今年の4月に夙川の花見に行ったが上流に向かってであった。下流のほうへも花見はできるが上流ほど華やかではないので通年そこは省略している。夙川の桜
今回は久しぶりに散歩の記事である。阪急夙川駅から下流に向かって散策した途中に見つけたお地蔵様、お堂や不動明王の写真報告をしたい。余り知られていないお地蔵様達だと思う。以前撮った写真に再取材したのを加えたので撮影時期はまちまちになっている。また西宮市の広報などから画像を拝借したところもある。夏の日差しの強い時だったので写真は全体に白っぽくなっている。機会があれば秋ごろに再撮影したいと思っている。
夙川駅を下って2,3分のところに夙川延命地蔵がある。
お地蔵様の立像が1体とその横にお地蔵様を模した石仏が3体並んでいる。全て赤い前かけが掛けられている。由緒についてはよくわからない。関連があるのかどうか不明だが、このような記事があった。
昭和十三年(一九三八年)七月五日の阪神大水害の折、兵庫県西宮市を流れる夙川の土手にあったお地蔵様の傍らで数人の女の子が助かった。
このお地蔵様のことだと思われる。延命でなくお地蔵様が子供達を救ったのである。
またこのお堂の左側に慈悲塔と刻された石碑があったのだが、撮影を失念した。
さらに進むと夙川公園に入り、水生植物の繁る片鉾池がある。時折水鳥が飛来している。
夙川公民館(写真右側)はその脇にある。西宮市のエリアガイド によると、つぎのように書かれている。
春には桜並木、夏にはハスの花が多くの人たちの目を楽しませている。約5,000平方メートルの広さがあり、ハス以外にもショウブなどの水生植物が10種類、約3,600本も植えられており、大きい鯉や鳥などが集まる自然あふれる池です。
私はこのベンチに座って暫しの休息と水分補給をとったのであった。暑いものね。
ここからJRの高架をくぐる。するとお堂が建っている。
夙川日切地蔵尊 を祀るお堂であった。
その社額には、夙川日切地蔵尊 と書かれている。
ご本尊 参拝する方が多いのであろうか、堂内は整理整頓されている。
そのお隣にバラック屋根下ではあるが、夙川不動明王が祀られている。
由緒は記されているがはっきりしない。看板には次のように書かれている。
安政年間に刻されたもので、剣谷にあったが昭和12年の甲陽大池決壊のため流失して苦楽園橋下に埋没していた。それを掘り起こしてここに祀っている。
中央がその不動明王の石像 童子っぽくって好いですね。右の不動明王像はレプリカであろう。左側にはお地蔵様も並んでいる。
石像前の台座には、夙川 一願大聖不動明王 と記された額が置かれてあります。
対岸に渡ると夙川公園のプロムナードがみえる。
夙川さくら道という。
この一帯は花の広場である。桜の時期は過ぎ去っているので今は花枯れの季節である。
さくら見物ルートの看板
夙川橋の照明灯 大正レトロ的な雰囲気を醸し出している。
橋からの夙川の眺め
夙川さくら道の下流方面
ここからは阪神香炉園方面に至るが、そちらへは行かずすぐ近くのJRさくら夙川駅に向かった。帰宅時間が近づいている。
プラット
線路はつづくよ~どこまでも~。
六甲道駅で下車して、食料調達を済ませてバスで自宅へとに戻ったのであった。これでおしまい。
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