最後に今回の講義原稿で出てきた方程式や理論の名前に因む学者の肖像を可能な限りアップしておく。有名な学者もいるしそうでない学者もいる。
まづオイラーの連続方程式とラグランジューシャルピの理論の名前に因むオイラーとラグランジュの肖像をアップする。二人とも超有名な数学者(物理学者)である。
レオンハルト・オイラー(Leonhard Euler, 1707年4月15日 - 1783年9月18日)
18世紀の数学者・天文学者(天体物理学者)。 18世紀の数学の中心となり、続く19世紀の厳密化・抽象化時代の礎を築いた。スイスのバーゼルに生まれ、現在のロシアのサンクトペテルブルクにて死去した。晩年に失明するも精力的な研究生活を死ぬまで続けた。5万ページを超える膨大な研究論文を持ち彼の全集は今だに完成していない。
ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ(Joseph-Louis Lagrange, 1736年1月25日 - 1813年4月10日)
シャルピ (Charpit) の方はそれ程有名ではない。特性曲線の方法を最初に考案した数学者としてのみ知られている。
フランスの数学者で最初に特性曲線の方法もしくはラグランジュの方法として知られている1階の偏微分方程式を解く方法を最初に開発した。その成果は1784年6月にRoyal Acadey of Science に送られた研究録(発表はされなかった)に纏められていた。
Burgers 方程式のバーガーズはオランダの物理学者である。彼もそれ程著名という訳ではない。
Johannes(Jan)Martinus Burgers (1895年1月13日 - 1981年6月7日)
オランダの 物理学者で、物理学者WG Burgersの兄弟。 バーガーはライデンで物理学者ポール・エレンフェストのもとで学び、1918年に博士号を取得。彼の名はバーガーの方程式、 相転位理論のバーガーズ・ベクトル 、 粘弾性の バーガーズマテリアルなどで知られている。
ヤコビ行列も出てきたので彼の肖像をアップしておく。彼は楕円関数論の研究で有名です。
カール・グスタフ・ヤコプ・ヤコビ(Carl Gustav Jacob Jacobi, 1804年12月10日 - 1851年2月18日)
ドイツの数学者。ユダヤ人の家系に出生。ベルリン大学で学び、1825年に哲学博士の学位を得た。学位論文は部分分数の理論についての解析的なものであった。
1827年にケーニヒスベルク大学で数学の正教授に就任。1842年までその座にあった。
1827年にケーニヒスベルク大学で数学の正教授に就任。1842年までその座にあった。
彼の楕円関数についての研究は、数学に新たな地平を切り開き、とりわけ彼のテータ関数に関する成果は彼の解析学における最も重要な発見の1つである。ヤコビアンで有名。
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