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2015年10月29日木曜日

桜井 狭井神社

桜井編の2回目の神社紹介である。今回は狭井神社大神神社の摂社なので、前回紹介すればよかったが、相当な規模を持つ美しい神社なので、途中にある同じく摂社である磐座神社と共に紹介したい。

大神神社祈祷殿のある広い境内から狭井神社につながるくすり道がある。


くすり道の入り口にある縄鳥居


このような石段のついた山道を登っていくわけである。


その途中にある、大神神社摂社である磐座神社。 ご祭神は、少彦名神。



鳥居

 

 
 神様の鎮まる石を祀り神としている。何故か色違いの卵が四隅に供えられていた。

 


しばらく歩くと、すぐに狭井神社にでる。Wikipediaによる記述は、大神神社の記述内に収められている。

狭井神社
  • 祭神大神荒魂神(おおみわのあらみたまのかみ)
この神の画像は見当たらない。その配祠神として、つぎの神も祀っている。

大物主神(おおものぬしのかみ)
媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)
勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
  • 式内社「狭井坐大神荒魂神社五座」。病気平癒の神社。御神体である三輪山への登拝口が境内にある。但し、三輪山は御神体であり山そのものが神域であるため、軽率な気持ちで入山することは出来ない。
桜井市のホームページより:

狭井神社は狭井川の畔にある大神神社の摂社で、正式な名前は「狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわあらみたま)神社」という。本社の荒魂をお祭しており、延喜式神名帳に記されている古社。古より「華鎮社」と称された。


狭井神社鳥居

狭井神社石碑

境内を見て廻ろう。

鎮女池の前にある鳥居。これは、市杵島姫神社の鳥居。やはり大神神社の摂社と思える。現在本殿修繕工事中である。



手水舎

皇后陛下がこの狭井での鎮花祭を歌っておられる。昭和50年の歌会始にお詠みになられた御歌である。

三輪の里 狭井のわたりに 今日もかも 花鎮めすと 祭りてあらむ

 
 狭井神社は、鎮花祭(はなしずめまつり)が行われる神社として昔から有名であり、「花鎮社」ともいう。鎮花祭りは、俗に「くすりまつり」ともいい、毎年4月18日に大神神社とこの狭井神社で執り行われる重要な祭りで、その起源は崇神天皇のとき、全国に疫病が流行したが大田田根子を召して祭神の大物主神を祭ったところ疫病が止んだことにあるという。


 
三島由紀夫記念碑   清明 と刻まれている。彼が三輪山を訪れた際に揮毫した書を基にしている。


その詳しい説明パネル。拡大すれば読めます。

 拝殿
 


神社の説明板

工事中の市杵島姫神社の祠が仮設でこちらの拝殿に安置されている。


 拝殿の左後ろに、この神社の由来になっているご神水井戸・狭井がある。ここから湧き出る水は昔から「薬水」と呼ばれていて、この薬水を飲めばいろいろな病気が治るという。



このように立派な社が造られている。御神水は、押しボタンで汲み取れるようになっている。とても近代的である。私も薬水として謹んで飲ませて戴いた。喉が渇いていたこともあり、とても美味でした。



拝殿の奥の様子。

ここから三輪山にのぼることができるが、許可が必要になる。

つぎの様な記述がある。 狭井神社

三輪山の標高は467.1mである。その山頂に高宮神社があり、信仰者の登頂を認めている。登拝口は拝殿の右側にある。社務所に願い出て、住所・氏名・入山時間・性別を記入し、登拝口で祓いをすませれば、木綿襷を肩にかけて誰でも登頂できる。ただし、往復とも指定された一本道だけを通ること、禁則地域には絶対立ち入らないことなど厳しい制約が課せられる。途中に急な坂道もあり、普通の人なら頂上まで1時間はかかるとのことである。なお、登頂は有料である。

 
 今回はこれでおしまい。
 

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