実は2ヶ月前の10月9日に取材に行ったのだが、その後多忙となり放っておいたものである。遅ればせながら記事にしようと思い立った。前々回に正福寺の記事を書いて、布袋寺は訪問したのに記事にしていないのを思い出したというのが偽らぬ所です。
ただ今回は布袋寺まで行かず、その前の神鉄二郎駅周辺の案内記事です。名称不明の社の紹介もあります。
その日は母の新開地の施設訪問後、神戸電鉄を利用した北区の神社仏閣巡りでした。母が寝たきりになる前だったので今思えばお気楽な神社お寺さん巡りです。
毎回の神鉄車両写真で相済まぬが、三田行の準急である。
約1時間で二郎駅に到着。 途中神戸電鉄沿線を窓から眺めて楽しむ。
二郎駅プラットフォーム 片側のみのプラットで無人駅である。
駅名板 これは全駅共通のものです。
駅舎 無人駅であるが自動改札機が備えられている。
子供が小学生の頃にイチゴ狩りに行ったことがある。それ以来の訪問なので35年ぶりくらいになる。その当時の様子は全く憶えていないがイチゴ畑がず~と広がっていたような気がする(だけです)。
のどかな感じの小さな駅舎だが実はハイテク装備されているのである。
沿線光ネットワークに接続された駅務遠隔システムが導入されており、センター駅から自動券売機、自動改札機、自動精算機、TVカメラ、インターホン、シャッターが遠隔操作される。そのため駅員巡回駅となっており、構内売店等もない。(Wikipediaによる)
二郎駅周辺案内図 これは古い地図で、すでに大歳神社は移転してしまっている。
この地図を見て私は大歳神社の位置を間違えてしまったのだ。あらかじめ詳しく調べていなかったのでこちらに非はあるのだが・・。現在山陽自動車道の高速道路工事中らしくて、う回路を指示されている。
神戸電鉄の線路橋桁
山陽自動車道の延長された橋桁
北神戸田園スポーツ公園に通じる遊歩道
私は大歳神社が移転したことなど全く知らなかったの概略図を見て辺りをつけて脇道に入る。そこで坂道を登って見つけたのがこの社である。
この社が大歳神社かと最初は思ったのだが余りに小さすぎるし、神社の態をなしていない。社碑どころか何もない。
朱鳥居 朱塗りが大分剥げている。
社殿 社名を示すものは何もない。昭和期に造られたものらしくそれ程古くはない。
手水鉢
後になって思い至ったのだが、大歳神社の移転できなかった末社ではなかろうかと思う。google map には何の表示もない。
周りを見渡そうと、さらにコンクリの石段を上る。
そこには池があり、子供達が魚を釣っていた。彼らにこの近くに神社があるのを知ってるかいと尋ねると「知らん」でおしまい。怪しい爺いと思われたに違いない。
旗鉾池 池の名称は後に地図で確かめた。コンクリで四方を囲まれた灌漑用のため池らしい。
おかしいなと思ったが、とりあえず引返してつぎの目的である布袋寺へと向かうことにした。
神戸電鉄沿いの風景
稲刈りの終った田圃 右奥に見えるビニールハウスがイチゴ栽培のハウス。
布袋寺から見た田園風景
布袋寺の参拝は次回にまわそう。これでおしまい。
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