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2018年5月17日木曜日

ナポリ旅行記 L ナポリ歴史地区 (9)

今回はウンベルト一世のガレッリアの紹介である。これは一体何かというと1890年に完成したガレリアアーケード)の事である。ガイドブックには次のように説明されている。

ウンベルト1世のガッレリア
は、1884年のコレラ流行の後、荒廃した街の美化を目的として、1887年~1890年にかけて造られた。ミラノの「ヴィットリオ・エマニュエーレ2世のガレリア」を模して建設された。

ヴィットリオ・エマニュエーレ2世のガレリア

忘れてしまったが30年も前にミラノに行ったことがありその時に見たような気がする。気がするだけかもしれぬ・・・。

十字に交わった中央部の天井は、鉄とガラスで造られた、高さ58メートルのドームになっている。床には12星座の装飾がある。まるでガレリア自体が美しい芸術品のようです。中にはショップやカフェが並び、華やかな雰囲気です。お土産探しやカフェでの一休みにおススメのスポットです。

このガレリア現在改修中である。 
入口表示板  Galleria Umberto 1887-90


ガラス天井

ドーム内部はこのようにカフェが立ち並ぶ。マクドなどもあるのだ。


地面は大理石の化粧板敷きである。


中央ドーム下   正面アーケードから王宮方面に出る。


高さ58mのドーム  ガラスを通して天空から光りが射すというのが良いのですね。


中央でアーケードは十字に交わっている。その残り三方向を撮影する。全て修復中でした。


こちらのアーケード右側は修復完了している。左側は未完了。


アーケード奥が修復中

中央ドーム下の床には12星座のモザイク画が描かれている。

12星座の中央にある東西南北の方向を指示するモザイク



その周りの12星座の一部。

牡牛座


乙女座

射手座

魚座

という具合である。

壁面のレリーフ  神の祝福を表現しているらしい。


今回はこれでおしまい。

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