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2019年5月4日土曜日

有馬温泉 切手文化博物館

今回は有馬温泉にある切手文化博物館の紹介である。現在は集めていないが、子供のころは切手ブームで熱心に集めていました。記念切手の発売日には母に郵便局で並んで買って貰ったものです。高校の時は受験で忙しくて収集熱は冷めてしまっていたが、結婚して独立すると切手収集を再開してそれほど熱心ではないが外国切手を中心に集めてきた。特にチェコスロバキアの凹版切手にはその印刷の見事さにほれ込んで、チェコの収集家と文通により切手交換をしていました。

こんな小型シートを交換により入手しました。切手屋では入手困難な品でした。


また現役時代海外出張の折はその国の郵便局で切手を買っては楽しんだものです。

それらの切手や郵便物は現在相当数溜まっており、そろそろ片づけねばと思っている。家事や考え事をするのが嫌なときはその整理にいそしんでいる。根本は仕事のない老人だからね。それで方眼リーフやヒンジを買ってきてはせっせと切手張りをしている。笠張り浪人ならぬ切手張り老人です。

方眼リーフ  100枚つづりで消費税込みで1020円。現在は値上げしているかもしれない。


ヒンジ  片面に糊が引いてあり切手の裏側につけリーフに貼り付ける。



私の使っているのはギボンスのヒンジで、1000枚入りで500円。以前は300円位だったが値上がりしました。昔はテニスンのヒンジというとても性能の良いヒンジがあったが現在は廃業して無くなってしまった。

先日作成したヒンジ張りのブータンの3D切手。ブータン旅行の際に入手したものでプラスチック製。ヒンジの接着力は強力で相当の重さに耐えられる。


つい趣味の思い出話で脱線してしまった。切手文化博物館の紹介に戻る。

有馬川に沿って道路を登っていくと。有名な 太閤の湯 がある。勿論入浴したことはあります。屋敷風の湯屋でした。


その脇道を少し下ったところに切手文化博物館がある。


入り口  表示板がなければ個人の大邸宅と見間違えるばかりである。


博物館外観

庭園

博物館 館の入り口には赤ポスト青ポストが並んでいる。

この建物は岩手県盛岡市にあった馬事文化資料館稱徳館」を有馬に移築したものである。

稱徳館」は、江戸時代に呉服・古着を扱っていた商家「糸治」中村家に付属していた土蔵2棟を移築して造られたもので、伝統ある建築を保存すると共に、馬事文化資料を保存する資料館として利用されていた。


屋根下白壁に逓信省の赤シンボルが鮮やか。 またなまこ壁の瓦には龍文切手のレリーフが使われている。

赤い郵便ポスト

入場料は大人500円、中高生200円である。高齢者割引はなし。

パンフ 表面


裏面

玄関を入ると横が事務室になっていて入館料を払う。その先がおみやげコーナーとなっていて、キーホルダーや切手などを販売している。私はこのユキヒョウの切手をあしらったキーホルダーを購入した。


最近は切手の発行数が多くて見知らぬ切手ばかりでこの切手もここで初めて見たのでした。

世界的な切手収集家である金井宏之(2012年没)氏のコレクションが基となっている。以前は財団法人郵趣文化センターが運営する博物館だったが、現在運営団体自体が切手文化博物館という名称になっている。

見学者は私1人でゆっくりと切手鑑賞をさせて頂いた。

館内の展示は3つの部分に分けられていて、

第一展示室: ペニー・ブラックや龍文切手、郵便史の資料が展示

 

第二展示室: 日本切手の時代別展示やトピック別展示

特別展示室: 新たな年号令和にちなむ皇室切手

となっている。

展示はリーフ上に大きな文字で印刷されておりとても読みやすい。
殆ど見たことのある切手ばかりでしたが、使用済みの切手が多用されているのには少し驚きました。価値から言うと美しい使用済みが最も高値という事かもしれない。

日本最初の切手 龍文切手4種


切手の画像紹介はこれだけにする。もっと珍しい切手類を紹介したかったが、館内は撮影禁止となっている。展示されている切手類の解説は博物館のホームページをご覧ください。

有馬切手文化博物館 


これでおしまい。

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