須磨海浜水族園 I 須磨海浜水族園 II イルカショー
長いが、解説文を紹介する。
水辺にまつわる妖怪を紹介
水にまつわる怪異を生きもの・標本・歴史資料・模型といった多彩な資料で紹介する。
河童、海坊主を始めとした約100種類の妖怪の展示パネルや、人魚のミイラや日本に数点しか残っていないニホンカワウソの剥製など貴重な資料を展示。
また、妖怪や怪物に関連するとされる生体も展示される。
全長約2mの人魚や、高さ約1mの河童のリアルな模型は見応え充分。
その他、園内の各店舗では、妖怪にちなんだオリジナル妖怪グッズや食事メニューが用意され、水辺の妖怪についてのサイエンスカフェや妖怪メイク体験ができるなど、いつもとはひと味もふた味も違った奇怪な水族園が楽しめる。
基本データはこれ:
開催場所・会場 | 神戸市立須磨海浜水族園・和楽園展示館特別展示室 |
開催日・期間 | 2015年7月18日(土)~2015年11月8日(日) |
開催時間 | 9:00~17:00 最終入園16:00 7月 18日(土)~8月 31日(月) 9:00~20:00 最終入園19:00 |
料金 | 入園料 大人(18歳以上)1300円 中人(15~17歳)800円 小人(小・中学生)500円 ※幼児無料 |
TEL | 078-731-7301 |
こんなのが展示されている。
◆展示パネル◆
河童、人魚、海坊主、クラーケンなど、約100種の妖怪についての解説等
◆生体展示◆
ヒキガエル(蝦蟇)、ガンギエイ(半魚人)ニホンスッポン(河童)、モクズガニ(蟹坊主)
こんな妖怪フードも提供されている。河童、人魚、海坊主、クラーケンなど、約100種の妖怪についての解説等
◆生体展示◆
ヒキガエル(蝦蟇)、ガンギエイ(半魚人)ニホンスッポン(河童)、モクズガニ(蟹坊主)
迫力のあるニホンスッポン
| 独特なたたずまいのナガレヒキガエル |
人魚のミイラ(原野農芸博物館所蔵) | 二足の奇妙な生物にみえるエイの干物 |
からかさお化けカレー
目玉のおやじ抹茶プリンとか海坊主かき氷などもある。
それで、海や川にまつわる怪奇譚としては、諸星大二郎の『私家版魚類図譜』があったなと思い起こす。短編集でお勧めです。内容は読んでのお楽しみ。アマゾンでは、中古で300円からあります。
内容紹介:
怪奇と幻想の水族館へ。深海に棲む若き人魚の冒険譚「深海人魚姫」とその後日談「深海に還る」。作者の十八番、中国伝奇ホラー「鮫人」。『私家版鳥類図譜』収録のSFファンタジー「鳥を売る人」の続編「魚が来た!」など、諸星大二郎の魅力が凝集した全7編のフルコース!
海辺の怪異というと、やっぱり船幽霊ですね。
諸説あるが、海上で遭難し溺れ死んだ人間の迷える霊魂ともされている。
舟幽霊は雨の日に現れることが多い。波音がなく帆が逆にふくらみ、勢よく突き進んできて、舟幽霊がその舟に憑くと、青白い火がぱっと消え去って急に舟が動かなくなったり、行手に島や礁が突如として現われるといった錯覚を生ぜしめたりする。
海上の幽霊火である。
外国でも、船幽霊はある。船自体が怪獣みたいに変化している幽霊だね。
海上に現れる女の子と犬の幽霊なんてのもある。
海坊主もそうだね。これは、巨大で黒くてヌメヌメしており目が光りくちばしがあるという妖怪で、時おり、波間から出現するのだ。
海中に入ると、魚が怪異に変化する。深海魚の姿がモデルになっているのかな。
海難法師
水木画伯の絵だが、海に出る防空頭巾の集団亡霊というのもある。
海中の巨人の手。
川赤子もいる。
マイナーだけど、岸涯小僧(がんぎこぞう)。
こんなユーモラスな妖怪もいる。
一方欧米の川中の幽霊はもっと怖い。
女性の幽霊。
エイリアンみたいな幽霊。
蒸し暑い日が続きますが、少しは涼しくなったでしょうか?
今回はこれでおしまい。
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