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2018年10月18日木曜日

奈良 春日大社 I

今回から春日大社の訪問記を始める。全国にある春日神社の総元締めなので、退職後神社に興味を持ち始めてからは是非訪問しようと思っていた。主夫業が本業になってからは自由に動けなくなったので今回の奈良行きは久々のチャンスでした。

春日大社へは10年以上前に行った記憶はあるが何も憶えていないので、実際は初めての訪問と同じである。実際その通りで何となく記憶があるのは南門だけでその他は忘却の彼方でした。ともあれ世界遺産の1つを個人写真に収めたので満足である。

この神社の由緒等については無知同然なのでWikipediaに教えて頂く。

春日大社(かすがたいしゃ)
Kasuga-taisha11bs3200.jpg
中門・御廊(重要文化財)
所在地奈良県奈良市春日野町160
位置北緯34度40分53秒
東経135度50分54秒

主祭神春日神
(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の総称)

中臣氏(のちの藤原氏)の氏神を祀るために768年に創設された奈良県奈良市にある神社。旧称は春日神社。式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「下がり藤」。
全国に約1000社ある春日神社の総本社である。武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする。ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されている。 




いつものようにまづ御祭神由緒を述べる。


御祭神

主祭神  つぎの4柱である。 

武甕槌命 (たけみかずちのかみ) 藤原氏守護神(常陸国鹿島の神)


「地震のおかげで普請が増え、大工が儲けて大喜びしている」という、地震よけの歌にかこつけた風刺画(安政2年10月の瓦版)。ナマズを抑えるのは鹿島神ことタケミカヅチ  (Wiki より)


経津主命 (ふつぬしのかみ)   藤原氏守護神(下総国香取の神)



天児屋根命 (あまのこやねのみこと)  藤原氏の祖神(河内国平岡の神)

天児屋命_サムネイル

神道 神社 より

比売神 (ひめがみ)  天児屋根命の妻(同上)

大宜都比売_サムネイル

同じく 神道 神社 より

以上を総称して春日神と呼ばれ、藤原氏氏神である。 


由緒  (春日大社のホームページより引用

春日大社は、今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く茨城県鹿島から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様を神山御蓋山(ミカサヤマ)山頂浮雲峰(ウキグモノミネ)にお迎えした。やがて天平の文化華やかなる神護景雲2年(768年)11月9日、称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手によって、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して千葉県香取から経津主命様、また大阪府枚岡から天児屋根命様・比売神様の尊い神々様をお招きし、あわせてお祀り申しあげたのが当社の始まりです。


藤原氏の氏神を祭神とする奈良時代に起源をもつ相当に古い神社でした。

パンフを入手したのだがどこかに忘れてきたのでネットから次の案内図をゲットした。

春日大社案内図



それでは神社境内の写真散歩を行う。南大門から春日大社に向かったので一の鳥居はパスした。

春日大社参道の石碑


境内に3000余りあると言われる石灯籠の一つ。竿の部分に春日社と彫られている。これはどの灯籠も同じ。この灯籠の火袋の部分は木製になっている。

春日大社参道


灯籠好きなので見つけたら写さずにはいられない。いままで千基以上の写真を撮って来たけどいまだに飽きない。

常夜燈六連 こちらは火袋の部分も石製。


参道脇の朱鳥居と社  多分末社と思えるが神社名は不明。


常夜燈  竿の部分の違い2連づつ。


奈良公園の鹿  潤んだ目で私を見てくれている。せがんでも餌の鹿煎餅はないよ。


石段に乗せられた二基の常夜燈


二の鳥居


春日大社ユネスコ世界遺産認定の記念石碑


鳥居前の狛犬二基


常夜燈

常夜燈の連なり

常夜燈三基  宝珠と笠の部分が苔むしていて趣がある。



鳥居をくぐってすぐの所にある 末社の祓戸神社




御祭神は 瀬頼津姫神(せよりつひめのかみ) 罪や穢れを払う神である。

鳥居社殿


社殿の御簾


伏鹿手水所  手水場の上に大鹿の彫像があり、鹿を拝みここで手と口を清めることになっている。

苔むした常夜燈の連なり

鹿と石灯籠  

着到殿  平安・延喜年間の創建で、この建物で3月の春日祭の折「着到之儀」が行われる。

殿内の地面は砂利引きである。


春日大社南門  


春日大社境内図 この案内図を頼りにして境内の摂社末社を見て廻りました。



南門回廊まえの石灯籠群

こんな所にも鹿が入り込んでいる。


回廊屋根

由緒舎  世界遺産だけあって英語の説明つきです。  


そして社殿内に入っていく。今回はこれでおしまい。社殿の見学は次回。


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