した帰りにでも足を延ばして寄れば良いと思う。ということで、次回は中山観音。

今回はこれでおしまい。

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