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2015年2月25日水曜日

メメント・モリの絵画

メメント・モリとは、「死を憶(おも)え」であります。昔から言い古されている警句だが、人間はいつかは、死んでしまうということを忘れずに生きろ、という意味がこめられている。

メメント・モリは、西洋では芸術のテーマの1つになっており、その表象絵画では骸骨などが描かれている。 Wikipediaでは、このように解説されている。


ミヒャエル・ヴォルゲムート 『死の舞踏』1493年、版画
 
 
メメント・モリ(羅: memento mori

ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「死を記憶せよ」などと訳され、芸術作品のモチーフとして広く使われる。

日本的な俗っぽい解釈では、

明日は我が身、生きているうちは楽しまねば

であります。

古代ローマでは、「メメント・モリ」の趣旨は carpe diem今を楽しめ)ということで、「食べ、飲め、そして陽気になろう。我々は明日死ぬから」というアドバイスであった。

この言葉は、その後のキリスト教世界で違った意味を持つようになった。
つまり、死への思い

現世での楽しみ・贅沢・手柄が空虚でむなしいものであること

強調するものであり、来世に思いをはせる誘引となった。

中世のメメント・モリを隠喩的に表した西洋絵画は、この観点から描かれており骸骨の絵がしばしば現れる。それで、今回は悪趣味を承知で、メメント・モリの絵画をアップする。まあ、西洋の骸骨絵を見ていこうという事です。 

作者名は省略。有名画家も混じっているし、だまし絵風なのもある。










 





いづれは、我が身もであります。 今回は、これでおしまい。

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