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2016年3月19日土曜日

バルセロナ旅行記 XV

グエル公園ラ・ナトゥーラ広場を出たところにブガデラ(洗濯女)の回廊がある。斜めに支えられた柱の並ぶ回廊である。回廊は奥の所で折れ曲がっている。


回廊の名の由来は、 柱の1つにこのような洗濯女の立像があるためである。


支柱は2本で出来ており樹木のようなイメージである。手の加えられていない石を組み合わせて作られている。石の連なりで蔦がからみつくような造形も見せている。


回廊の外観

 
 
 
回廊の壁には、このように湾曲して自然石が積み重ねてある。その回廊内の私。
 

くの字型の回廊の末端部分から回廊の湾曲が始まり、その上部の通路を捩じりん坊のような柱が支えている。


その柱部分
 
湾曲部分の回廊
 
 
 
その湾曲回廊の外観  石のすだれと言って良いかもしれぬ。


この回廊の下もまた回廊である。 2層の構造になっている。 またもや爺さんの出現。

 
そして坂道を巻くように下っていく。
 

 



そしてエントランス部分に到着する。

かってのグエルの家で、1930年初頭第二共和国時代に小学校となった。現在も市立学校として使用されている。


カルバリの丘
 
 
 
ここから公園正門にある管理小屋に戻る。この建物はグエル公園に関するミニ博物館になっている。


その内部を見ていこう。 1階部分


2階部分には、色んなグエル公園ガウディ関連の展示がなされている。



 
1916年のラ・ナトゥーラ広場でのお祭りの様子。
 
 

出窓部分にも1950年代のグエル公園のパネルが掲示されている。


2階から見たモニュメント階段と市場の全景


屋上からの眺め



お隣の守衛小屋の尖塔
 
2階中央出窓よりの眺め
 
 
トレンカディス方式と規則的なタイルを用いた装飾


守衛小屋の入り口

中は土産物店になっている。
 
 
 
観光客の増えてきたグエル公園のエントランス部分の写真を再度アップする。半数位は東洋人の観光客である。


市場の屋根部分、つまり広場のへりの部分。


柱のホール


最後に私の好みなのだが、奇怪な形状の高架橋の写真をアップする。


グエル公園編はこれでおしまい。 実は同じグエル公園内にあったのだが、次回の XVI ではガウディの家博物館を紹介する。

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