以前、しまなみ海道サイクリングを実行した際、帰りに福山の鞆の浦を訪れた。 その訪問記 鞆の浦史蹟めぐり は長いので、鞆の津ミュージアムを見学した記事は、その中に埋もれてしまった。
と書いてある。 幾つかの作品を紹介しているが、それら老ゲイジュツカについてもう少し詳しい記事を書いてみたいと言いながら、放置してある。 おおかたの予想通り、書いた記事は殆ど見直さないので、書いたことすらきれいさっぱり忘れてしまっていたのである。
何故鞆の津ミュージアムを思い出したかというと、そのとき500円硬貨を支出してミュージアムのワンコイン館長になったのだが、それによりミュージアムからの通信を受けとることになった故である。
館長募集のチラシがこれです。 館長には、3種類あって
1)ワンコイン館長 [会費:500円]
2)ウルトラ館長 [会費:2,000円]
3)ウルトラハイパーマグナムアルティメット館長 [会費:5,000円]
となっている。 しがない退職した年金生活者でしかない私は、やむなく 1)を選択したのである。ビッグマグナム黒岩先生のように、3)を選びたかったが経済的にも地理的にも無理。
このような、館長受験申込書を書き、審査の結果晴れてワンコイン館長 No.0050 になれたのである。 館長証は、サヨリの絵のカードね。 有効期限は、1年。
それで、クロネコのメール便でこのような 【次回展】 第12回はじめまし展「まる・さんかく・しかく 」の案内パンフを送ってきてくれたのだ。
今回は、この展示会の紹介と宣伝をしたい。入館料は、無料なので期間中旅行者の方も是非お立ち寄りください。 と、またもやミュージアムの回し者である。
(後注:ワンコイン館長だから、それでいいのだ。)
第12回はじめまし展「まる・さんかく・しかく 」
本展では、福山六方学園に暮らし、通っておられるみなさんの日々の生活の中から生み出された「まるさんかくしかく」で多様な作品・創作物を展示します。本展が、その多様な表現のうらにある様々な価値観や生き方に光があたるきかっけになれば幸いです。
期間 : 2014年12月6日(土) ~ 12月21日(日)開館時間:10時 - 17時
休館日:月、火曜日
入館料:無料
主催:福山市文化芸術活性化事業実行委員会
鞆の津ミュージアム
これだけではあんまりなので、関連情報を気ままに書くことにする。
パンフのなかに、
「まる さんかく しかく」 とは、別の誰かではなく、まさしく私たちの事を歌った歌であり、
「この世にはいろんなひとがいて、
いろんなことをしながら生きている」
という私たちの多様な現実をシンプルに表現した言葉と言えるのではないでしょうか。
という文章がある。 この展示会のエッセンスを上手く表現した文章です。
この曲です。ただし、古いバージョン。
なんと、作詞作曲は、あのグルメ漫画の原作者かつエッセイストの久住昌之であった。
久住 昌之(くすみ まさゆき、1958年7月15日 - )
日本の漫画原作者、漫画家、エッセイスト、装丁家。泉晴紀とともに泉昌之(いずみ まさゆき)としてコンビを組んだり、久住卓也とともにQ.B.B.としてコンビを組んで、作品を発表した。漫画業の他にも、デザイン・音楽など幅広い活動を行う。
孤独のグルメ等々、この方の漫画は沢山読んできたのだ。その薀蓄話はまたの機会に(と書いて、どうせ忘れてしまうのである)。
福山六方学園で暮らして(および、通っておられる)みなさんの作品を見ていこう。2007年度の作品なので、今回の展示とは全く無関係とは思うが、雰囲気をお伝えできればと思う。
第10回はじめまし展 については、このページをご覧ください。
第10回はじめまし展 事件は現場で起きている!!
福祉施設の現場では、日々障がいのある人たちによる様々な行為が行われています。
一見すると「こだわり」や「問題行動」として片づけられがちな行為ですが、そこには障がいのある人たちとスタッフとの信頼関係の中から生まれた豊かな営みの姿があります。
福祉現場でのささやかな日常の行為の積み重ねを「アート」という視点で捉えたとき、日々の事象が肯定的に捉えなおされ、障がいのある人たちの存在意義の大きさを知ることが出来ます。
会場内に展示される様々な事象が、私たちの既存の感覚を刺激し、これまでの常識を揺さぶります。
是非お立ち寄りください。
今回はこれでおしまい。
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