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2018年10月16日火曜日

奈良 東大寺 II

今回は東大寺大仏さんの全貌を見て行く。大仏様のオンパレードの予定です。

中門の両脇から回廊が伸びている。左側の回廊外壁


大仏殿入堂口 土曜日で大変混雑していました。


大仏殿外観  この場所は撮影のベストスポットの1つでした。


中門前に群がる観光客  回廊のみを撮影したかったが無理でした。 


参道正面から見た大仏殿   ここも絶好の撮影スポットです。

大仏殿正面


大仏殿左右の景色  左側


右側

大仏殿屋根金の鴟尾(しび)

因みに大仏殿の屋根の総重量は3020トン、瓦だけの重量で1500トンだそうです。知らなかったがびっくりするほど重いんですね。




八角灯籠  



鋳銅製 総高4.645m、軒高3.280m

上から、火焰宝珠八角形笠八角形火袋中台(八角形一重座・八陵形二重座・反花)・八角形棹二重華座八陵形一重座からなっている。

灯籠火袋の壁面彫刻 

笛を吹く音声菩薩 

どこかで見た記憶がある。そうでした、昔の200円切手の図案にありました。

第1次 ローマ字入り 200円 音声菩薩

大仏殿入り口門

屋根の意匠

入り口扉  折り戸になっている。

扉前の線香台  頭がよくなりますようにと煙を頭にかけて願ったが到底無理なので、思い直してこれ以上頭が悪くならないようにと変えたがこれも無理なお願いでした。




ご本尊の盧舎那仏像(大仏) やはりデカい!!

この大仏は像の高さ14.7メートル、基壇の周囲70メートルで、頭部は江戸時代、体部は大部分が鎌倉時代の補修であるが、台座、右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部などに一部建立当時の天平時代の部分も残っている。

当然とも言えるが全くの建立時代のままではない。それでも一部天平時代の部分が残っているのは凄い。


神々しいお顔のアップを様々な方向から写しました。 





大仏を取り巻く金の小廬舎那仏


この様に後光に沿って並んでいる。


大仏右側に鎮座する如意輪観音坐像




左側に鎮座する虚空蔵菩薩坐像


その祭壇


共に国指定の重要文化財

大仏蓮弁・蓮華蔵世界図  人の事はいえないがスマホの手が邪魔ですね。


角度を変えて撮り直し。


解説板 

華厳経」が説く宗教的世界観を絵で表わしたものだそうです。詳しくは画像を拡大してお読みください。


供花壺  蓮の花が生けられており、蝶が壺の肩に羽根を休めている。


またも撮影角度違いの大仏様



大仏殿天井部分

大仏虚空蔵菩薩坐像


側面からの撮影


広目天立像  江戸時代の作品  寄木造彩色で3mほどもある巨像である。


そのお顔部分


大仏像背光部分 

大仏像背光の部分

長い釘のようなもので背光を支えているようだ。こんな裏があるとはね。


背後からのお姿
大仏殿の奥には東大寺の模型が展示されている。


大仏殿 鎌倉期再建時模型  現在の大仏殿より規模は大きかったそうだ。


江戸期再建の大仏殿模型  現在の大仏殿と同型である。


四天王のうち多聞天広目天しか大仏殿にはないが、残りの増長天持国天は頭部までは造られていた。

増長天と持国天頭部


身体部分が完成されなかったのは残念ですね。

鬼瓦  手塚治虫「火の鳥 鳳凰編」で描いた我王の作った鬼瓦のモデルです。



柱の穴くぐり  幽霊の手ではありません。この柱の穴をくぐり抜けると「無病息災」の御利益があると言われている。順番待ちで何人も並んでいました。私は当然パス。

多聞天


その上半身  多聞天は獅子鼻だったのですね。


算額奉納が掲示されていました。

こんな問題が与えられています。

問題一  大仏様が肩まで浸かってお風呂に入るとしたら何リットル入る湯舟がひつようでしょうか?


問題二 東大寺梵鐘(大鐘)をついた時、鐘の音は半径何キロまでとどくでしょうか?


共に難しい問題ですね。私には解けないので、答えはQRコードで確認してください。

最後に大仏様のお姿を拝みましょう。


大仏様の左手

大仏様の右手


大仏殿の拝観はこれでおしまい。

大仏殿の脇に祀られていた賓頭盧尊者像



手水舎

大仏様に家内安全のお祈りをささげ、大仏殿を後にしたのでした。


今回はこれでおしまい。

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