このところ地元案内ばっかりやっているが、今回の記事もそうである。たびたび爺むさい事であるが、神社の紹介記事である。読んでくださる方にとっては余り面白くないだろうが、本人にとっては色んな発見があり結構面白いのである。
今回は御影の天神様とよばれている、網敷天満宮を紹介する。昨年の3月に一度紹介したことがある。住吉までの往復散歩
神社については、その後色々と勉強したので、もう一度詳しい記事を書きたいと思ったのである。写真も沢山写してきたのでね。
Wikipediaにも掲載されているが、書きかけ事項で殆ど内容はなし。
綱敷天満神社 | |
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所在地 | 兵庫県神戸市東灘区御影1丁目22-25 |
主祭神 | 菅原道真 |
綱敷天満神社(つなしきてんまんじんじゃ)
兵庫県神戸市東灘区にある神社(天満宮)である。
しかし、神奈備にもやや詳しい記事がある。綱敷天満神社 前回は、この記事をもとにして解説(受け売り)を行っている。今回は、神社ファンのホームページやタウンページなども利用して、解説(コピペ)をしております。
桜は散ったが、ツツジの咲く時期になりました。道路脇の九部咲きのツツジです。
石屋川沿いに石屋川公園が広がっている。その山手幹線側に綱敷天満神社がある。
その川沿いから写した本殿。なかなか立派な建物である。
川沿いに植えられていた、小手毬 (こでまり) 。 満開です。 春ですね。
スズランのような花ですが、春の花で調べても名前はわからない。画像検索でも同定できない。
以外と役に立たんなと思って、植物図鑑を引っ張り出した。おそらく、馬酔木(あせび)だろうと判断。それで、再び検索すると、どうも花の咲き方が違っている。ということで、名前は正確には判定できず。こんな事もありますね。まあ、きれいならばよろしい。
御祭神は、4神おられる
菅原道真大神(すがわらみちざねのおおかみ)
天神さんの祀り神ですね。言うまでもないが学問の神です。
別雷大神(わけいかづちのおおかみ)
黄泉の国で、伊邪那美の御身からお生まれになった神。雷さんの神ですね。
蒼稻魂大神(うかのみたまのおおかみ)
素戔嗚の命の子で、食物神であり稲の零神。
天穂日命(あめのほひのみこと)
天照大神と素戔嗚尊が誓約(うけい)をした際に生まれた五男神の第二子。
由緒は、つぎのように記されている。
社伝によると、「茨城国造であった天道根命が別雷神を祀るに始まり、天津彦根命に伝えられ、子孫代々これを鎮祭す。聖徳太子が四天王寺建立の時に、御影山より石を求められた時に、蒼稲魂神を合わせ祠る」とある。
『国造本紀』では、「茨城国造は天津彦根命孫筑紫刀祢」であり、「天道根命は紀伊国造」となっている。
天道根命と別雷神との関係や当地との関係は興味のある所だが、よく分からない所。
後堀川院の頃(1212~1234)、菅原道真公の九世の孫、菅原善輝公が太宰府の神官に任ぜられ、筑紫に赴く途中、道真公と由緒のある当地に社を建立し、綱敷天満宮と名付けて、別雷神と蒼稻魂神を合わせ祀った。
綱敷天満神社の入り口の石碑
鳥居 新しい鳥居で、震災前は、石造りの巨大鳥居があった。
これが、その鳥居の神額。
牛神 この神社には、都合3体の牛神の像がある。
手水舎
阪神淡路大震災の慰霊碑である。 母子像 「大地」 本池秀夫作
同じく 母子像 「珠」
常夜灯
この神社では、全国的にも珍しい神事として、一月八日に綱打神事(つなうちしんじ)が行われる。
これが、そのための鳥居。
社伝によると、
天道根命の旧記に基づき、後鳥羽院の御代文治二年(1186)より始められた神事とある。
小綱三十六本を十二本づつの三束にして練り合わせ大綱を作り、海中に沈めて清めた上で神前に奉納し、注連縄にこの大綱を巻くように張り渡し、八本の矢を突き刺し、多くの榊葉を束ねて下に吊し、御幣と麻の緒を付ける。
この注連柱全体が祓えの具であり、これをくぐり抜けると一年間無病息災で暮らせると伝えられる。
私もくぐりましたが、果たして一年間無病息災であるかどうか?
その説明板です。
白龍大神の祠 真新しい。
その手前にある力石。
2体目の神牛
こんな所に真民さんがいる。 念ずれば花ひらく 砥部の坂村真民
拝殿
狛犬
3体目の牛神 この石碑は、菅原道真公の千百年大祭の記念として設置された。
この境内には、大変モダンな十二支の石像がある。全部揃っている訳でないと思われる。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥 の順で見ていく。
ねずみ
うし
とら
うさぎ
たつ
へび
うま
ひつじ
さる にわとり いぬ いのしし は、見あたらなかったような気がするのだが・・・。
その狛犬
草壁稲荷社
その巻物を咥えたお狐さま
今回は、これでおしまい。
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