家庭内では家事以外何も求められていないので、腰が痛い痛いといいながら孫のお祝い行事とか運動会に参加しています。母の施設見舞いや買い出しもしているので一応主夫と爺さんの務めは果たしています。不甲斐ないけれどそれが日常の大部分になっている。
それでも数学のお勉強からは離れたくないので大学、大学院程度の教科書や参考書をせっせと読んでいます。この期間中、上野健爾の「数学者的思考トレー二ング」の複素解析編と解析編を読みました。現在代数編を読んでいます。知らない(忘れていた?)ことも結構多くて面白く読んでいる。唯一頭を使っている幸せな時間ですな。
数学者的思考トレーニング 解析編
2012/3/24
上野 健爾
数学者的思考トレーニング 複素解析編
2018/6/9
上野 健爾
単行本(ソフトカバー)
¥ 2,916
ものを考える能力の退化は甚だしいものがありますが、再発見というか忘れていたことを思い出すのは結構楽しい。まさか70の爺さんが若者向けの上野先生の本を読んでいるとは思うまい。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
別に数学者志望の人向けと言うわけでなく、一般の数学好き向けの啓蒙書とも考えられる。解析編や複素解析編は工学部卒の暇な退職老人達にも頭の体操として向いている。計算を実行するとより解りやすいと実感する。
しかし、代数編は難しい。内容を自分なりに理解するのに四苦八苦である。
数学者的思考トレーニング 代数編
2010/7/29
上野 健爾
単行本
¥ 2,808
ようやく拡大体の実例まできたので「ガロアの夢」まではあと少しである。よーし頑張ろう。私は解析学者であったので、数学専攻でありながらガロア理論は勉強したことがないのです。まあ、知らないことは一杯ありますね。
以上ブログお休みの弁明にもならぬ雑感でした。
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