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2015年2月4日水曜日

秋吉台と門司、下関の旅行記 V


旅行記の記事が不良債権のようになっていて、処理するのが面倒である。 記事を書くため写真を沢山撮ったのはいいが、それを編集してアップするのが嫌になってしまったのである。こんなお気楽記事を書く位なら、風邪を治して体調を整え、有意義(と思える)レビューの依頼を優先してやるべきと思ったのだ。 それで、まあ暫くはお勉強をしていましたが・・・・・。

報告書の1つは送ったので、ほっとして風邪でやめていたブログの記事書きを始めた。しかし、後藤健二さん殺害の新聞記事を読んで、つづきを書くのが嫌になってしまった所以は前回書いた。

それで、この秋吉台と門司、下関の旅行記は、止めてしまってもいいのだが、私の性格として中途半端で放り出すのは嫌なので、つづけることにしました。 

ゲットしたパンフや、最新の観光写真もあるので、少しくらいは記事として読んで頂く価値はあるかと考え直したからでもある。

ホテルルートイン門司港で朝食をおえてから、車で関門トンネルを通って


海峡ゆめタワーに向かう。 ここです。最長高153mである。 下から見上げると、ホント高い!


その前方にある国際貿易ビル。


 
 

駐車場にあった、夢タワーの概略図。 このような構成になっている。 テナントも沢山入っている。


営業開始時間の9時半まで、50分近くあったのでこのタワーの観光は後回しにした。

しかし時系列より記事のまとめを優先して、今回はこのタワー関係の記事を書くことにする。実際の観光は昼すぎでした。

入場料は大人600円であるが、ワイフと息子は海響館とのセット割引券を購入した。私は、65歳以上半額割引を利用したのである。老人ゆえ300円ですんだのだ。なんか毎回割引話ばっかり書いている。いかんなあ。

これがパンフ。

 
これによると、このタワーのキャッチコピーは、
 
関門海峡にきらめくランドマーク ”海峡ゆめタワー”

であります。写真でみると夜のライトアップがきれいみたいだね。


勿論、夜の景色は見ていません。この画像は検索して見つけたものです。(Naverまとめサイトから)

このタワーにも、専属ゆるキャラがいる。ゆめたんである。 海峡ゆめタワー 



早速こいつの経歴を調べてみた。 プロフィールはこうなっている。

明るく元気な性格で、ちょっと食いしん坊だけど、海峡ゆめタワーから見える関門海峡の景色下関の街が大好き!
たくさんお友達をつくって、たくさん美味しいものを食べるために、“ゆめたん”はタワーを離れて色んな街にお出かけするよ。


大阪府高槻市のイラストレーター高山都さんがデザインし、2月から名称を公募。国内外から628点の応募があった。採用作品と同じ読みの作品は52件あり、抽選の結果、下関市の公務員、峰藤真央さんが命名者に選ばれた。

という経緯である。 これが着ぐるみ。
高山都さんには怒られそうだが、貧乏臭くって、あまり人気のなさそうなキャラである。 暴言お許しください。 


タワーの入り口には、記念撮影のできる場所がしつえられてある。撮影したかったが、時間の関係で省略した。



分速120mのシースルーエレベータに乗って、28階まで一気に上る。
頂上は球形総ガラス張りになっており、下の3層が28,29,30階になっている。



パンフによると、

360度 SKY・VIEW

である。

28階の展望室は日本初の球形総ガラス張りであり、360度景色を眺められます。

とある。パンフによると、展望室から瀬戸内海、関門海峡、巌流島、九州の連山そして響灘(日本海)と360度の雄大なパノラマが望めると書いてある。

このような眺望です。街並みや港の風景が鳥瞰的に見てとれる。良いアングルと思える写真をアップする。



中央左に見えるのが巌流島です。次回紹介の予定。






空が霞んでいなければ、もっと鮮明な良い写真が撮れたんですがね。でも贅沢は言わんことにしよう。

パンフによると、つぎのようなことが記載されている。

日本全国数あるデートスポットの中から、海峡ゆめタワーが山口県では初となる「恋人の聖地」に選定されました。 「恋人の聖地」プロジェクトは、「恋人の聖地」100カ所の選定を目指しています。

勿論そんな事は知りませんでした。

タワー28階展望室には、お願いすると恋愛が成就するといわれる「縁結び神社」があり、

200710_02

実際に結ばれたカップルもいるそうです。 

これが「恋人の聖地」である証のハートマークである。



こちらは、2人の愛を誓うラブネットです。



これらには余りというか全く関心がなかったが、えっと思ったのは、その神社の横に大阪通天閣名物のビリケンさんが鎮座ましましていたのである。


それで、早速調べてみました。 ビリケンさんの紹介にその記事があった。 

その発祥には諸説ありますが、1908年、アメリカの女性芸術家 フローレンス・プリッツが「夢の中で見た神様」をモデルとし制作した作品が起源と言われています。
その後、シカゴの企業・ビリケンカンパニーが、ビリケン像などを制作、販売し、「幸福の神様」として全世界に知れ渡りました。


