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2014年3月5日水曜日

STAP 細胞疑惑

気の重くなる記事が、雑誌 週刊現代 に載っている。



題字は、書き写すのも嫌なので省略するが、 nature の論文中の 
「画像使い回し」、「論文コピペ」 が指摘されている。 
さらには、 STAP 細胞 自体の存在が疑われている。

イギリスの科学誌 New Scientists (2月18日付)では、 
STAP 細胞が本当に存在するのか疑問を呈する記事が掲載されている。

 
学術雑誌ではない。日本でいえば、数理科学 のような科学雑誌。 該当号ではない。
STAP細胞の記事がこれです。
 

〈マウスの細胞をオレンジジュース程度の弱酸性の液体に浸すだけで、
体のどんな細胞にも成長できる万能細胞にすることができた〉

私のような素人にも 研究の 大ブレークスルー と思えたので、
賛辞する記事をこのブログに投稿した。 一大成果だろうと思って本当に嬉しかったのだ。


世界中で同じ(容易とされた)手法での実験、研究が始まり、研究は大発展すると思えた。
そうなっても、地道に研究を続けてほしいとブログでは書いた。

実験の再試はあちこちで試みられたが、どうやらそれほど容易ではなかったらしい。 
うまく行かなかったという報告は1件でているが、成功したという報告はまだでていない。

理研から、今だに何の返答もないというのは、再現が今だ出来ていないことの証左だろう。

“アンチ小保方勢力” の陰謀により これだけの騒動に発展した、 
との別の週刊誌の記事もあるが、 これは穿ちすぎだ。 

実際の実験状況がたとえ非常に困難だと判明しても、 
再現が成功して欲しいと切にねがう。 私だけの願いでないと思う。    


(追記) 3月6日の毎日新聞朝刊で、
「理研は STAP細胞の詳細な作成手順をホームページなどで公表した」 との記事が載った。
今後さらに詳細な解説も公表していくそうだ。 
外部からの再現報告を切に期待している。
 


 

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