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2017年8月29日火曜日

橿原市昆虫館

夏バテでブログを書く元気がでなかったので、しばらくお休みしていた。年を取ると疲労の回復が遅い。この暑さの中を買い出しに出かけると、腰痛もあってへとへとになってしまう。また一昨日久しぶりに肉体労働をしたので、筋肉疲労と軽い関節炎が起り、さらに身体中の骨がゴチゴチで手足を動かす度に痛みが走る。昨日病院に行ってきたが、内科的には大して問題はない。人によるのだろうが、私の場合は内臓を支える筋肉骨格のほうが脆弱に生まれついていて、老化が早いようだ。これは母方の遺伝だから仕方のないことである。精々フィトネスに励んで身体を鍛え老化を遅らさねばならないが、足を怪我してしばらく休んでいる。気力も減退してヘタレの状態にいる。これではいかんのでフィトネスも再開して活動的になるぞと決心したのだが、今だ元気は出ずいつの事になるのやら・・・。
と、相変わらず意味のない愚痴言い訳を書いてから記事を始める。

今回は橿原市昆虫館の紹介である。19日に奈良にいる長男とJR王寺駅で待ち合わせて、孫二人と我々夫婦とで出かけた。息子が孫たちに会う機会を作ってくれた。有難いことである。

下の孫は急速に言葉を使い始める時期に来たらしく、ちょうちょ、ぞうさん、とかしきりに発声し、発音はいささか不明だがかえるの歌も自己流に歌っている。可愛いい盛りです。

息子の車で王寺駅から橿原市に向かった。昆虫館は田圃の中にある田舎の博物館という感じであった。周辺の雰囲気はなかなか結構でした。上の孫はコンビニのおにぎりが大好きで、途中で買ってあげるとパクパク2つも食べて上機嫌であった。

とても人気のある昆虫館らしく、昆虫の標本だけでなく化石の標本や放蝶温室、甲虫の生態展示コーナーなどもある。「見て、聞いて、触って、感じる昆虫館」と言うコンセプトのもとで改修された新しいタイプの昆虫館だという。

橿原市昆虫館  左下の男性は息子ではない。ワイフと孫の後姿は写っているが、(家庭内)個人情報の保護には違反していない。


入り口 ようこそ昆虫館へ

入場料はこうなっている。小人は4才以上で、下の孫は無料であった。くどいけれど高齢者割引はない。

大人510円450円350円
学生410円360円280円
小人100円90円70円

ここで昆虫館の基礎データをWikipediaから引用する。

橿原市昆虫館

Japanese Map symbol (Museum) w.svg 橿原市昆虫館
Kashihara City Museum of Insects
Kashihara-City Insectarium.JPG
施設情報
正式名称橿原市昆虫館
専門分野昆虫
収蔵作品数標本1,000点以上
来館者数66,244人 (2003年度)
事業主体橿原市
管理運営橿原市教育委員会 (2002年-)
建物設計日建設計
延床面積2,883.84m2 (敷地面積46,000m2
開館1989年10月10日
所在地634-0024奈良県橿原市南山町624番地
位置北緯34度29分29秒 東経135度49分37秒
/ 北緯34.49139度 東経135.82694度 / 34.49139; 135.82694
公式サイト橿原市昆虫館

橿原市昆虫館(かしはらしこんちゅうかん)

奈良県橿原市の香久山公園に位置する自然博物館である。
昆虫標本および化石標本を1,000点以上展示している。また、放蝶温室では、南西諸島周辺に分布するチョウ、約10種、500頭が飛び交う姿を周年観察できる。

1989年に開館され、改修を経て2010年にリニューアル開館した。

ホームページはこれである。

                       https://www.city.kashihara.nara.jp/insect/

パンフ

昆虫ワールドの見学順路



充実した昆虫館で見どころ一杯でした。下の孫はちょうちょに大喜びで興奮気味でした。その写真を修整なしでお見せできないのは残念です。

それでは見学を始める。

展示室入口のオオクワガタ(巨大模型)


本館の構造は下図のようになっている。

パンフの順路で説明をする。

生き物タイムトンネル このトンネルをくぐると昆虫大爆発を経験できる。



標本展示室1

壁面には本物の化石を地層の中に年代別に埋め込んでいる。

昆虫大爆発
正面壁面には、地球を覆いつくす昆虫の多さを標本や模型、グラフィックパネルや音響で表現しています。

グラフィックパネル  恐竜が首を出している。


地球は虫の惑星で、数百万種以上いると推定されている。


化石の標本 左からカブトガニ、アンモナイト(の1種)、キバチ


カニ、バッタ、カゲロウ、コウロギ、ガ など。アンモナイトを除いて現在も生息している。

標本展示室2

自然と昆虫」・「人と昆虫」をテーマ、「昆虫と体くらべ」や、「昆虫の体の中」、「昆虫の形」、「虫のコミュニケーション」、「身を守る昆虫」などの展示がある。


この展示室では、孫達はアトラクションをしたりクワガタや蝶の標本を見て大喜びでした。

車輪を回すとカマキリの腕が上下する。


お父さんにちょうちょ、ちょうちょと盛んに訴える下の孫。


お気に入りのちょうちょ アオメガネトリバネアゲハ 

クワガタの標本に夢中の上の孫


特に気に入ったのがこのコーカサスオオカブト。


ゴライアスオオツノハナムグリ


ちょうちょ、ちょうちょと連発し、かえるの歌まで歌い出した下の孫。上機嫌である。


カブトムシにもちょうちょと呼んでいる。

スキップして蝶の標本に覗き込む。

お兄ちゃんのほうは真剣に展示を見て隠れ昆虫を探している。


どうも孫の写真ばかりになるので、以下孫の写っている写真はオミットする。

モルフォ蝶の展示


ヘラクレスオオカブトの飛翔の様子


森の中に隠れている生き物を探そうコーナー。 木の上にフクロウがいました。


カメラを操作して水中のゲンゴロウなどを観察するコーナー。



ここには、夢の昆虫ロボット~サイボーグ昆虫の展示がある。

昆虫が操縦するロボット

詳しくは、橿原市昆虫館のホームページをご覧ください。

カブトムシの卵から幼生、成虫までをボトル内で展示している。


放蝶温室

1~2階を貫いたガラス張りの放蝶温室には、亜熱帯の植物が咲き乱れ、季節によって放している蝶の種類や数は変わりますが、1年を通じて温室内を蜜を求めて乱舞する蝶の姿を目の当たりに観察することができる。

外観

内部

巨大ランの花 名称は不明。 

亜熱帯の植物が通路側に植えられている。中央部に小高い丘が設けられている。

 ランの数々

そして温室内を舞う様々な蝶。


温室を抜けて屋上テラスに出る。

屋上テラス  蝶の飼育中らしくネットが被されている。


本館二階展示室

ここで色んなイベントが行われる。この日はカブトムシの生態観察があり、孫はカブトムシを手のひらに乗せて貰って大喜びでした。


標本展示室3での展示の一部

オオサソリのレプリカ


アンモナイトのレプリカ、ノウサギ、テンの剥製。


展示室の一角が図書コーナーになっていて、下の孫はワイフに絵本を読んでもらってご機嫌さんでした。
昆虫館情報システムというのもあり、画面のタッチパネルで、山の昆虫、水辺の昆虫、街の昆虫などを検索することができる。上の孫もやっていました。残念だがそれら写真は省略する。

そして階段を降りるとロビーに出る。


ここが入口かつ出口である。そして昆虫館を後にしたのであった。

孫達は昆虫館で充分楽しんだようであったが、爺さん婆さんはいささか草臥れたのであった。これでおしまい。


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