朝の業務(母親との朝食)を終えてから、急遽岡山へドライブ旅行をすることになった。一昨日のことである。末の息子が、高速SAのスタンプラリーを始めており、そのスタンプを集めるためのドライブ旅行である。何でも集めるという性癖が、きっちり息子に遺伝しているらしい。勿論、悪い遺伝子である。不思議な事に、良い遺伝子というのは父親から息子には伝わらないらしい。
いつものメンバーで10時半ごろに自宅を出発する。ワイフ、私、末の息子の3人である。前日、もしスタンプラリーで遠出するならば、行ったことのない岡山の鷲羽山に行きたいと申し出ていたのだ。この日は、寒いし天気も良くないしで、やめようと言ってたのだが、息子が自宅に来てしまった。それで、置いていかれるのが嫌で、ぬれぞうきんの如くついて行くことになった。
と、いつもの無意味な状況説明をした後、岡山日帰り旅行記に入ろう。
車中で、なんだかんだと議論があり、結局ワイフの独断専行で備中松山城に行くことになった。 鷲羽山は、採択されたが後回し。
六甲北道路から、山陽自動車道にはいる。
約1時間位走って、龍野西SAに入る。 ここです。
まだ門松が飾られていた。 播州銘菓と言えば、しほみ饅頭である。製作総本家かん川です。このSAでは、垂れ幕などでえらく宣伝している。購入はせず。
私を除いて2人とも朝食なしだった(私はいつもコーヒー、おかき、果物が朝食)ので、昼食には少し早かったが、レストラン龍野で地元グルメを食することと相成る。
播州ソーメンといえば、揖保乃糸である。そして寒い時はその暖かいにゅうめんに限る、ということで私は播磨灘の鯛をしつらえた鯛にゅうめんを注文する。蝋細工の見本写真を示そう。
息子は、微妙に単価の高いあなごのひつまぶし。
ワイフは、姫路うまいもんめぐりを注文。ゆるきゃらかんべえくんのお人形はついてこない。
実物を美味しかった順に示す。
ベスト1は、 あなごのひつまぶし。アナゴは柔らかく蒸されている。ごはんとの相性はベスト。スタンダードだが、にゅうめんとわかめ、ねぎの取り合わせがベスト。
2位は、鯛にゅうめん。山椒の葉が薬味になっており淡泊で大変美味しいのだが、中に入っている鯛の切り身の塩焼きが、微妙に生っぽいのである。焼き具合が難しいのであろう。以前宇和島で鯛茶漬けを食べたときもそう思ったのを脈絡なく思い出した。お隣は、そうめんを使った春巻である。中のそうめんが柔らかすぎて、食感は私的にはいまいち。
3位は、 姫路うまいもんめぐり。これは、雑多料理で特徴に欠ける。
サバ味噌、姫路おでん、むしアナゴの酢の物、なすの煮びたし、
にゅうめんのお吸い物等。
まずくはないが、特に美味というわけではない。
このような勝手な品評をしながらも、全て完食。売店には、あの懐かしい、しろまるひめちゃんがいた。 健在のようです。 姫路のマスコットキャラ一覧
私は、にゅうめんだけでは物足りなかったので、プレミアムメロンパンを購入。カウンターには焼きたてと書いてあったが、寒いせいかヒエヒエであった。いつものように選択が悪かったのだ。頭が悪いせいともいえる。
つぎは、吉備SAである。ここには、門松はなし。お正月気分ではないのだ。
吉備といえば、黍団子、といえば ひとつ私にくださいな♫ のももたろう。当世イケメン風の桃太郎プラス3匹の家来像です。
ここには、こんな塔がたっている。登れそうもない。ただのモニュメントにしては、ダサイ。
(後注:はしごで登れるらしいが、一般人はだめ。)
地元名産品の桃太郎市は、まだ開店していなかった。
このSAには、香川県の名産案内石碑があった。このように香川県の名産品がモニュメント化されているのだ。面白いと思ったので、字が読めるように写真を巨大化する。
それで、そそくさと吉備SAを出発。ここから岡山自動車道にはいる。山道になり、景色は良い。
30分ほどひた走り、目的地周辺の高梁SAに到着。
つい、これでルートガイドを終了します と言いたくなる。
ナビの声が耳から離れぬ。
森のオアシス 高梁Sサービスエリアとかいてあるが、(オアシス=周辺には何もない) で、
こんな山と林だけの風景でありました。
このつぎの有漢で高速を降り、風の舞台、備中松山城、鷲羽山を観光してまわる訳だが、つづきは次回にまわす。
SA巡りとしては、鴻ノ池SAがあるのでこちらを最後に紹介する。(後注:鷲羽山を観光の前に立ち寄っている。)
ここです。
売店には、わたるくんがいるではないか。これまた、久しぶりである。 懐かしい。
こいつらは3人兄弟である。相変わらず頭に自動車帽をのっけている。
神戸のゆるキャラは人材難 II
全て、非売品である。念のため。
(後注:鷲羽山を見に行ったあと、もうひとつ立ち寄ったSAを忘れていた。同じ鴻ノ池SAだが、上りのSAです。 写真を追加する。 夕方になっていたので、LEDのイルミネーションが美しい。
こちらのイルミネーションは、点滅して幻想的であった。冬の無数の蛍という感じ。)
これで、岡山高速SA巡りの記事はおしまい。 次回の II 風の舞台 につづく。
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