まづバルセロナの基礎情報をWikipediaから適宜引用する。
上:バルセロナ中心部のビジネス街 中左:サグラダ・ファミリアの夜景、中右:カンプ・ノウ 下左:三頭の竜の城 (Castell dels Tres Dracs)、 下中:パラウ・ナシオナル (Palau Nacional:カタルーニャ美術館の本拠) 下右:Wバルセロナ・ホテル | |
州 | カタルーニャ州 |
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県 | バルセロナ県 |
コマルカ | バルサルネス |
司法管轄区 | バルセローナ |
面積 | 101.4 km² |
標高 | 13m |
人口 | 1,602,386 人 (2014年) |
人口密度 | 15,802.62 人/km² |
住民呼称 | barceloní/-nina |
自治体首長 (2015年) | Ada Colau Ballano (バルサローナ・アン・クムー) |
守護聖人 | Virgen de la Merced |
バルセロナ(Barcelona)
スペイン・カタルーニャ州バルセロナ県のムニシピ(基礎自治体)。カタルーニャ州の州都であり、バルセロナ県の県都である。人口はマドリードに次いでスペインで第2位。
地中海沿岸に位置する港湾都市で、フランスとの国境であるピレネー山脈から160km南に位置する。行政市としては約160万人の人口である。2015年の都市圏人口は421万人であり、スペインではマドリードに次ぐ第2位、世界第83位である。 14世紀に建設された城塞を起源とする旧市街と、1859年の大拡張計画によって建設された碁盤の目のように正方形の街区が並ぶ新市街からなる。
2000年の歴史と豊かな文化遺産をもつ、人口160万の国際都市である。
1月3日
前回も書いたが、この旅行の目的はガウディ の建築物、特にサグラダ・ファミリア教会を見学することである。原則として、徒歩および地下鉄(メトロ)を使っての観光を行う予定であった。
朝7時ころに起きて、ホテルで朝食を済ませる。
部屋に戻り、出かける準備をする。その前にホテルの部屋から景色を写した。朝焼けがとても美しい。気に入っている写真の1枚です。
家族4人でメトロのグラシア通り駅まで歩き、2番線でサグラダ・ファミリア駅まで行く予定。
我々の泊まっているホテル サンモリッツ のある通り。
しばらく歩くとこのような立派な建物がある。塔の上の天子像や壁面の彫刻が見事です。
メトロのグラシア通り駅までは、徒歩で10分ほどであった。路線図を見るとメトロが市内を縦横に走っている。こんな具合です。
グラシア通り駅の地上看板。
その眼の前に特徴のある建物が2棟続いている。
こちらが、ガウディの設計した邸宅 カサ・バトリョ。見事な壁面装飾です。中に入ると、さらに吃驚する。後にその見学報告をする。
その隣の建物は、カサ・アマトリェールである。1898~1900年に建てられたチョコレート職人アントニ・アマトリェーの邸宅で、カダファルクの設計であるという。都会風なゴシック様式の建築物になっている。
建築家 ジョセぺ・プッチ・イ・カダファルクの肖像写真
ここで地下の駅に入る。メトロの1回券を自動販売機で購入するが、息子1人は、10回分の回数券を勝手に購入する。実際かなり割安になる。1回券は、2.15ユーロなのでチト高いが、10回分だと9,95ユーロである。残りの3人は何も知らず、1回券を3枚購入したのである。
グラシア通り駅から3駅目がサグラダ・ファミリア駅であった。
地上に出ると、目の前にサグラダ・ファミリア聖堂がある。大迫力である。
教会としては、荘厳ではなくむしろ奇怪な造形である。
日本でも非常に有名な建築物である。日本人の建築協力もある。Wikipediaでは、このように解説されている。
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サグラダ・ファミリア(2009年)
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英名 | Works of Antoni Gaudí | ||
仏名 | Les œuvres d’Antoni Gaudí | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1) (2) (4) | ||
登録年 | 1984 | ||
拡張年 | 2005 | ||
備考 | 2005年にサグラダ・ファミリアを含めたガウディの作品群として追加登録された。 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
サグラダ・ファミリア(カタルーニャ語: Sagrada Família)
日本語に訳すると聖家族贖罪教会(カタルーニャ語: Temple Expiatori de la Sagrada Família)という正式名称を持つ、スペインのバルセロナにあるカトリック教会のバシリカである。日本語では聖家族教会と呼ばれることも多い。
サグラダ・ファミリアは、カタロニア・モダニズム建築の最も良く知られた作品例であり、カタロニアの建築家アントニ・ガウディの未完作品である。バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っている。2004年の統計によれば、サグラダ・ファミリアはアルハンブラ宮殿やマドリッドのプラド美術館を抜いてスペインで最も観光客を集めたモニュメントとなり、2008年には270万人を集めた。生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなどであるが、これらは2005年にユネスコの世界遺産に登録された。
これが入場チケット。日本から予約購入した。人数制限のため、入場時間制限がある。我々の場合は9時半から9時45分までの入場であった。一人19.5ユーロで、塔にエレベーターで登ぼることもできる。
正面に見えるのが、生誕のファサード(の上部)である。
サグラダ・ファミリア聖堂には、3つのファサードがある。
因みに、ファサードとは、建物の正面部分をいう。ブリタニカ国際大百科事典によると、この様に説明されている。
ファサード
façade
中央身廊の外壁(生誕のファサードの隣にある壁の部分)
生誕のファサードは、イエスの誕生の喜びを表したものとされる。 精緻な彫刻がなされていて、イエスの幼少年期の出来事が表現されている。
端正な彫刻の周りをガウディの特徴的な装飾が取り巻いている。その彫刻群を様々な角度から写してみた。
マリアとヨセフの婚姻
全体像
左下側にあるのが、エジプトへの逃避。
受胎告知
嬰児虐待
幼子イエス
天使の合唱隊
教会への入り口。 右下側が羊飼いの礼拝。
少年イエス
東方三博士の礼拝
サグラダ・ファミリア聖堂の紹介途中であるが、今回はこれでおしまい。
久しぶりに記事を書いたので疲れた。 IIIにつづく。
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