 こういう経緯があって、明治時代に大阪にやってきたのである。
 
1911( 明治44) 年、大阪の繊維会社・神田屋田村商店(現・田村駒)が商標登録を行い、1912 年、大阪・通天閣に併設された遊園地「ルナパーク」にビリケン堂が作られます。
以来、火災や戦禍を乗り越え、現在では三代目となるビリケン像が、通天閣から人々の生活を見守っています。
 
だから、原則通天閣でしかこいつには会えないはずである。
それで、なんでこいつがこの夢タワーに居るかと言うと(読売新聞の記事による)、こんな事情からである。
 
普段は大阪市の展望タワー・通天閣に展示されているが、運営会社の通天閣観光が毎年貸し出しており、8回目。1月31日までの展示。
 
同じタワー好みで、下関くんだりまで、こいつは出稼ぎに来ていたのである。これで疑問は一応解決。
 
下関はふくの町であり、至るところにふくの像がある。 これは、亀山八幡宮にある
 
世界一のふくの像
 
である。
 
山口県の広報によると、
 
昭和9年、関門ふく交友会の人々が境内表参道東側に「波のりふくの像」を建立しこのふくの像は下関の名物として親しまれ旅人の心をも和ませていました。
 しかし大東亜戦争末期、昭和19年金属供出により文字通り鉄砲玉となり台座のみが残りました。
 平成元年下関のふくを愛してやまない有志によりふく銅像再建推進委員会が結成され総経費2,000万円をかけて46年ぶりに再建されました。
とある。こんなのに、2000万円もかかる。景気の良かった時代だからこそ出来たんだね。
 
 
 
亀山八幡宮の鳥居はこれである。
 
 
この神社は、関門海峡鎮護の神社として崇敬を受けている。
 
 
 
さてつぎは、唐戸市場と地元グルメである。
 
 
唐戸市場のパンフ。
 
 
 
 
市場の説明がある。 ふくや鮮魚が店先のトロ箱に並べられてある。 広大な魚市場である。しかし、どちらかというと観光市場ですね。 
 
市場のホームページはこれ。 唐戸市場 このページに市場の様子が巨大写真で写っている。
 
寿司屋が多くて、一カン100円~300円くらいで、ハマチ、タイ、ヒラメ、ブリ始め殆どの種類の魚が食べられる。勿論、ウニやイクラもある。値段はいささか高めだね。我々も食しました。
 
 
 
ここではひっそりと市場内部の写真をアップする。買い物客は結構沢山いました。
 
 
 
セリの場所の中央に、やはり巨大ふくが居る。
 
 
市場でお刺身や寿司を買ってきて、テーブルで食べることができるようになっている。
 
 
正直な所を言うと、落ち着かぬので、地元グルメとは言えここで食べる気にはならなかった。
 
それで、別の食堂でふくを食べようということになった。 市場を出てカモンワーフを歩く。
そこには、このようなふくの彫像が多数出現。
 
 
途中、このようなザビエルの石像があった。
 
 
結局、カモンワーフの2階にある、関門食堂彩や に入った。
 
 
 
 
ふくづくしの定食と瓦焼きそばを注文。ともに下関特選グルメである。 てっさ、唐揚げ、天ぷら、お吸い物と一通りは揃っている。ふくづくしは勿論美味しいが、値段相当かどうかは分からぬ。観光料金体制のため、高めと私には思える。 淡路島3年トラフグの旨さには比べるべくもないと思う。
 
 
 
 
 
瓦そばは、これで2人前。薄切り牛肉と金糸卵が入っている。
豚肉のほうがアブラ身が多く、焼きそばには合うような気がする。
牛肉だからと言って美味くなるわけではない。
 
 
 
 
 
遅い昼食を終えて駐車場に戻る。
 
途中海沿いウッドデッキにあった、馬関名物「ふくのククロ競り」の像。
 

紙袋の中でセリをやってる訳です。秘密交渉ではないか。公正取引とは言えぬ。

新山口駅への帰途に寄った王子PAで写しました。今年の大河ドラマ「花燃ゆ」の主役文さんです。


 ここにも、ビリケンさんを発見。何と、36000円で販売中である。
 

作りものであるが、山口ご当地名物瓦そばの正統的なお姿はこれである。 我々は簡易バージョンを食べたような気がする。



 


これで Vはおしまい。 VI の巌流島編につづく。

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