今回はつづきの、白鳥城見学である。 城のエリアはこの地図のようになっていて、モノレールを下車して、通路を廻りこむようにして城門にいたる。
これが城門。
白鳥城の見取り図だが、高さ45mもある。比較することに大した意味はないが、姫路城の天守閣よりも高いし広い。
門を下から見上げると、このようになる。
本物の門は、これです。うまく似せて作られていますね。紋章はやはり異なっている。
城内に入ると、壁の奥にスワンの像が安置されている。白鳥城の由縁である。
スワンの頭を撫でている、デブの爺。いつもの証拠写真だが、顔が見えんので誰だかわからない。個人情報の保護のためには望ましい。
この白鳥城は、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を模したものである。この城です。
城はドイツのバイエルン州にあり、オーストリア国境の近くに位置する。私は、30年前に本物を見に行ったことがある。オーストリアに留学していた時です。ワイフや子供達、現在東大の有名教授であるY先生と一緒でした。今となっては、過去の栄光ですな。
城は、バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築された。美貌の狂王ですね。
41歳で水死するが、晩年はデブになっていた。その生涯は映画や小説でよく知られている。
ルートヴィヒ2世
城内の写真スポットでお城を写してみた。
正しくノイシュヴァンシュタイン城内にいる雰囲気ですね。
しかしながら、お城の塀から外を眺めればやはり日本の風景です。当たり前か。
太陽電池の畑も増えましたね。
前回説明したように、4階から7階までは、3Dトリックアートミュージアムになっている。
作者は、服部正志さん。勿論写真は自由に撮れる。トリック写真を写して楽しむことができる。
二次元である壁や床に、立体感のある三次元的な世界を
表現してその効果を楽しむものです。
伝統的な遠近法でリアルに描写するだけでなく、
アナモルフォーシス(ゆがみ絵)の技法などを
使うこともあります。
また、逆遠近錯視、隠し絵、鏡面など心理学的、
視覚認識傾向を利用した錯覚を楽しむ
「観る」作品もあります。
という事だ。
写真でみると、何の変哲もないが、移動するたびにまた上下に視線を移動するたびに画面が変化する。ホログラム画像になっているのだ。
モナリザの顔が微妙に変化するのだが、正直気色が悪い。
半ば以上息子に脅迫されて、トリック写真の被写体にされたのだ。嬉し恥ずかしの心境である。従ってカメラマンは息子である。それらのトリック画像をアップする。
樽の上に乗って、片手で真剣白刃取り。 海賊は、ジョニー・ディップ。
亀の背でサーフィン。浦島太郎になったワタシ。
蝶に変身のはずだが、座る向きが違うって!
犬に追われて、壁をよじ登る爺さん。
インディアンに槍で突かれ、悲鳴をあげているようには見えない爺さん。
フェルメールの絵の女性からミルクを帽子で受け取っている。が、こぼれているぞ!
荒馬を乗りこなすガンマン。
ドラゴンと闘う勇士。
海賊に蹴倒される、とんまな爺さん。
ゾンビに足首をつかまれ、悲鳴をあげる爺さん。
ギャー。食われてしまう!
強力な突っ張りを土俵際で堪えているのだ。
向こうの岩に飛び移るしか逃げのびる道はない。よ~し、飛ぶぞ。
巨大ダコに巻きつかれた~。何の、今にみろ! 酢だこにして食ってやる。
アラジンとは、何を隠そう、友人である。
私は、年金生活者でなく画家である。と思いたい。
夢でも、毎度何かの怪物に追われている。
実は、カタツムリの餌ではないかな?
今度は、ライオンに追われている。
私は、年金生活者でなく調理人である。と、思いたい。
愛しのマイホームにご帰還。家では、わんちゃんが待っていてくれる。
爺は寿司ネタにはならぬ。
縄梯子を登る爺忍者。
フランケンシュタインに頭をつぶされそうになっている爺さん。下は穴倉。宙に浮かんでいるのはおかしい!
人間を小型化する装置内にいる爺さんだが、隣のサイケな犬は何だろうね。
腹のでかさではまけないぞ~と、力士を吊り上げる爺の私。
キリンさん、こんにちは。
忍者でなく、麻原 彰晃 のように空中浮遊している爺さん。
私は、世界の王である。
ハゲの頭をポコペンで叩いてやる。
サル真似の爺さんでは、サーカスには出られん。
ロデオチャンピオンの私。
不思議の部屋の住民。
ルネ・マグリットの世界への階段を登る。
ドラゴンに頭からかぶりつかれた。たすけてくれ~、勇士よ。
ピエロに祝福され、城の頂上に登る。
実はこれでトリック写真はコンプリートである。今回は出演過多であった。とにかく息子から強制された難行苦行をやり終えたのである。メデタシ、メデタシ。
そして、最上階の7階、神殿の間で騎士の称号を得ることになったのである。
この最上階には、世界の民族衣装展もある。
さらには、くるみ割り人形の展示があった。その一部を紹介する。
窓際に置かれていた青いサンタのくるみ割り人形。
くるみ割り人形の製作過程コーナーというのもあった。
かくして、白鳥城の見学は完了する。
さて、くるみ割り人形といえば、バレーを思い出す。
時は19世紀初め。人形の国では以前よりねずみたちとの領地争いが起こっている。
ある日、ねずみの王様は人形王国に魔法をかけ、マリー姫をねずみに、婚約者の近衛兵隊長をくるみ割り人形に変えてしまう。
魔法を解く方法はただ一つ、世界一硬いクラカトゥクくるみを割るしかない。
だがそのためには純粋無垢な心を持つ人間の力が必要だ。
人形の王から命を受けたドロッセルマイヤーはこの人物を探すため、人間界へと旅に出る。そこで出会った少女クララに待ち受けるものは……。
というバレー劇ですね。つづきを画像紹介しようと最初は考えたが、ちょっと脱線しすぎですね。ということで今回はこれでおしまい。次回につづく。
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