今月のJR西ナビの表紙は京の京うちわであった。
ならばと、京うちわを調べるのであった。
うちわの解説記事には、
うちわの起源は古く、日本には5・6世紀頃には中国から伝えられていたそうです。奈良・平安時代には宮廷や貴族達が、顔を隠す翳(かざし)として、また天皇のお顔を隠す翳(さしば)にも使用されました。また悪霊等を祓う神事や、戦闘の指揮に武田信玄が使用した軍配団扇はとても有名です。
とある。 Wikipediaでは、うちわの産地としてつぎが挙げられている。
日本の団扇産地
- 房州団扇<江戸団扇>(千葉県南房総市・館山市)
- 京団扇(京都府京都市)
- 丸亀団扇(香川県丸亀市および周辺地域)
- 岐阜団扇(岐阜県岐阜市湊町)
- 佐渡団扇(新潟県佐渡郡真野町)
- 雪村団扇<太田団扇>(茨城県常陸太田市)
- 越生団扇(埼玉県)
- 茄子団扇(三重県津市)
- 日永団扇(三重県四日市市)
- 天領団扇(岡山県倉敷市)
- 奈良団扇(奈良県奈良市)
- 撫川団扇(岡山県岡山市)
- 来民団扇(熊本県鹿本郡鹿本町)
調べて見ると、値段は普段使いのうちわから贈答品まで、1296円から84万円まである。
うちわの部分名称は、このようになっている。いつものセリフだが、知りませんでしたね。
それで、この記事の目的は、その芸術的な方の京うちわを見ることである。
金箔張りで、豪華ですね。
花がらのうちわ
日本画風のうちわ
源氏物語だね。
風神
こんなうちわを無造作に使ってみたいものだ。
今回は、これでおしまい。
(後注:この記事を読んで下さった方から、京うちわは重たいですよというコメントがあった。
さもあらん。これだけ凝った意匠ならば重くて当たり前だ。気軽に使う訳にはいかんようだ。)
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